概要
「くっ、殺せ！」
西方最強の女騎士こと、セラフィーナ・ド・ラヴィラント。彼女は東方での戦争に敗れ、蛮族の捕虜となってしまった！ 敗北者であるセラフィーナに待ち受けるのは、復讐、拷問、そして陵辱の日々――…、かと思いきや！ 申し出られたのは「蛮族王との結婚」で――！？ 元敵同士の二人が紡ぐ本格異世界婚姻譚、開幕！！
個人的評価
- くっころ姫が敵方の将に娶られると言えば簡単だけど、意外とそれだけに収まらないのが本作。貧困な国に生まれた堅苦しい固定概念まみれのセラが生命力あふれる蛮族の生活に少しずつ打ち解けていく姿が微笑ましく見れるように描かれている。
- ファンタジー作品らしく竜の襲撃や魔物との戦闘描写がある。思っていたよりもしっかりと戦闘をするので恋愛パートでのほんわかした空気感と戦闘パートの引き締めがいい緩急になって楽しめる。
- 作画は粗く何度も重ねたような線が特徴的。よく言えば勢いがある、悪く言えばラフ画っぽい。すべてデジタル作画のためグラデーションを使ったトーン表現は多め、とはいえその上に大量に書き込まれているのでパッと見トーンだらけというイメージはなく、しっかりとした見ごたえがあります。
所持巻数
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最終更新：2022年09月07日 10:52
