お祝いごとのお赤飯 2008年11月25日 (火)

2008/11/25 17:36
Canon EOS Kiss Digital X

介護ボランティアで訪問している高齢のご夫婦のお宅に行くと、帰りがけにお赤飯を持たせてくれました。
今日は60回目の結婚記念日だそうです。

奥さんが手渡してくださった、透明のケースに入ったお赤飯は、ほんのり温かく、意外なほど持ち重りがしました。

先日マンションの管理人さんからお赤飯を頂いた時「うちの辺りは、お祝い事があるとお赤飯炊いて配るんですよ」と言っていたけれど、そういう風習って良いですよねぇ。

私の母も、ちょっとお祝い事があるたびに、お赤飯をたくさん炊いていました。
そして親しい人たちに配っていました。

学校が終わってから遊びに来ていたお友達にも、「おうちのみなさんでどうぞ、今日は〇〇のお祝いだからお赤飯炊いたのよ」と折詰を渡していたことを思い出します。

やはり私は、ことあるごとにお赤飯を炊いていた母のお赤飯の味が一番好きです。

今思い返すと、
節目節目に判で押したようにお赤飯が炊かれ、小豆色に染まってむっちりと艶やかなお赤飯が食卓にのぼる光景は幸福な家族の象徴のように感じます。

今日頂いたお赤飯は、高齢のご夫婦らしい、小豆もお米もむっちり柔らかで、老夫婦が美味しいと感じるであろう旦那様への思いやりを感じるお味でした。

私も、結婚をしたら、喜びや嬉しさ溢れる日に、お赤飯を炊き、子供や孫に、家庭で炊くお赤飯の美味しさを伝えられる女性になりたいと思います。

おいしいもの

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最終更新:2009年12月19日 17:04
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