今日の一時間目は自習だった。
といっても現国担当の山田教諭がいなかったわけではない。
授業を行える状態ではなかったのだ。
必然的に自習、ということにはなったが、まじめに現国の教科書を開いている生徒は誰もいなかった。


山田佐枝子は数年前に大学を卒業し教師になったばかりの女性だ。
高校時代に親友がいじめを苦に自殺をした経験から、自らが教師となり、そのようなことを二度と起こさないようにしようと、進路を教育学部にきめた。
親友を失った悲しみに暮れる佐枝子に、慰めと目標を示してくれたのは同じ映研の先輩だった。いつしか恋愛感情が二人の間に芽生えたが、その後、先輩の卒業と共に別れてしまった。
既に人生の目標の決まっていた佐枝子は勉学に励み、国立大学進学に成功。大学に入って1人の男と付き合うが相手の浮気が原因ですぐに別れることになった。
彼氏と別れた佐枝子は、残りの大学生活を教師になるという目標のために費やし、見事に教員免許を取得し自らの目標を達成、この学校に赴任してきたのだ。


 山田佐枝子は実用性を意識し、タイトスカートではなく動きやすいスラックスを選ぶような女性であったが、今、佐枝子の置かれている現状にはあまり関係なかった。
なぜならば、どちらを履いていようと教室に入った時点で脱がされてしまっているので関係ないし、スラックスは無造作に教卓の下に捨てられて、持ち主の汁まみれになっていたからだ。
「ああ……またイクぅ……あっ、あああっ!!」
教卓の上に仰向けに寝かされ、股を大きく開いたはしたない格好で、身体を震わせながら場違いな嬌声をあげ、何度目かの絶頂を迎える佐枝子。
始業のチャイムがなる前までは理知的な光を浮かべていた瞳は快楽で澱み、引き締まった口元もだらしなく開き、涎が漏れていた。
上半身は女性用のスーツを着たままで、下半身だけを露出した状態で犯され続けた佐枝子は、既に数えられないほどの快楽の波に飲み込まれ、意識はおぼろだった。
身体の感覚は溶け去り、ただただ送られてくる強烈な快楽に脳を焼かれ、身体を反応させることしか今の佐枝子にはできなかった。
教師である自分が生徒に、しかも授業中の教室で犯され達するという行為の異常性がより佐枝子の快楽を強くし、自らが掲げた崇高な目的すらも背徳感となり、背筋を昇る快楽の引き金でしかなくなっていた。

佐枝子が焦点の合わない眼をあらぬほうへ向け、気絶すると、佐枝子を犯していた生徒———ハルオは佐枝子の恥部から肉棒を引き抜き、佐枝子との行為中も離さず操作していた携帯電話をいじる。

「あんっ!」
「あっ、あっ」
「まだいやぁ」
「きちゃうっ、きちゃうのぉ」
教室中から嬌声が上がる。クラスの女生徒の秘所につけられたローターが、携帯電話から送られた電波に忠実に従い、より激しく動き出したからだ。
ローターを付けられた女生徒達は突然訪れた強い刺激に必死に耐える。だが、担任教諭の淫らな交わりを見せ付けられ興奮した女生徒の何人かは達してしまったようだった。
佐和子の痴態を一番前の席で見ていた明日香も、すでに我慢の限界だった。敏感な突起をローターで刺激されながら、眼と鼻の先で最高の快楽を享受する担任を見せられる。
そんな生殺し状態が続いた挙句に今までとは比べ物にならない刺激が加わったのだ。
しかも裸のハルオが目の前にいる。お嬢様育ちで性に疎く、自慰すらしたことのなかった明日香を何度も気絶させ、身体に快楽を刻み込んだハルオが。
教壇からおりて、椅子に座っている明日香の、上気した顔に湯気をだしているそれをちかづけてくるハルオ。すでに快楽に酔いかけた顔だったが、ハルオの意図を理解する明日香。
きれいにすればご褒美をくれる。
ゆっくりと口を開き、舌を出して肉棒に近づける。
あまりの熱さに少し驚きながらも、砂糖菓子でも舐めるかのように上品で丁寧に嘗め回す明日香。
肉棒を上から下へと佐和子の愛液を涎と舌を使って落とし、陰嚢に差し掛かったとき、ハルオが再び携帯を操作した。


「あっ、……ハルオさんっ!、あっ、あっ!、だめですっ!ああっ、キちゃうぅぅ!」

再びローターが強く動き出す。ただ動くだけだったら明日香は我慢できた。だが、ハルオの肉棒を舐めながらも快楽を与え続けられていた明日香には無理だった。
我慢していた分、より大きくなった快楽を受け、可愛い声をだしながら身体を数度震わせ、机に突っ伏した明日香。もはや聞こえるのは荒い息遣いだけだった。

明日香の痴態を見守ったハルオは、女生徒に服を脱ぐように指示し、明日香のすぐ後ろに座っていた恵美を立ち上がらせ、抱き上げる。

「あんっ、ハルオくん……」

持ち上げられた恵美は嬉しそうに鳴く。学校でも指折りの美少女だったため、恵美はクラスで一番最初にハルオの毒牙にかかった。そのため、処女を散らされ初の絶頂に導かれた日から、最も多い回数身体を重ねてきた。
開発されきったその身体は、ハルオの肉棒を見るだけで心地よい痺れを感じるほど快楽に貪欲になっていた。

「ハルオくん……好きぃ……あっ、あっ、あっ、んあぁぁぁ!!!」

恵美の身体が落とされ、そのまま挿入される。既にびっしょり濡れていた秘所はスムーズにそれを受け入れ、最奥まで一気に送り込まれる。
普通の状態の恵美なら絶対に嫌がる、脚を左右に開いた、結合部のはっきり見える挿入。
恵美が今までかたくなに拒否していた体位だったが、今の恵美にはそんなことは関係なかった。
我慢の限界に達していた恵美は、少しでも早く、少しでも長くハルオの肉棒を感じたかったのだ。
だが、肉棒の凹凸が膣内を擦りながら昇っていく感覚に、クラス一の美少女は耐え切れなかった。小刻みに喘ぎ声をだしながら、亀頭が膣奥にたどり着いた瞬間接合部から大量の愛液を放出しながら絶頂を迎えた。

「……あっっ……あああぁぁぁぁ!」

口を半開きにして、呆けた顔でか細い声をだす恵美。余りにも強い絶頂感に意識が飛び、震える身体から力が抜ける。
ハルオは恵美の身体から肉棒を抜き、次の女生徒に覆いかぶさる。

「あっ、うれしい……、あっ、あっ!」


制服を脱いでいる途中でハルオに腕を掴まれた陽子は、足にスカートが引っかかったままの姿で、机に手を置き、後背位で挿入される。
水色の下着をずらして、すでにびっしょり濡れた準備万端な秘所へと進入する異物の感覚に、小刻みに歓喜の声をだす陽子。
同性と比べても小柄な身体が、巨大な肉棒を全て受け入れ、悦びに震える。

「あぁ…ハルオっち……すごいぃ、奥までズンズンくるよぉっ、んっ」

まったく辛さを感じさせない声で、ハルオの肉棒の感覚に酔う。クラスメートと比べて未発達な身体の陽子だったが、数度の調教の結果、女の部分は既にハルオに合った快楽発生器官となっていた。
ピストン運動を開始したハルオにあわせ、普段の舌足らずなしゃべり方とはまるで違う、艶のある声で鳴く陽子。
ハルオは小さな腰に両手を当て、本格的に腰を動かす。より強く、膣奥をえぐるように押し込み、抜けるか否か、というところまで一気に戻す。
膣壁の肉襞を巻き込みながらの激しいピストン運動で、陽子の体重をささえる両手が置かれた机が、正面へとずれる。そのたびにひときわ甲高い声で悦びを表現する陽子。

「あっ、あっ、だめえぇ……は、激しすぎだよぉ……これじゃあすぐイちゃううっ、ああああっ!」

陽子の膝が震えて力が抜け、バランスが崩れる。だがハルオが両手で腰をしっかり押さえているので、そんなこととは関係なくピストン運動が続く。
だが一分も経たないうちに陽子に限界が訪れ、机に倒れてしまった。気をやる寸前に今までにない力で膣壁がハルオを締め付けたが、それではハルオに射精させることはできなかった。

ハルオはまだこの時間一回も射精していない。
3人の膣に挿入し、ローターと自らの手で4人以上をイカセたハルオだったが、腹に付くほど強烈な勃起をしている肉棒は、未だに精を放っていない。

なぜか。

それは既に今日、最も濃い精液を誰に発射するかきめていたからだった。だがその前には、すでにハルオの虜になっているクラスの女達を全員犯す必要があるとも考えていた。
だからローターを使い、手間を省いた。それだけで満足する者はいないだろうが、時間の短縮にはなる。


ハルオが陽子を犯している間に、まだ達していない女生徒のほとんどが服を脱ぎおわっていた。

後は順に犯すだけだ。

いまだ制服姿の、最後の1人を除いて。

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最終更新:2013年12月07日 19:22