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カチッ カチッ カチッ
『なあ あゆみん うるさくて仕方ないんだけど。やめてくれないか、そのふたを開け閉めするの』
なに?ああ、ごめんなさいね。気がつかなかったわ。いけない、いけない
あなた、嫌いだもんね、これが
『ん~まあな、耳に響くからな。そのクセやめたほうがいいって。女の子らしくないぞ』
クセはなかなか直らないのよ。あなたにもクセの一つや二つあるでしょう
『まあ、あるけどな鼻をクンクンいわすとか。それに三つ子の魂百までというしな』
それってどういう意味なの?
『なんだ、そんなことも知らないのか?幼時の性格は、年をとっても変わらないということだな
先代はこういうことも知っていたんだぞ。あゆみんも頑張らないと』
ウソだね。ウソだ! ウソだ!絶対ウソだ!ウソだね!そういう記憶ないわ!絶対違うから
『・・・なああゆみん、少しは先代を認めてあげろよ。いくらあんなことがあったからってさ
先代もあゆみんのためを思ってだな・・・』
うるさい!私は今勉強中なんだから、リオンは筒の中に戻っててよ!
『はいはい、わかりましたよ、ご主人様』
管狐:イタチとねずみの中間くらいの大きさで竹筒に入るくらいの小さい妖怪
東北地方の一部にも伝承されており、個人ではなく家に憑くものとの伝承が多い
飼うと裕福になると言われており、人の心や考えていることを悟る力があると言う
最終更新:2012年07月15日 09:04