国語汎用課題 音読


[掲載日時]2010.03.21
[出典]西川純『学び合いの手引書』p132
[記載者]いのっち
[西川純先生の手引書]10.02.10バージョン
ネットブック
[音読課題]
「やっている自分たちも、聞いているともだちにも楽しいと思える音読をしよう
[引用]
今日国語の時間に班ごとに音読の練習をやりました。目標は「やっている自分たちも、聞いているともだちにも楽しいと思える音読をしよう」でした。4月から、朝の会に「あさのおんどく」の時間を設けたり、国語でいろいろな音読の仕方を練習したりして、力をつけてきたつもりでした。でもまだ1年生の1学期だから大した音読にはならないだろうな・・と考えていました。でも今日は感動しました。それは、『学び合い』によって、想像もつかなかった音読を子どもたちは始めたからです。
物語文の音読でしたが、私から考えると
1行ごとに交代して読む。
「。」ごとに交代して読む。
台詞(「」)を役割を決めて読む。
ぐらいを想像していました。練習を初めて10分間何もアイディアが浮かばず悩みに悩んでいる班がありました。「どうしたの、分からなかったら他の班のを聞いてみれば」と投げかけました。立ち歩きをする4人(バラバラでした)。しかし、数分後にはどの班ともちがうオリジナリティーの読み方を考え出しました。2人→1人の繰り返しで2人で読むペアもどんどん変わっていきます。見ている自分は鳥肌が立っていました。
「すごい。感動しました。」と思わず私が言うと、立ち歩きがまたぞろぞろ・・・
各班とも、オリジナリティーな音読に挑戦し始めました。
文脈を無視して(しかし絶妙の)2行交代読み。
1人→2人→3人→4人→2人→3人・・・・とどんどん人数を変えて読む。
教職12年間でこんなに様々な音読が生まれてきたのは初めてです。何より子どもたちが楽しそうでした。今までいかに型にはめて学習を進めて自己満足をしてきたか反省しました。明日、発表会をやります。また感動できたらいいなあ。


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最終更新:2010年03月27日 23:44