mangaroyale @ ウィキ内検索 / 「天の道を往き、拳の王となる者」で検索した結果

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  • 天の道を往き、拳の王となる者
    天の道を往き、拳の王となる者 ◆WXWUmT8KJE  満天の星が瞬き、闇の中に僅かな光を月と共に送る。  人に光を与えんと瞬く星のもと、コンクリートで舗装された道路が照らされていた。  吹き荒れる冷たい風の中、転がるものはゴミしか存在しない。  道路の周囲にある団地群から考えれば、本来ならこの時間は帰宅に急ぐサラリーマンがチラホラいるであろう。  それはこの殺し合いが行われている現在では無意味な事実。  バダンに用意された舞台では参加者を追い詰め、精神に異常をきたすため以外に存在価値はない。  孤独は人を狂わせる。  ショッカーから続く悪の組織はその事を熟知している。  ゆえに、この舞台の広さに、たった六十人しか存在させないのはバダンにとっても好都合だった。  殺し合い、人数を減らす。  誰もバダンがそのような事をするのは分からない。  ...
  • ◆WXWUmT8KJE 氏
    ...form 197 天の道を往き、拳の王となる者 207 弟 225 こころはタマゴ 232 神に愛された男 242 襲来!蝶男の帝王舞 252 人の瞳が背中についていない理由は 253 虎! 虎! 虎! + この身は我が組織のために 254 真・仮面ライダー ~決着~ 氏が執筆したキャラ 6回 村雨良 5回 柊かがみ、蝶野功爵(パピヨン) 4回 葉隠覚悟、才賀エレオノール 3回 ルイズ、桂ヒナギク 2回 江戸川コナン、才賀勝、綾崎ハヤテ、ラオウ、川田章吾、三影英介、ジョセフ・ジョースター、赤木しげる、服部平次 1回 本郷猛、杉村弘樹、範馬刃牙、三千院ナギ、マリア、柊つかさ、泉こなた、高良みゆき、 空条承太郎、DIO、吉良吉影、葉隠散、桂小太郎、坂田銀時、灰原哀、マーティン・ジグマール ...
  • 夜空ノムコウ
    ...章 ラオウ 197 天の道を往き、拳の王となる者
  • 第4回放送までの本編SS
    ...、吉良吉影 197 天の道を往き、拳の王となる者 ◆WXWUmT8KJE E-2 南東大通り 夜中 ラオウ 198 われらのとるべき道は平常心で死にゆくことでなく非常心にて生きぬくことである ◆05fuEvC33. F-4 E-4 駅付近 夜中 範馬勇次郎、アカギ、葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、津村斗貴子 199 蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの(後編) ◆MANGA/k/d. E-2 E-3 喫茶店 夜中 愚地独歩、泉こなた、パピヨン、三千院ナギ、三村信史 200 姉 ◆wivGPSoRoE D-1 神社 夜中 村雨良、柊かがみ 真夜中 201 笑顔(第二幕)(第三幕)(終幕) ◆wivGPSoRoE F-4 E-4 駅付近 D-4 真夜中 範馬勇次郎、アカギ、葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、津村斗貴子 202 何をしても勝利を ◆9igSMi5T1Q ...
  • 第151話~第200話
    ...、吉良吉影 197 天の道を往き、拳の王となる者 ◆WXWUmT8KJE E-2 南東大通り 夜中 ラオウ 198 われらのとるべき道は平常心で死にゆくことでなく非常心にて生きぬくことである ◆05fuEvC33. F-4 E-4 駅付近 夜中 範馬勇次郎、アカギ、葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、津村斗貴子 199 蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの(後編) ◆MANGA/k/d. E-2 E-3 喫茶店 夜中 愚地独歩、泉こなた、パピヨン三千院ナギ、三村信史 200 姉 ◆wivGPSoRoE D-1 神社 夜中 村雨良、柊かがみ
  • われらのとるべき道は平常心で死にゆくことでなく非常心にて生きぬくことである
    ... 197 天の道を往き、拳の王となる者 投下順 199 蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの 197 天の道を往き、拳の王となる者 時系列順 199 蜘蛛の糸~キラキラと輝くもの 187 『巨星落つ』 範馬勇次郎 201 笑顔 183 I bet my belief 赤木しげる 201 笑顔 185 誰がために 葉隠覚悟 201 笑顔 185 誰がために 川田章吾 201 笑顔 185 誰がために 桂ヒナギク 201 笑顔 185 誰がために 柊つかさ 201 笑顔 186 オラトリオ メサイア 第二部終章 津村斗貴子 201 笑顔
  • 地獄へ道連れ
    ...… 投下順 197 天の道を往き、拳の王となる者 195 月下の死闘、そして…… 時系列順 197 天の道を往き、拳の王となる者 182 今にも落ちてきそうな星空の下で 江戸川コナン 204 『二人の探偵』 182 今にも落ちてきそうな星空の下で 劉鳳 204 『二人の探偵』 182 今にも落ちてきそうな星空の下で 服部平次 204 『二人の探偵』 182 今にも落ちてきそうな星空の下で 神楽 204 『二人の探偵』 182 今にも落ちてきそうな星空の下で 吉良吉影 204 『二人の探偵』
  • 弟(後編)
    ...ction 197 天の道を往き、拳の王となる者 ラオウ 213 Real-Action
  • 信じるこの道を進むだけさ
    信じるこの道を進むだけさ ◆7jHdbxmvfI 黒い学生服とその下には真っ赤なアンダーシャツ。 逆立った髪と鋭い目つき、そして心に秘めたものは真っ直ぐな正義。 男、武藤カズキ16歳。 青汁を好む錬金の戦士は、ただ一人街を走り続けていた。 「くそっ、どうして誰もいないんだっ!」 思わず声を吐き出す。吐き出された声は夜の街に響き渡る。 カズキから出されたその声はどこかが荒い。そしてその原因はただ一つ。 先ほど戦ったフェイスレスのことである。 あの男は人を殺すことに抵抗は無かった。したがって、弱い人を見つければ容赦なく殺す。 カズキはフェイスレスのような人間から一人でも多くの人を助ける為に、走り回り人を探した。 そして散々走り回り約一時間。探した結果は誰も見つからない。 それだけに焦りは募る。 「急がないと、斗貴子さんやブラ...
  • 拳の雨降って地固まる
    拳の雨降って地固まる ◆L9juq0uMuo 「おいおい、これは……」 自らの支給品を漁っていた防人がエニグマの紙を開き最初に出てきた物、それは自分の武装錬金『シルバースキン』……ではなく、それを模したオーダーメイドの服であった。 「本物じゃ無いのは残念だが、やはりこれを着るとしっくりくるな」 オーダーメイドスーツを装着し、そう一人ごちながら、ブラボーが次の支給品を確認しようとしたその時、 「おい、そこのお前」 後ろから聞こえる声に防人が振り向く。そこには劉鳳、そして彼のアルターである絶影がいた。 片や、全身を奇抜なコートに身を包んだ男。 片や、奇妙な生物を引き連れた男。 《怪しい奴!!》 故に、互いの第一印象が最悪な物となるのは致し方なかった。 暫しの睨み合いの後、劉鳳が口を開いた。 「貴様がこの公園で破壊活動を行ったのか?」 「そうだ...
  • 拳王の夢 暴凶星の道
    拳王の夢 暴凶星の道 ◆ozOtJW9BFA E-3エリアの東部に当たる地点の路地に入る階段で、筋骨隆々たる巨漢が座り身を休めていた。 男は拳王を名乗り、暴力の支配する荒野に覇者として君臨する猛者 銃弾をも通さぬ強靭な肉体と、天地をも穿つ強力な拳足を持つラオウである。 時間を逆上って数分前、ラオウは猛りを内に抑え切れない様子で繁華街に向かっていた。 猛りの原因は、先刻の葉隠覚悟との戦い。 (拳王を相手に迷いの末に敗れるなど、殺すにも値せぬ愚物よ!!) 己が拳に拠ってのみ覇を唱えるラオウには、自分との戦いにおいて情けを持ち込んだ覚悟に怒りを覚えた。 だからこそ覚悟の技を受け、勝利してなお覚悟の命を取らなかった。 甘さを持ってなお一流の武人である事が読み取れた覚悟には、殺す以上の屈辱であると踏んだ上である。 (情に迷う者は、何れ必ず不覚を取る……...
  • ケンシロウ_人物紹介
    ケンシロウ 【原作でのキャラ設定】 ある年代の男児なら誰だって一度は憧れたであろう世紀末救世主。 199X年、核戦争により崩壊した世界で、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」を用いて、弱者のために拳を振るう。 恋人のユリアを南斗聖拳(南斗孤鷲拳)の使い手シンに奪われたときに、胸に北斗七星を模した七つの傷を付けられており 「七つの傷を持つ男」として人々の間で話題に挙がり、彼の評判を悪くしようとしたジャギに利用されることもあった。 作中で様々な女性に好意を寄せられていたが、ユリア一筋で最後まで好意に応えることはなかった。 三人の義兄と一人の実兄がおり、そのうちのラオウとジャギがロワに参戦している。 【性格】 普段は仏頂面をしているクールな男だが、時に暖かい笑顔を見せたり 悪党の非道を目の当たりにした時、ラオウの最期を看取った時などは 火山のような激し...
  • 正義のカタチ
    正義のカタチ ◆d4asqdtPw2 おびただしい量の血を噴出し、首のない少女が床に倒れる。 先ほど目にした光景が何度も頭の中で再生される。 ――自分は何もできなかった。 あの少女を救うことができなかった。それは自分の力不足だ。言い訳などするつもりはない。 するつもりはない、が―― 「……はぁ」 防人衛はベンチから立ち上がり大きく溜め息を吐くと、この公園で最も大きなアスレチックへ向けて歩き出した。 自分の身長の3倍はあろう木製の化け物はまるでこの公園の支配者であるかのように見える。 防人は巨大遊具の根幹をなす柱、その足元に立つと、目を閉じてもう一度あの光景を思い出す。自らの意思で。 悲鳴、絶叫、立ちすくむ自分自身。 自分はヨワイ、何もデキナイ。 何もできない弱い男。彼の視線の外には。 もうダメだ、コンナコト...
  • 第1回放送までの本編SS
    第1回放送までの本編SS 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 時刻不明 000 オープニング 不明 不明 不明 葉隠覚悟、範馬勇次郎、ラオウ、平賀才人、シエスタ 深夜 001 Two people meet you in a night town ◆7jHdbxmvfI D-2 繁華街 深夜 綾崎ハヤテ、泉こなた 002 支給品に核兵器はまずすぎる ◆5zoI.SnQGo G-3雑木林 深夜 坂田銀時、ラオウ 003 主をもとめて ◆SstIyUx0v2 F-5マンション 深夜 マリア 004 無題 ◆x2fr9SI7Ds A-1 老人ホーム周辺 深夜 パピヨン 005 二つの零、二つの魂 ◆TJ9qoWuqvA H-3 林道 深夜 葉隠覚悟、ルイズ、三影英介、杉村弘樹 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル ◆rnjkXI1h76 E-4 池の公園 ...
  • 北斗神拳の恐怖
    北斗神拳の恐怖 ◆1qmjaShGfE 北に進路をとったケンシロウ。 街頭が照らす道路を音も無く歩く。 ケンシロウがその音に気付いたのは、そこが生活音の全くしない静寂の世界であったからだろう。 そして、ケンシロウがまごうことなき暗殺拳の使い手であった事も一因であると思われる。 常人ならば聞き逃す程度の微かな音、その音の元へとケンシロウは向かって行った。 とにかくあのパブから離れたかったアミバは進路を北西にとり、周囲に注意を払いながら道路を走る。 すると、住宅街を抜け見通しの良い田園地帯に着いてしまった。 「身を隠す場所も無いではないか。くそっ、これなら戻った方がマシだ」 しかたなく今度は東へ、住宅の多い場所へと向かう。 すぐに幾つかの家が見えてきたので、適当に見繕った家の中に入ると、そこをねぐらに決めた。 ようやく一息つくと、アミバは自分の...
  • 葉隠散には夢がある
    葉隠散には夢がある ◆TJ9qoWuqvA  風を切り裂き、赤い仮面の戦士の拳が唸り迫る。  それを散は華麗にかわし、脇腹を蹴りつける。  金属の硬い反響音を耳に、戦士が僅かに揺れる。  しかし、それだけだ。骨が折れたり、痛みに呻く様子は無い。 (なるほど。痛みを感じないというのは本当らしいな)  口角を吊り上げ、散は不適に笑う。これほど滅し甲斐のある相手も珍しい。  散は肩幅以上に足を広げ、地面の力を蓄える。左肘を曲げ、顔と平行に構える。  右腕は手刀を形作り、右後方へとまっすぐ伸ばす。  零式防衛術「右螺旋の構え」。散が最も得意とする型の一つだ。  尋常でない技である事を察したのだろう。ZXも跳び、赤く輝いて右腕と左腕を右へ伸ばす。  この構えを見て、最強の技を仕掛けるのは一流の証。  散の相手にとって不足でないことに、笑みを浮かべ敵を見...
  • ラオウ_人物紹介
    ラオウ 【身長】 210cm  【体重】 145kg 【B】160cm 【W】115cm 【H】130cm 【首周り】65cm 【ラオウの使う北斗神拳の技】 無想陰殺 ラオウが背後を取ったトキに対して放った蹴り技。『殺気を読み、相手との間合いを見切り、無意識無想に繰り出される必殺の拳』とケンシロウが解説しているとおり、ラオウはトキの方を全く見ずに蹴りを放っていた。 北斗剛掌波 ラオウが最も得意とする技にして奥義。圧縮した闘気を放ち、肉体を破壊する。並の敵は葬れるが、ケンシロウ等の闘気を操る拳法家には通じない。ケンシロウにも使えるが、闘気量の差のせいか、両手で放つ。(片手でも放つ事は可能。)受ける者の目には闘気によって「手が大きく見える」のが特徴。天破活殺に似ているが、秘孔を突くのではない点が異なる。後の「かめはめ波」...
  • ハート様気絶用棍棒
    ハート様気絶用棍棒 シェリスに支給された。 北斗の拳の量産雑魚キャラ(主にモヒカン)が使う武器。 今回支給された棍棒は、鉄製で先に凸凹の付いたものである。 『ハート様気絶用』とはあるが、実際はたまたまご乱心したハート(※)に対し使われたと言うだけで実際にソレ専用の道具と言うわけでは無い。 ※北斗の拳の悪役。普段は温厚(と言っても、アニメ版を見る限り根っからの善人でも無い)だが自分の血を見ると凶暴な殺人鬼と化す。 ケンシロウに初めてまともな一撃を与えた男として有名。 その強烈なインパクトからファンの間では『様』付けが義務となる。
  • 自分の選んだ道を行け!
    自分の選んだ道を行け! ◆7jHdbxmvfI 朝日が上り始めた早い時間の繁華街。 本来なら一部から喧騒が、人のざわめきが、そういったものが聞こえてくるはずだがこの地ではそれはない。 人工的に作られた『人が人を殺す』ためだけの地では人の無駄な声など聞こえるはずも無い。 そのはずだった。 だが物事には必ず『例外』というものが存在する。 そう、この二人のように。 「なああんた、本当にここに居たのか?誰も居ないんだけど」 刃牙の声は大きいわけでも無く、小さいわけでもない。 全く何時も通りの大きさの声で銀時に問いかける。 「いや、さっきは確かに居たぜ。もう時間かなり経っちまったからどっかにでもいったんだろ」 刃牙の問いを銀時は軽くかわす。 事実銀時が出会ったのは林の方なので正反対のこちらには誰も居なくて当たり前なのだが。 ...
  • SPIRITS
    SPIRITS  ◆3OcZUGDYUo 青と白を基調とし、江戸川コナンの様な一般人から見れば 「なんというコスプレ…」と言われかねない和服を纏った少年――志村新八。 人間の自由のために仮面ライダーと共に闘った一人の男の魂――SPIRITが 刻み込まれた漆黒のライダースーツを纏った少年――葉隠覚悟。 共に眼鏡を掛けた二人の少年はこのバトルロワイアルを潰す事に 必要不可欠な首輪の解除を行うために首輪のサンプルを手に入れるべく 東へ向かっていた。 何故彼らは東へ向かっているのだろうか? 答えは簡単だ。 「覚悟くん、東の方に当てでもあるの?  その言いにくいんだけど……首輪を取るための死体の…… 」 例えどんな理由があろうとも仏様の身体を弄くりまわす事は許される事ではない。 首を落とす事など言語道断である。 これから自分達が行うかもしれ...
  • 激突! ラオウ対範馬勇次郎!!        ……特別ゲスト坂田銀時
    激突! ラオウ対範馬勇次郎!!     ……特別ゲスト坂田銀時 ◆1qmjaShGfE 銀時はソードサムライXを真横に振るう。 その一撃でラオウを倒せるとは思っていない。 ただ、距離を取らせるのが目的だった。 が、ラオウはそれを左の腕をあげて受け止める。 『どんだけT-800なんだよそのボディ! ネッガーですか!? 市長ですか!?』 そして無造作とも思える動きで右の拳を銀時へと振り下ろす。 『無造作? 隙どころか蟻の這い出る隙間も無ぇじゃねえか!』 銀時はその振るわれた拳が、ありえない程の奇跡的な技術に支えられた拳である事を見抜く。 こんなのに向かって踏み込んだ日には命が幾つあっても足りやしない。 素直に後ろに飛んで距離を取る銀時。 『あっぶね、かわした!』 にも関わらず真後ろに吹っ飛ばされる。 『あんたリアルかめはめ波使いなんて聞いて...
  • ◆7jHdbxmvfI 氏
    ◆7jHdbxmvfI  氏 氏が手がけた作品 001 Two people meet you in a night town 014 貴族、そしてチャイナ娘 018 夜空にコインが煌めいて…… 027 TWINS GIRLS 030 A forbidden battlefield 037 信じるこの道を進むだけさ 041 ふたりはスカーフェイス 049 上がれ!戦いの幕 059 ダイ・ハード――大胆に命の術を磨け!―― 067 MY DREAM 071 自分の選んだ道を行け! 075 双剣のサーヴァント―I have created over a thousand blades.― 氏が執筆したキャラ 2回 平賀才人、灰原哀、高良みゆき、 1回 綾崎ハヤテ、泉こなた、柊かがみ、神楽、桂小太郎、坂田銀時、キュルケ、ルイズ、桐山和雄...
  • 第000話~第050話
    本編SS投下順 第000話~第050話 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 第一回放送前 000 オープニング 不明 不明 不明 葉隠覚悟、範馬勇次郎、ラオウ、平賀才人、シエスタ 001 Two people meet you in a night town ◆7jHdbxmvfI D-2 繁華街 深夜 綾崎ハヤテ、泉こなた 002 支給品に核兵器はまずすぎる ◆5zoI.SnQGo G-3雑木林 深夜 坂田銀時、ラオウ 003 主をもとめて ◆SstIyUx0v2 F-5マンション 深夜 マリア 004 無題 ◆x2fr9SI7Ds A-1 老人ホーム周辺 深夜 パピヨン 005 二つの零、二つの魂 ◆TJ9qoWuqvA H-3 林道 深夜 葉隠覚悟、ルイズ、三影英介、杉村弘樹 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル ◆rnjkXI1h76 E-4 池の公...
  • 繰り出す螺旋の技、その極意は温度差の魔拳
    繰り出す螺旋の技、その極意は温度差の魔拳 ◆DO.TxVZRzg 「つまり、葉隠さんはガラン城と言うところの城主で、人間を超えた存在であって、死滅寸前の地球からやってきたと言う事ですか?」 「その通りだマリアよ。それと私のことは散(はらら)と呼ぶがいい」 「へぇ……そうなんですか。きっと神様はいますよ、散さん」  先程出会ったばかりの女に私は簡単な自己紹介をした。  私が人間を超えた不退転の存在である事、ガラン城の城主である事、ガラン城の存在目的は人類を完殺し、地球を救済する事。 一通りだが、この散という人間を説明するのに十分な内容を話したのだ。 しかし、この誠実で真摯な言葉に、マリアの反応は冷たい。それどころか、この散に対し、生暖かい視線を送ってくる。 「ここで会ったのも何かの縁ですし、よいお医者さんを紹介してあげますね」 「待て、よい医者...
  • 帝王と死神
    帝王と死神 ◆wSaCDPDEl2 南東の市街地F-6で、一人の死神が北を目指し、 そして背後で殺人鬼がその死神の背中を見つめながら少しずつその距離をつめていた。 太陽はその姿を徐々に現してきているものの、辺りはまだ暗い。 (ククッ……ケンシロウと言ったな……) 鷲巣は思う。 (毎朝毎晩欠かさずの苦痛を伴う筋肉トレーニング…… 味気の無いプロテインや食事…… 毎日決まった生活習慣…… 数多くの代償を支払い強靭な肉体を手に入れた一人の男がいるとして……) 追跡相手の実力を目の当たりにしながらも殺人鬼… 鷲巣巌はシルバースキンに隠れた口を大きく横に広げて黄ばんだ歯を見せるように下非た笑みを顔に出す。 敗北の可能性など微塵も考てはいない。 (そんな物が何になる? 何十年もかけて作ったそんな肉体でも……) ...
  • 弟(中編)
    弟(中編) ◆WXWUmT8KJE □ 「あそこに、村雨さんがいるのね」 「ええ」  ハヤテたちはS1駅を降り、神社の階段を前にして立っていた。  本来なら、ジョセフを待ち、村雨の元へと向かう予定だったのだが、それを無視して二人はここにいる。  理由は…… 「一刻も早く、村雨さんにこれを渡さないと……ごめんなさい、ジョセフさん。 でも、仲間になった村雨さんと一緒に迎えに行きますから」 「一応、書置き残してきたから大丈夫よ」  さっぱりとした様子でヒナギクが告げ、階段を昇る。  ハヤテは慌てて後に続く。 「それに……つかさのお姉さんがいるなら、あってみたいじゃない。 ハヤテくんの言うとおりなら、あの三村って奴が言っていたように、殺し合いに乗ってないみたいだし」  つかさの名を出した瞬間、ヒナギクは痛みに耐えるかのように表情を歪め...
  • 遥かなる正義にかけて(中編)
    遥かなる正義にかけて(中編) ◆3OcZUGDYUo 「やっぱボコったらなんとかなるもんやな~。っと、もうすぐ変電所が見えてくるハズやな」 ほんの数分前、アミバが走り去っていた後直ぐに服部は突然調子が悪くなったバイクを動かそうと試みた。 だが現実は非情であり、どうやってもバイクは動こうとはしない。 よって、おもいっきり蹴りを叩き込む事によって、服部はなんとかバイクを動かす事に成功していた。 やはり所詮此処で調達した品で拵えたものだったから、うまくはいかないのか? そんな事を思いながら服部はバイクを走らせ続ける。 「おっ! よおータバサ、劉鳳――――――――って何やってんのや!?」 背中を向けて前方を向いていたタバサと劉鳳に声を掛け、自分の存在をアピールしようとした服部。 だが、彼らの前方で行われている現状に服部は驚愕する。 そこに...
  • A forbidden battlefield
    A forbidden battlefield ◆7jHdbxmvfI 木々が揺れ、大地は震え、一陣の風が吹き荒む。 無数の木が立ち並ぶ林の奥深く。 男と男の信念と信念を賭けた戦いがそこにはあった。 「偽善者が!お前のような正義面したやつこそ罪人なんだよ!」 黄金のトラの姿を模した怪人は腰から何発もの銃弾を撃つ。 腰と背中から浮き出る大砲と銃口。それは正に異形の者としかいいようがない。 しかし、その異形の者が放つ銃弾は覚悟には当たらない。覚悟は疾風の風となり、一瞬で距離を詰める。 「因果!!」 必殺の正拳を腹部に叩き込む。それは体の奥深くに突き刺さる。 しかし―― 「甘いぜ、それでくたばると思ってやがるのか?」 ――それは無意味だ。 怪人と化した男には普通の打撃は通じない。 「っ!」 ...
  • 激突! ラオウ対範馬勇次郎!!        ……特別ゲスト坂田銀時(報告書)
    『   ~~ 名も無き戦闘員による報告書 ~~ ラオウと範馬勇次郎、どちらも豪腕無双、堅牢無比の肉体を持つとあっては、その闘いはまさに古より伝わる矛盾の説話そのもの。 だが、この場に於いて、それを明確に予測しておく必要性を認識した為、両者戦闘の場合をシミュレートしてみたいと思う。 まず、両者の差を明確にしたい。 それぞれの肉体は、北斗神拳を用い肉体の持つ本来の力を出し切る事により、また狂気の沙汰としか思えぬ鍛錬により、その強度を持つに至った。 というかこいつら、首輪が爆発しても平然としているのではなかろうか? いずれにしてもそれぞれの世界において、それは人間の持ちうる最高強度を誇ると言ってよい。 ならばその拳はどうか? 後背の筋肉が打撃に特化した形状をしている勇次郎。その鍛え抜かれた肉体と相まってそれは人類の持ちうる最も強力な拳と化している。 そんな筋...
  • 第一回放送
    第一回放送 ◆ozOtJW9BFA 朝日が昇りそれでもなお喧騒を取り戻さない町の全域に、奇妙な老人の声が鳴り響く。 それは殺戮の遊戯が確実に進行している事を、遊戯場の全ての者に告げる声。 ◇ ◆ ◇ 元気にしとるかの諸君。 午前6時を迎えたので、これから『立ち入り禁止となるエリア』と『脱落者』を発表する。 一回しか言わんから、聞き逃さぬようにな。 午前7時からH-7 午前9時からF-1 午前11時からA-3 指定されたエリアに期限を過ぎてから入った者は、首輪が爆発するから 各人、そんなつまらん死に方はせん様に気を付ける事じゃ。 次に惜しくも午前6時までに、脱落した者の名を読み上げる。 杉村弘樹、毛利小五郎、市川、平山幸雄、三影英介、ジャギ、セラス・ヴィクトリア、アレクサンド・アンデルセン ...
  • 銀の道化師と痕面
    銀の道化師と痕面  ◆L9juq0uMuo 『勝を守れば人間になれる』 それが人形である私の存在理由であり、使命である。 その勝という少年が来るまで、私はストローサーカスで働いていた。何時来るかもわからないお坊ちゃまを待つ日々。しかし、事態は急変した。見知らぬ場所に呼び出され、殺し合いをしろと命ぜられ、そして首から上が吹き飛んだ少女。 突然の事態に多少混乱はしたが、だが、それ以上の衝撃が私を襲った。殺し合いの場、校舎らしき場所へと身を移された後、名簿を見るとそこに書いてある一つの名前に目が止まった。 ―才賀勝―、私の存在理由である少年がこの殺し合いに呼ばれていた。 私の心は待ち望んでいたお坊ちゃまにやっと会えるという希望と、そのお坊ちゃまが殺し合いの場に連れてこられたという絶望でごちゃまぜになる。 お坊ちゃまはどこにでもいる普通の少年だ。それが先ほどのユウジロウ...
  • 決戦
    決戦 ◆1qmjaShGfE 雨足の音が強くなる。 木々は所々削れ、薙ぎ払われ、鳥居に至る石畳も随所が砕け、無残な姿を晒している。 激闘の爪跡は戦闘が行われた周辺に留まらず、十数メートル先の大木の幹までが醜く剥げ落ちている。 この場において最も重要な施設である社も、その被害を免れ得なかった。 壁面が貫かれ、漆喰の隙間から壁全体を支える柱がむき出しになっている。 それを為した片割れである大男、ラオウは一時手放した意識を取り戻す。 頭を振り、意識をはっきりとさせる様は何処にでも居る普通の人間と変わらない。 しかしその身に刻まれた無数の傷跡が、彼とそれ以外とを大きく隔てる証拠となっている。 こんな傷を負って意識のある人間など居るはずがない。 しかるにラオウは、何事も無かったかのように立ち上がり周囲を確認する。 「……村雨はまだ来ぬか」 たった今激...
  • 心を縛るものを ひきちぎればすべてが始まる(中編)
    心を縛るものを ひきちぎればすべてが始まる(中編)◆14m5Do64HQ 地下鉄のホーム、中心部に備え付けられた一室。 待合室とも言える空間。 其処に設置された座席に覚悟、村雨、ヒナギク、かがみ、独歩の五人がアルファベットのUのスペルを描くように腰を下ろしている。 覚悟、村雨の二人とヒナギク、かがみの二人が向き合い、そして独歩が丁度Uの底となる位置座るような形だ。 そして零は覚悟の座席の下に置かれている。 彼ら五人は兎に角、互いの情報を交換する事を決めた。 お互いの行動、友好関係を結んだ仲間、そして危険と思われる参加者達についての情報交換。 だが、その情報交換は万事何事もなく、上手くいくという事は残念ながらなかった。 「なんですって! つかさを殺したあの女が……もう人を殺す気はないっていうの!? そんなの……そんなの俄かには信じられないわ……...
  • 決戦(完結編)
    決戦(完結編)◆1qmjaShGfE 胸がざわつく感覚に、事情を聞くのを中断して村雨は建物の外に飛び出す。 ラオウの後姿がビルの中へと消えて行き、少しした後その建物全てが崩れ落ちるのが見えた。 「覚悟! 何があった!」 頭部、ヘルメットに当たる強化外骨格を外し、覚悟は答える。 「戦士が逝った」 それは予想以上に村雨に衝撃を与えた。 「……そう、か……」 巌のようにそびえ立つあの男が倒れる姿が想像出来なかったのだ。 「急ぐぞ村雨。独歩とヒナギクさんが待っている」 「あ、ああ、わかった」 二人が同時に一点を凝視する。 そこに何時こちらに来たのか、黒シャツ赤髪の大男、範馬勇次郎が居た。 「おい、ラオウが……死んだのか?」 「然り、天晴れな最後であった」 勇次郎はそれがショックであったのか、頭を垂れる。 如何な狂獣とて、その衝撃は覚...
  • 村雨良_人物紹介
    村雨良 仮面ライダースピリッツ第二部以降の主人公。また、仮面ライダーZXの主人公でもある。 登場自体は一部にもしているが、その時はZXでなく、コマンダーとしての登場であった。 記憶を餌に、バダンの手駒として侵略に手を貸す。 しかし、出会った1号ライダー、2号ライダーに敗れ、傷を癒しているところ、伊藤博士に脱出させてもらう。 海堂博士、ルミと出会い、記憶のないままバダンと戦うが、ジゴク、カマ、カニロイドの襲撃時、身体に首領が降り立つ。 しずかの援護もあり、メモリーキューブをベルトへと入れ、記憶を取り戻し、怒りによる圧倒的な力で合体怪人を撃破。 スーパー1に仮面ライダーとして歓迎されそうになるが、拒否。復讐の為に戦うことを誓う。 それもまた、同じく元復讐のために改造を受けたV3に止められ、徐々にではあるが、仮面ライダーへの道を歩む。 スペック ...
  • アーカード_人物紹介
    アーカード 大英帝国と英国国教会を反キリストの化物から護る為に組織された王立国教騎士団――通称ヘルシング機関に属する真の正統な吸血鬼。 作中ではヘルシング機関に敵対する化物に対する鬼札(ジョーカー)と表現されている。大英帝国女王とも対等に振舞う傍若無人な性格。 強者との闘争に胸を躍らせる戦争狂だが、それは長く生き続けていくなかで城も領地も領民も思い人の心も失い、自身の心さえ曖昧になっていく不死に絶望しており、 強大な力を持つ自身に知恵を振り絞り、死力を尽くし、勇気を持って抗う「素晴らしい」人間達に死闘の末に倒されることを望んでいるからである。 なお、名前のアーカード (w en Alucard) は、ドラキュラ (Dracula) の逆綴りである。 (ただし、正しい発音は他者の作品にもあるように『アルカード』で、本作では綴りのLがRと表記されている場合もある)...
  • 笑顔
    笑顔  ◆wivGPSoRoE  曇天の雲の下、漠々たる闇と静寂が支配する中、男と女がにらみ合っていた。  電柱に備えられた街灯が、ぼんやりと照らし、ディパックから転がりでたランタンが光を放っている。  どこか冷え冷えとしたものを感じさせる周囲とは異なり、二人からは闘争の熱が発せられていた。  "ルイズが私を許して、そして救ってと呼び掛けていた相手だ"  女の言葉を何度も頭の中で反芻し、その意味を認識する。  そのたびに、驚愕の風が覚悟の心の水面を揺らした。 (どういう意味だ? ルイズさんとこの女との間に一体何が……。 許せ、そして救えとは、どういうことなんだ? ルイズさん)  何ゆえ、柊つかさを殺害しようとした悪鬼を救ってくれ、などとルイズが言ったのか。  普段は波紋一つおきぬ覚悟の心の水面は、大きく揺らいでいた。...
  • 贈り物
    贈り物 ◆04DcwbhVLk  夕日が、あたりを赤く染めている中、一人の男が消防署から出てきた。  彼が周りを見回すだけで、赤い日光を受けて余計に赤くなったポストは全身が青ざめて恐怖に震える。  地上3階建ての消防署は、彼が体から抜け出たことにホッとした表情を見せている。  地上最強の生物、それは建物が相手であったとしても、脅威の対象となりうるものだ。  けれども、数メートル上から彼を見下ろす街路樹だけは、その表情に僅かな陰りがあることを見逃さなかった。 「……死んだか」  数分前に流れた放送は、範馬刃牙の死を伝えてきた。それが彼に与える影響は少なくないということなのか。  地上最強の生物は軽く溜息を漏らすように呟く。すでに薄暗くなった空気が一瞬白く変わる。 「……痴れ者が」  息子と共に、父として過ごした日々を思い出しているのか。  息子に...
  • 北斗神拳
    北斗神拳 陰陽の考えに基づき、南斗聖拳を「陽」とし「陰拳」として対する拳法。一子相伝の暗殺拳。 1800年間他門に敗れたことはないとされ、戦いの中で奥義を見出し、常に進化を続ける点から「地上最強の拳」と呼ばれている。 北斗神拳の真髄は極限の怒りと哀しみであるといわれ、哀しみを背負う者のみが究極奥義を極められる。北斗宗家の拳の発展形。 独特の呼吸法により、「常人は己の潜在能力の30パーセントしか使えないが、北斗神拳は残りの70パーセントも使用するのが極意」という。 なお、この呼吸法を用いれば長期にわたって食事を取らなくても肉体的な衰えがほとんどない。 北斗神拳の極意は経絡秘孔(経絡とは血の流れ、神経の流れで秘孔とはその要。 経絡秘孔は全部で708あり、深く突けば血の流れを異常促進させ細胞を破壊し、柔らかく押せば体内の治癒力を活発化させる)を突くことで...
  • 拳(五章)
    拳(五章) ◆1qmjaShGfE ゼクロスキックが遂に暗闇大使の殻を打ち破った瞬間、暗闇大使が大爆発を起こした。 ゼクロスキックの勢いそのままに爆発の中に飛び込む形になったゼクロスは、途中でその進路を逸らされ、斜め前に吹き飛んでいく。 神の間の三分の一を包み込む程の大爆発だ。三影とて影響を受けずにはいられない。 かわす暇すら無くもんどりうって後方に転がり倒れた。 煙が晴れる頃になっても、二人は倒れたままであった。 ゼクロスは首だけを上げ、暗闇大使が居たはずの場所を見やる。 そこには何も無い。彼が居た痕跡は、唯一爆発ですり鉢状にえぐられた床のみであった。 「……倒した……か」 これで、ようやく次が出来る。 首、胸部、腹部、腰、全てに力を込めるが、体は一向に起き上がってくれない。 ならばと体を捻り、左腕を大地に付く。 右の手の平と、左腕の力でぶるぶる震える体...
  • キング・クリムゾンのDISC
    キング・クリムゾンのDISC 鷲巣巌に支給された。 破壊力 A スピード A 射程距離 E 持続力 ?精密動作性 ? 成長性 ? ジョジョの奇妙な冒険のラスボスの一人、ディアボロのスタンド能力。 この世の時間をブッ飛ばして、そのブッ飛ばされた時間を自分だけが動ける特殊能力を持つ。 『過程』を消して『結果』だけを残すとも言える。 時間をブッ飛ばすと言うのは、例えば自分がT字路に差し掛かったとしよう。 そこで左右どちらの道に行くか数秒迷い、そして最終的に右の道を選んだとする。 この時、もしあなたがT字路に差し掛かった時点でキング・クリムゾンが時間を数秒ブッ飛ばせば、あなたは気がついたら右に道を歩いているのだ。 そして数秒迷った『過程』はキング・クリムゾンの本体しか知覚できない。 そしてその『過程』に起こる事は本体には全て予知できるのだ。...
  • The Great Deceiver (邦題:偉大な詐欺師)
    The Great Deceiver (邦題:偉大な詐欺師) ◆ZhOaCEIpb2 S5駅のプラットホーム、電灯に羽虫達が光に希望を求めるかのように飛び回る。その留置所で、東の夜空を見上げる老人がいた。 その顔は真剣な面持ちであり、どこか嬉しそうであった。駅の時刻表を確認していると、突然それが鳴り響いたのだ。 ヒューと澄んだ長音、パンと爽快な破裂音。花火である。 殺し合いを強要されているのに、まるで自分の夢の成就を祝福するように光り輝いていた。 「本当に綺麗な花火だ………君もそう思わないか?」 老人は体を返し、ホームの柱に話しかける。しばしの静寂。 すると、柱の影から異質なマスクをつけた大柄の男がしぶしぶと現れた。 「いつごろ、気づいていやがった?」 「うーん、ただ何となくかな」と、しれっと老人は返す。 ジャギはけっと唾を吐き捨てる。失...
  • 逢鬼ヶ刻
    逢鬼ヶ刻  ◆uiAEn7XS/. ガタンゴトンとやかましい騒音があちこちの壁に反響する。 トンネルの先へと消えていく列車を見送りながら、範馬刃牙はS2駅のホームに立っていた。 『刃牙よ……』 「分かってるさ、零」 その手に持った鞄からの声に、気負いなく答える。 列車の中から、すでに刃牙は異常に気がついていた。 ホームの各所にある蛍光灯が割られており、その暗さは10m先もロクに見えないほどだ。 そして列車のドアが開いた瞬間に鼻をついた血の臭い。 何よりも――その全身に纏わりつくような空気の異様さ。 山に篭り、夜叉猿と戦った時を思い出す。 あの時と同じ、自分が魑魅魍魎の跋扈する異世界へと迷い込んだような、そんな感覚。 だからこそ刃牙はこの駅へと降り立ったのだ。 ここはヤバイ。 ここには何かがいる。 そう、今まで出会ったことのないよ...
  • 遥かなる正義にかけて
    遥かなる正義にかけて ◆3OcZUGDYUo 白銀のコートを纏った一人の男が力なく大地に膝を屈し、彼の前で転がる惨めな少年の亡骸を凝視している。 その男は錬金戦団戦士長と言う肩書きを持つ者……防人衛、またはキャプテン・ブラボーと名乗る男。 そして彼の目の前で口元から赤く、生々しい臓物をだらしなく垂らし、 つい先程20にすら満たない僅かな人生に終幕のカーテンを下ろした男。 防人衛の同行者、桐山和雄が横たわっていた。 今このエリアA-8にはこの二人、いや、酷な言い方になるが人間が一人と有機物の塊が存在していると言う方が正しいのが現状だった。 またいつもはその両の眼は揺ぎ無い信念、正義の色で染まっているブラボーのそれが今ではその面影を微塵も感じさせない。 「桐山……」 全ての人類を守るため全てのホムンクルスをその鍛え抜かれた拳、正義、信念で打ち砕...
  • ファントムブラッドライン
    ファントムブラッドライン ◆hqLsjDR84w  …………………………………………  ……………………  …………  ……  そう、確かにもう格納庫内には動くものはいなかった。  格納庫からプッチが出て行ったその時には。  プッチがいなくなってから数十秒後。  動くものがなかった格納庫にて、重力に反して動くものが現れた。  その正体とは―― 「行ったか…………ああああ、痛ッェェエエエ~~~ッ! しこたま殴りやがって、クソッタレ神父がァァァアアアアーーーーッ!!」  ――先ほどC-MOONの乱打(ラッシュ)をその身に受けたジョセフ・ジョースター。  叩き込めば物体を裏返してしまうC-MOONの拳。  それを幾度となく叩き込まれたはずのジョセフが、むくりと上体を起こす。  C-MOONにより狂ってしまった重力など意に...
  • 葉隠覚悟_人物紹介
    葉隠覚悟 荒廃した近未来の新東京に住む子供達の通う私立逆十字学園に転校してきた眼鏡をかけた生真面目な青年。 曇りの無い心で戦いに赴くべく常に冷静であることを心がけているが人間への深い愛情を持っている。 序盤では堅苦しいといっていいほどに冷静だったが仲間との触れ合いが進むにつれ胸のなかで仲間との愛情に燃え、闘志を漲らせるようになっている。 自身の戦闘能力を他者を守るための刃と位置づけており、仲間や弱者に害するものには容赦しない。 しかし容赦しないとは言っても礼儀は忘れておらず、強者と相対するときは、相手に失礼のないよう化粧をして戦場に向かう。 (万一敗れたとき、自分の首が土色に変色しては相手に失礼と考え、死んでも桜色になるよう化粧する) 父親の影響か古風な言葉使いをする。(舞台演劇風の言い回しを意識していると作者である山口氏は語っている) 女人の居...
  • 激突! ラオウ対範馬勇次郎!!        ……特別ゲスト坂田銀時(後編)
    激突! ラオウ対範馬勇次郎!!     ……特別ゲスト坂田銀時(後編) ◆1qmjaShGfE 「おーしやれーそこだー。いけ! めがとんぱーんち」 ラオウと勇次郎の戦いの場から離れる事五十メートル程。 そこで銀時は体育座りで二人の戦いを観戦していた。 この謎の呪いを解けそうなのはラオウのみ。 なら、あの男から離れる事は出来ない。そう思ってこの場に戻ってきたのだ。 「……足止めに来た俺が足止めされてどーするよと」 ラオウが負けたら全ては終わり。 だからといってあの戦いに割って入る事も出来ないので、こうして応援しているのだ。 「お、そこだ! ふれーふれーら・お・う♪」 服の袖で目の辺りをこする。 「ぐすっ……べ、別に俺寂しいわけじゃないから、全然相手にされなくても、一人でも平気だし。マジでマジで、寂しくて泣いてるとかありえねーから」 ツッコミも...
  • ファントムブラッドライン (後編)
    ファントムブラッドライン(後編) ◆hqLsjDR84w   ◇  ◇  ◇  ゆっくりとプッチはジョセフの元へと迫り、あと五メートルといったところで歩みを止める。  そして腕を曲げて拳を腰の位置へと構えたC-MOONだけが、ジョセフへと接近を続ける。  プッチは、数刻前のジョセフとの戦闘の際と状況に変化なし。  対して、ジョセフには二つの変化がある。  一つは、スタンドがクレイジー・ダイヤモンドからマジシャンズ・レッドへと変わったこと。  しかし、これは特にジョセフの戦力に影響を及ばすことはない。  クレイジー・ダイヤモンドにはパワーとスピードが若干劣るとはいえ、マジシャンズ・レッドは近距離パワー型のスタンド。  さらに炎を操るというマジシャンズ・レッドの特性を考えれば、むしろクレイジー・ダイヤモンドを使った時よりも戦力がアップしているかもしれな...
  • 月下の死闘、そして……(中編)
    月下の死闘、そして……(中篇) ◆L9juq0uMuo 「ぐ、う……」 「ほほう、あれで尚生きているとはしろがねとやらも大した生命力だな」 無数の拳を受け、血まみれとなって尚、動こうとする鳴海。 しろがねの耐久力に、まるで最新鋭の玩具を見つけた子供のようにDIOが感心する。 「そうだ君に一つ、面白い話をしよう。刃牙とシェリスという二人の哀れな人間の話だ」 唐突に、DIOが嘲笑混じりに喋りだす。 ピク その言葉に鳴海が反応したのを確認し、DIOは続ける。 「刃牙は父親、勇次郎だったかな? 彼を超えると言っていた。みゆき達の吸殻を見たときは怒り狂ってね、流石の私も危なかったよ。 だが『ザ・ワールド』の前には彼も勝てず、私に敗北し、忠実な下僕になった。さっきまで殺人者に怒りを覚えていた少年が殺人者に手を貸す。よくできた...
  • Reckless fire
    Reckless fire  ◆bnuNxUeVnw 「なぁ~服部、そろそろ行こうゼェ~。僕ちゃん疲れちゃった。」 「ジョセフはん、あんた自分からこの駅のまわりを探す言うたやないかい。」 「だってよぉー、めんどくさいんだもん」 S3駅周辺で三人の男たちが疲れた様子で周囲の捜索を行っていた。わずか数時間前に誤解と偶然によって危うく互いに殺し会うところだったとは到底思えない三人組み。 色黒の西の名探偵、服部平治。 リサリサを師とする波紋の戦士、ジョセフ・ジョースター。 アルター能力「絶影」を操るHOLYの誇り高き隊員、劉鳳。 彼らは当初神社に向かおうとしていたが、綾崎ハヤテの死から自分たちには情報が必要だと思いとりあえず主にE-2の北の繁華街を捜索していた。が結局何も見つけられず今現在S3駅の周りにいるということだ。 しかしながら三人はとても...
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