作品2

作品2 (文芸二次創作部門)

<トロピカルの大淫婦>


さて、名無しの住人の一人が来て、わたしに語りかけた。
 
「ここへ来なさい。多くのスレを葬った大淫婦に対する裁きを見せよう。
 自演の王は、この女とみだらなことをし、トロピカルに住む人々は、
 この女のみだらな行いのぶどう酒に酔ってしまった。」  
 
そして、この住人はdat落にアクセスできないわたしを過去ログサイトに連れて行った。
 
わたしは、邪な獣にまたがっている一人の女を見た。
この獣は、全身至るところ住人を罵倒する数々の名で覆われており、
三つの回線と十のトリップと●があった。
 
女は水色の水着を着て、肌を多くあらわにし、忌まわしいものや、
自分のみだらな妄想で満ちた書物や卑猥な画像を手に持っていた。
 
その額には、秘められた意味の名が記されていたが、それは、
「自己を愛するもの、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母」という名である。
わたしは、自演王が追求者の脱落と、スレが潰れていく様に酔いしれているのを見た。
自演の有様を見て、わたしは大いに驚いた。
 
すると、住人がわたしにこう言った。
 
「自演王たちは身のほど知らずにも名無し(住人)に歯向かうけれども、もちろん滅びる。」
「正しき民よ、彼女から離れよ。彼女の災いに巻き込まれないようにせよ。」 ヌルじいは引退した。
 
その後、大淫婦の晒される姿を見て、狎れ合いに親しんだ者たちは嘆き悲しんだ。

  黙示録 第17-第20章 概略

【参考】

ヨハネの黙示録 第17章

17章1節
さて、七つの鉢を持つ七人の天使の一人が来て、わたしに語りかけた。「ここへ来なさい。
多くの水の上に座っている大淫婦に対する裁きを見せよう。

17章2節
地上の王たちは、この女とみだらなことをし、地上に住む人々は、この女のみだらな行いのぶどう酒に酔ってしまった。」

17章3節
そして、この天使は“霊”に満たされたわたしを荒れ野に連れて行った。
わたしは、赤い獣にまたがっている一人の女を見た。
この獣は、全身至るところ神を冒涜する数々の名で覆われており、七つの頭と十本の角があった。 

17章4節
女は紫と赤の衣を着て、金と宝石と真珠で身を飾り、忌まわしいものや、自分のみだらな行いの汚れで満ちた金の杯を手に持っていた。 

17章5節
その額には、秘められた意味の名が記されていたが、それは、
「大バビロン、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母」という名である。 

17章6節
わたしは、この女が聖なる者たちの血と、イエスの証人たちの血に酔いしれているのを見た。
この女を見て、わたしは大いに驚いた。 

17章7節
すると、天使がわたしにこう言った。
「なぜ驚くのか。わたしは、この女の秘められた意味と、女を乗せた獣、七つの頭と十本の角がある獣の秘められた意味とを知らせよう。 

17章8節
あなたが見た獣は以前はいたが、今はいない。やがて底なしの淵から上って来るが、ついには滅びてしまう。
地上に住む者で、天地創造の時から命の書にその名が記されていない者たちは、以前いて今はいないこの獣が、やがて来るのを見て驚くであろう。 

17章9節
ここに、知恵のある考えが必要である。
七つの頭とは、この女が座っている七つの丘のことである。
そして、ここに七人の王がいる。

17章10節
五人は既に倒れたが、一人は今王の位についている。
他の一人は、まだ現れていないが、この王が現れても、位にとどまるのはごく短い期間だけである。 

17章11節
以前いて、今はいない獣は、第八の者で、またそれは先の七人の中の一人なのだが、やがて滅びる。 

17章12節
また、あなたが見た十本の角は、十人の王である。彼らはまだ国を治めていないが、ひとときの間、獣と共に王の権威を受けるであろう。 

17章13節
この者どもは、心を一つにしており、自分たちの力と権威を獣にゆだねる。 

17章14節
この者どもは小羊と戦うが、小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。
小羊と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収める。」 

17章15節
天使はまた、わたしに言った。「あなたが見た水、あの淫婦が座っている所は、さまざまの民族、群衆、国民、言葉の違う民である。 

17章16節
また、あなたが見た十本の角とあの獣は、この淫婦を憎み、身に着けた物をはぎ取って裸にし、その肉を食い、火で焼き尽くすであろう。 

17章17節
神の言葉が成就するときまで、神は彼らの心を動かして御心を行わせ、彼らが心を一つにして、自分たちの支配権を獣に与えるようにされたからである。 

17章18節
あなたが見た女とは、地上の王たちを支配しているあの大きな都のことである。」 



<一悪のスレ>

南国の グアムの磯の 白砂に  
われ泣きぬれて 餓鬼とたはむる  
 
責めらるば 開き直りて コテ叩き  
別れ示しし ローズ忘れず  
 
パソコンに むかひて一人 二三日  
マイル使ひて 家を出でにき  
 
ひと夜さに 自演まくりて荒らしたる  
このスレッドは われの墓ぞも  
 
ダブスタの レスに埋まりつ 禁断の  
不倫を遠く おもひ出づる日  
 
糞スレに はびこりたりし コテ叩き  
成り済ましては 物言ひてみる
 
情薄き 薔薇のかなしさよ ヘラヘラと  
迫れば指のあひだより落つ  
 
バラという字を百あまり 砂に書き  
死ぬと脅して愛を求めむ  
 
目さまして なほ起き出でて2ちゃんねる
かなしき癖ぞ ヌルよ咎むな  
 
飄然と嘘をついては 飄然と  
自演し癖よ 住人わらへど 
 
われ嫌ふ少女等(をとめら)きかば サイコパス  
サカリの犬に似たりといふらむ  
 
今はまだ われにはたらく仕事あれ  
リストラされたら 死なむと思ふ  
 
こみ合へる電車に乗れば 携帯を  
取り出して見ゆ われの評判  
 
愛犬に 足噛み付かれて あはれなり  
犬恨みたる心にかあらむ  
 
鏡とり 剛毛抜かむとさまざまの  
方法してみぬ 泣き飽きし時  
 
呆れたる ヌルの言葉に 気がつけば  
人格別れて 新しきコテ  
 
床に臥て おもふことなし わがスレに  
糞してヌルは猫と遊べり  
 
「さばかりの事に勝つるや」  
「さばかりの事に負くるや」  
大勝利宣言  


【参考】

一握の砂  −石川啄木−
 「我を愛する歌」より抜粋

東海の 小島の磯の 白砂に
われ泣きぬれて 蟹とたはむる

頬につたふ なみだのごはず 一握の
砂を示しし 人を忘れず 

大海に むかひて一人 七八日 
泣きなむとすと 家を出でにき

ひと夜さに 嵐来りて 築きたる
この砂山は 何の墓ぞも

砂山の 砂に腹這ひ 初恋の 
いたみを遠く おもひ出づる日

砂山の 裾によこたはる 流木に
あたり見まはし 物言ひてみる

いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 
握れば指の あひだより落つ 

大という 字を百あまり 砂に書き 
死ぬことをやめて 帰り来れり

目さまして 猶(なほ)起き出でぬ 児の癖は 
かなしき癖ぞ 母よ咎むな

飄然と 家を出でては 飄然と
帰りし癖よ 友はわらへど 

わが泣くを 少女等(をとめら)きかば 病犬の 
月に吠ゆるに 似たりといふらむ 

こころよく 我にはたらく 仕事あれ 
それを仕遂げて 死なむと思ふ

こみ合へる 電車の隅に ちぢこまる 
ゆふべゆふべの 我のいとしさ

愛犬の 耳斬りてみぬ あはれこれも 
物に倦みたる 心にかあらむ 

鏡とり 能ふかぎりの さまざまの
顔をしてみぬ 泣き飽きし時 

呆れたる 母の言葉に 気がつけば 
茶碗を箸て 敲きてありき

草に臥て おもふことなし わが額に
糞して鳥は 空に遊べり 

「さばかりの事に死ぬるや」 
「さばかりの事に生くるや」 
止せ止せ問答 

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最終更新:2010年11月15日 10:10
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