A君がおみくじを引く.N回引いても「大吉」が出なければ打ち切ってやめる.もしN回までに大吉が出ればその回でやめることにした.ただし,Nは2以上の定まった自然数とする.
A君が1回ごとに大吉を引く確率をpとする.このときA君がおみくじを引くのをやめるまでの回数の期待値(平均ともいう)Eは

と表されることを示し,(

,N=10のときのEの値を小数第2位まで求めよ.)
A君がN回ではなくn回で打ち切る場合のおみくじを引く回数の期待値を

とおく.

より

,

より

なので

.
つまり

であるが

.
(以下略)
最終更新:2013年09月22日 02:01