k81s5

A君がおみくじを引く.N回引いても「大吉」が出なければ打ち切ってやめる.もしN回までに大吉が出ればその回でやめることにした.ただし,Nは2以上の定まった自然数とする.
A君が1回ごとに大吉を引く確率をpとする.このときA君がおみくじを引くのをやめるまでの回数の期待値(平均ともいう)EはE=\frac{1-(1-p)^N}{p}と表されることを示し,(p=\frac{1}{5},N=10のときのEの値を小数第2位まで求めよ.)

A君がN回ではなくn回で打ち切る場合のおみくじを引く回数の期待値をE_nとおく.
E_{n+1}=p+(1-p)E_{n}より1-pE_{n+1}=(1-p)(1-pE_{n})
E_1=1 より1-pE_{1}=1-pなので1-pE_{n}=(1-p)^n
つまりE_n=\frac{1-(1-p)^n}{p}であるがE=E_N=\frac{1-(1-p)^N}{p}
(以下略)
最終更新:2013年09月22日 02:01