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3人の選手A,B,Cが次の方式で優勝を争う.
まずAとBが対戦する.そのあとは,一つの対戦が終わると,その勝者と休んでいた選手が勝負をする.このようにして対戦を繰り返し,先に2勝した選手を優勝者とする.(2連勝でなくともよい.)
各回の勝負で引き分けはなく,AとBは互角の力量であるが,CがA,Bに勝つ確率はともにpである.
(1)2回の対戦で優勝者が決まる確率を求めよ.
(2)ちょうど4回目の対戦で優勝者が決まる確率を求めよ.
(3)A,B,Cの優勝する確率が等しくなるようなpの値を求めよ.

(1)
2回の対戦で優勝者が決まるのは2回目の対戦でCが負ける場合.つまり確率は1-p.
(2)
ちょうど4回目の対戦で優勝者が決まるのは,2回目の対戦でCが勝ち,3回目の対戦でCが負ける場合.つまり確率はp(1-p).
(3)
Cが優勝する確率は,2回目と3回目でCが勝つ確率つまりp^2
これが\frac13に等しいので求めるpの値は\frac1{\sqrt3}
最終更新:2013年10月13日 08:01