作者:羔羊ユク


それ では はじめ ましょう


「こんにち も おはなし しましょう」
 ある使用人のものがたりは、一体いつの事だったのか。
 ……それとも存在すらしなかったのだろうか?

 2019/01/08に第一話が投稿されたシリーズ作。略称「あるしよ」。完結済み。サイドストーリーの予定が一応あるらしい。
 舞台は中世文化であり、ほぼ全ての人物が影絵で登場する事で実現している。
 年齢制限をかける程度ではないが、若干の猟奇・性的表現が存在する為、閲覧の際は留意したい。
 因みに、解りにくいと思われる「toll」の意味は「代価」。

 諸事情で直接リンクは張れないが、Twitterから辿れる個人サイトに物語の完全版である小説が存在する。

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作品を読む


各話リンク(続きは個人サイトにて)


  • あるしよ の うらがわ:ある使用人のものがたり あとがき 2019/02/06 ※六話以降七話以前のもの

ある使用人のものがたり かたわら語り
  • 深海の瞳:ある使用人のものがたり かたわらひとつ 2019/04/17
  • 余所見の幸福:ある使用人のものがたり かたわらふたつ 2019/12/05

派生作品


小ネタ

 本作品の多大なるネタばれの為折り畳み、全話読後推奨。
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ユーズトーリュの服装

 アローネを主としてからは一般的なメイド服(ワンピースにエプロン)を着用しているが、それまでは他の主達から悪趣味なコンセプトで作られた服を着せられていた。
 その設定画は個人サイトにあるらしい。

中世の事情、この世界の事情

  • 中世ヨーロッパを例に取ると、成人男子平均身長は162cm、平均寿命は47歳。寿命については天寿を全う出来た場合のものであり、殆どの者は乳児期や成人前に病など何らかの原因で命を落とす。人口比率においても圧倒的に成人は少なかった。
  • 「使用人」という存在を登場人物の立ち位置で例えると「名無しのモブキャラ」である。従ってアローネの行為は極めて異常なものとしか評価されない。
  • この世界に宗教はほぼ存在しないので禁止されている行為も少ないのだが、それ故に何も産めないユーズトーリュは……。
最終更新:2019年05月18日 15:15
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