「っふぅぅ……ッ!」
大の字に縛られた四肢をビクンと震わせて美香の身体が絶頂へと達し、その反動でベッドがガタッと揺れた。
「また言わなかったね。お姉ちゃん」
くすくすと天使のように笑うと、タクミは美香の胎内からゆっくりと指を抜いた。
見せつけるように、びっしょりと愛液を滴らせた右手を二、三度振る。
学校帰りのままのセーラー服に、愛液が飛び散った。

美香が弟のタクミに犯されたのは、つい昨晩のことだ。
ずっと可愛がっていた弟に、まさか無理やり処女を散らされるなんて。
いくら子供だからって絶対に許せない、と頬を張り飛ばして言い捨てた。
だが、この愛くるしい少年から「お姉ちゃんが好きで我慢できなかった」言われて、悲しい気持ちだけでなく、少しだけ嬉しい気持ちも感じたのだ。

だから、許そうと思っていた。
水に流そうと決めて学校から帰ってきたら、いきなり弟に縛り上げられたのだった。

「はぁ、はぁ……ね、ほどいて……? 私、逃げないから……。
こんなの……もうやだよぉ、タクミ……」
美香が、鼻にかかった甘い声で嘆願する。
縛られて既に2時間、女になったばかりの膣内を指でねちねちと責められ続けて、もう何度絶頂に達したか分からない。
もはや弟に犯されること自体はどうでも良くなっていた。
自分を好きだと言うタクミがどうしてもと言うなら、抱かれるくらい構わないと思う。

しかし、タクミはずっと服を着たままだ。抱こうとする気配すら見せない。
愛液にまみれた指をちろっと舌で舐め上げると、ニコニコと微笑みながらこう言った。
「イク時はちゃんとイクって言うんだよ。ほら、試しに言ってみて」
「……」
拗ねるように横を向いた美香の頬に、タクミが軽くキスをして耳元で囁く。
「お姉ちゃん、大好きだよ……。だから、ね……?」

美香はその言葉にぎゅっと目を瞑ると、小さく口を開いて呟いた。
「……いく」
「もう一回」
言いながら、膣内に指を差し込まれる。

「んっ! ……いく」
「もっと続けて」
散々に刺激されて腫れたように膨らんでいるGスポットを、
二本の指で前後にやんわりと前後に擦られる。

「いく……、はっ、いく……、んぅっ、いく……」
次第に早くなっていく指の動きに合わせて、新たに染み出してきた愛液がじゅぽっ、じゅぽっと掻き出されていく。
美香はうわごとのように同じ言葉を繰り返しながら、無理やり高められていく性感に荒くなる息を抑えることができない。

「うっあっ、いく、あっ、くぅんっ、いく……っ。
 やあっダメ、イクっ! も……っ! ホントに! やっ! とめっ!
 イク! もう……っ! イク! イクイクっ! イクからっ!
 あ~~~~ッ! イクイクいくいくいく……! ッくぅぅぅぅぅぅぅ!」

背を大きく仰け反らせて、美香が絶頂の頂きへと達した。
きゅっと締め付ける柔肉を掻き分けて、タクミの指の動きは止まるどころかさらに力強く性感の膨らみを擦りあげた。

「いっ、は、ひ……っ! あっ、あぁっ、イった! イったの!
 やあっ、あっあぁぁぁ~~ッ! タクミ、イってるからあッ!
 ひぐっ、あっ、イってるのにぃ! やめ、イってる……の、にぃっ……!」
「お姉ちゃんのイってる顔、可愛いな」

ビクッ、ビクッと小刻みに、断続的な痙攣を起こすたびに、何かにすがるような美香の手がギュッとシーツを掴む。
力を入れすぎて白くなったその手をタクミの左手がそっと握ると、強く握り返して美香は叫んだ。

「ああぁぁぁ~~~~~! ああぁぁぁ~~~~~ッ!
 止まらない! 止まらないよぉ! まだイク! あっ、イク!
 うっんんぅぅぅぅぅ……! イク! ひぃ……イグッ!
 もうやめ……あっくイグ! んっぎぃぃぃいいいぐぅぅぅぅぅ!」

背骨が折れるのではないかと言うくらい後方に仰け反って、
その体勢のまま美香は止まった。
突き出したままの股間の中心から、ちょろ……と淡い金色の液体が漏れ出してくる。
タクミが用意しておいたバスタオルを素早く敷くと、やがて勢いを増した液体はその上へと流れて染み込み始めた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
溺れたように息つぎをしながら、美香の視線が下方へ行ったり来たりを繰り返す。
何度か股間に力を入れようと踏ん張ったが、ちょろちょろとした流れ止めることができずに、結局恥ずかしそうに顔を背けた。
そんな姉をタクミは見惚れたような表情で眺めると、汗と小水と愛液にまみれた股間をもう一枚のタオルで丁寧にぬぐった。

「お姉ちゃん、ごめんね。疲れた……?」
「はぁっ……はぁっ……」
まだ息の整わない美香が、苦しげに喘ぎながらもコクコクと頷いた。

「じゃあ、夕食持ってくるね。
 お姉ちゃんは動かなくていいよ、僕が食べさせてあげる。
 食べた後、また続きしようね」

弟の言葉に、美香は呆然としたまま反応できない。
そんな美香の頬に軽くキスすると、タクミは立ち上がった。

明日また学校が始まるまで、まだ12時間以上もある。
次の責めではどんな風に乱れる姉が見れるのかと考えて、
タクミの小さな胸は高まるばかりだった。

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最終更新:2013年01月01日 02:20