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敵対的買収は悪なのか > よしかな

 会社は株主のものです。したがって、買収案件が敵対的なのか友好的なのか、わかりやすく言えば、その買収提案が株主にとって良いものなのか悪いものなのか、という判断は、本来、そのときの株主が行うのが筋ということになります。
 実は、世の中で「敵対的買収」と呼ばれる案件はすべて買収提案を受けた会社の経営陣が、いわば、独自にそう呼んでいるだけであり、その会社の株主にとってよいか悪いかといった肝心な点は無視されてきたと言っても過言ではありません。
 会社法上のタテマエとしては、株主総会で選任された経営陣は経営に関する意思決定を株主から任せられており、経営陣の意思決定はすべて「株主のため」になるべきです。では、株主にとって、突如現れた買収者から仕掛けられた買収提案が良いか悪いかという判断基準はどこにあるのでしょうか。これについては、株主や投資家にとっての最大の関心事が何にあるのかを考えてみればわかると思います。
 結局のところ、買収者から仕掛けられた買収提案が敵対的か友好的か、つまり、株主や投資家にとって拒否すべき買収提案か受け入れるべき買収提案かを判断する基準は「企業価値」であるということが理解できると思います。
「M&A時代 企業価値のホントの考え方  保田隆明 田中慎一 ダイヤモンド社p162」


  • でも企業価値の算定とか株主に理解できるの~?
    従業員の考え方と株主の考え方の違いとか意識の共有とかどうなってるのか教えたって~! -- よしかな (2007-09-14 01:33:47)
  • 敵対的買収には3パターンあると思う。1つは経営陣にとっての敵対的買収、2つ目は株主にとっての敵対的買収、最後は両者にとっての敵対的買収。その尺度として企業価値を使って算出するということやけど、たぶんこれは株主には基準となりえる(ともなって情報開示が非常に大切)。けど忘れたらあかんのが経営陣又は従業員にはこれプラス双方の企業文化の視点を持っていること。この概念を株主は感じ取れているのか疑問。特に日本はこれが隔たりとなりやすいようやし。文化の融合がなければ(逆に効率悪くなったり)シナジー効果も生まれない。それはすなわち企業価値で評価した値が異なってくることになると思う。 -- ふみや (2007-09-15 00:34:40)
  • 株主が本当にとって有利な案件でも
    知識がないためそれが良いのか悪いのかわからないってのが問題やんな。 -- たなけん (2007-09-15 11:22:47)
  • >ぷみや 企業文化の視点って企業に対して株主・経営陣・従業員がどんな想いを抱いてるかっていう視点(違い)ゃんな?!
    日本型経営の従業員重視が、結局は安定した高い利益率に繋がるって先生言ってたケド、ゥチもそぅ思ぅ!
    何でかっていうと、今の日本にはまだ企業の経営理念と企業の安定収益性を重視して株を買う投資家が多いと思うから。
    株主には企業に対する愛着心と配当で満足してもらって、企業には堅実な経営をしてもらいたいかも!笑
    でもそれじゃあんまり稼げないんかなー?!理想論なんかも(><;)

    >たなけん ホンマ問題やねっ!株主にも企業の戦略と未来のことを長期的に考えてみてほしー。笑 -- よしかな (2007-09-16 03:04:24)
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最終更新:2007年09月16日 03:04
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