キイチ「あたたた…」

 なんて古典的な…しかしこういう古めかしいハプニングには出会いが付き物…。ちょっとだけそれに期待してみてもいいかもしれない。

 僕はなんとか起き上がると、まだ衝撃で倒れている女の子に声をかけた。


キイチ「大丈夫、君…? …って君はヒロちゃ…?」

???「…きーちゃん?」

 彼女はそういうとゆっくりと顔を上げて僕を見つめた。


 それは…


 背筋も凍るような瞳だった。

最終更新:2008年05月25日 22:36