a,bはa>bをみたす自然数とし,p,dは素数でp>2とする.このとき,

であるならば,dを2pで割った余りが1であることを示せ.

であり,これが素数なのでa-b=1.
これより

.
ここで,1≦k≦p-1のとき

であり,pはkと互いに素なので

はpの倍数.
つまり,dをpで割った余りは1.
これより,dを2pで割った余りは1かp+1である.
ここで,b+1とbは偶奇が異なるので,

と

も偶奇が異なる.従ってdは奇数であるから,dを2pで割った余りはp+1(p>2なのでこれは偶数)にはならない.
よって示された.
最終更新:2013年10月13日 12:52