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M&Aのメリットデメリット > よしのうち

M&Aのメリット・デメリット

メリット
  • 時間
まず、仮にM&Aを行わずに多角化戦略を推し進めていく場合、企業は自社の資金・人材といった経営資源と長い時間を使って、新規事業を立ち上げて軌道に乗せなければならない。しかし、ITに代表される”技術進歩”も早く、スピード経営が必要な企業にとって時間をかけて新規事業を行っていてはビジネスチャンスを逃してしまうのが実情である。リスクは伴うが、経営資源と時間を効率的に使えるというメリットがM&Aにはあると言える。また企業は企業価値の向上の観点から、経営資源の再編・再生として買い切り・売り切りと経営資源を切り離す獲得するという経営権の獲得・譲渡への動きを本格化させることもメリットのひとつであろう。
規事業への進出、既存事業の拡大を自社で全て賄うのは、事業企画の為の専門チームの人件費や莫大な運営資源が必要となるが、既に必要な事業を稼動させている企業を買収することが、既に有する人材、技術、免許、商標権等の面の起業の際の低コストを実現することが出来る事がメリットである。
M&Aのメリット
  • シナジー効果
既存事業との相乗効果で、M&A以前の収益向上、事業価値拡大などが見込める場合。また短期間で自社に必要な事業が取得可能だから。ライブドア社のマスメディア進出はシナジー効果だと、社長の堀江氏は言っていた。
  • 不採算事業の処分
必要ない事業でも、他社で必要としている場合があるため。
  • 経営陣の交代
有能な経営陣に変えることによって蘇えらせることが可能

加えて、M&A を通じた効率的な事業再編の実施やその結果としての経済の体質強化が可能なことがある。仏ルノーによる日産自動車への経営参加やNKK と川崎製鉄によるJFE グループ設立とその後の展開などはこの成功例であろう。第二に、経営者の経営姿勢がより緊張感を持ったものになり、企業価値向上への努力が高まることから、企業経営にプラスの効果をもたらすことが予想される。これらは、株価にも好影響を与えることとなろう


デメリット
次にM&Aによるデメリット。企業風土が異なる企業同士を融合させる困難が伴う。良く聞く事例としては、M&Aを行った結果、旧A社・旧B社といった派閥や差別が生まれ、昇進や待遇に差があるということ。これは表面的にはM&Aが成功したように見えても内情は従業員間で足の引っ張り合いが行われ、生産性が低下する要因となる。また、合併・買収先企業の十分な調査や情報収集にかける時間を得ることは難しく、経営者が決定に必要なだけの情報に満たない場合が多くある。それだけに、予想通りのシナジー効果を得られないといった危険を伴っている。
マネーゲーム的なM&A が増える場合には、競争力強化に向けた取組みなど本来なされるべき企業活動がおろそかになる懸念がある。第二に、敵対的買収を仕掛けられた時に、発行済株式数を増やす手段を設けたり(ポイズンピル)、優良資産を売却したりする(クラウンジュエル)のような企業防衛策の乱用で、一般株主の利益が損なわれる恐れがあることや、LBO (Leveraged buyout)の増加により企業の負債が増える可能性があることなどが考えられる。こうしたデメリットは、M&A が盛んだった80 年代の米国においてもみられた現象である。


  • 買収防衛策の是非が、80年代の米国においてどのように議論されていたか調べようと思いました!
    あと、買収防衛策発動による株主の権利の希薄化や株価の公平性の損失など、株主価値の向上と相反した行動がどのような影響をもたらすのか、LBOを用いた企業の成功事例や成功確率など、調査したい! -- よしかな (2007-09-14 00:03:04)
  • 企業風土が異なる企業同士を融合させる困難が伴う

    これはよく聞くな。 -- たなけん (2007-09-15 13:11:24)
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最終更新:2007年09月15日 13:11
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