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曲線C:y=\frac1x(x>0),3点A=(a,0),R=(4,0),Q=(0,2)を考える.ただし0<a<4とする.点AからCに接線L_aをひき,そのy軸との交点をB,原点をOとする.
(1)直線RQが接線L_aと第一象限の点M(x_0,y_0)x_0&gt;0,y_0&gt;0で交わるための必要十分条件を求めよ.
設問(1)の条件がみたされているのき,四角形OAMQの面積をT,△ARMの面積をS_1,△BQMの面積をS_2とすうりゅ
(2)r=S_1+S_2m=S_1S_2とおくとき,点(r,m)の存在する範囲を図示せよ.

(1)
座標平面上の点(x,y)を(\frac{2x}a,\frac{ay}2)に移す一次変換を考える.
これによりCはCに移り,Aは(2,0),Rは(\frac8a,0),Qは(0,a)に移る.
L_aは(2,0)を通るCの接線,すなわちx+y=1に移るので,Bは(0,2)へ移る.
この変換でMの存在する象限は変化しないのでこのときのMの変換先が第一象限にあることが求める条件.
これはQのy座標がBのy座標より小さいことと同値.つまりa<2.
(2)
△QORの面積は4であるから,T=4-S_1
(1)の変換で面積が変化しないことを考えると△OABの面積は△OABの変換先の三角形の面積つまり2に等しい.
従ってT=2-S_2.これより0&lt;S_2&lt;2
これらよりS_1-S_2=2なので,S_1+S_2=2+2S_2であるから2<r<6.
また,4=(S_1-S_2)^2=(S_1+S_2)^2-4S_1S_2=r^2-4m
従ってm=\frac{r^2}4-1(2<r<6)が求める範囲(図省略).
最終更新:2013年10月15日 20:06