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放物線y=x^2上の点P(t,t^2)(ただしt>0)でこの曲線に接し,かつy軸にも接する円をC_1,C_2とし,それぞれの半径をr,R(r<r)とする.
(1)tが正の実数全体を動くとき,\frac Rrのとり得る値の範囲を求めよ.
(2)\frac Rr=2となる点P(t,t^2)を求めよ.

(1)
C_1,C_2の中心をそれぞれA,Bとおく.
AP,BPは点Pにおける放物線の接線に垂直なので,これらの傾きは-\frac1{2t}
A,P,Bは一直線上にあるのでAB=AP+BP=r+R.
また,AとBのx座標の差はR-rであり,ABの傾きが-\frac1{2t}なのでAB=(R-r)\sqrt{1+\frac1{(2t)^2}}
これらを連立させて\frac Rr=(\sqrt{(2t)^2+1}+2t)^2であるから,t>0で\frac Rr&gt;1
(2)
\frac Rr=2より\sqrt2-2t=\sqrt{(2t)^2+1}.平方して整理するとt=\frac1{4\sqrt2}
よってPは\frac1{4\sqrt2},\frac1{32}
最終更新:2013年10月08日 20:00