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第4章 中小企業について

(メモ)作業段取り
中小企業については具体的な数字(件数)を調べる。
んで、成功事例を銀行実務などから拝借する。
ポイントは参文(先生のオススメも)を読む。

  • 事業継承に悩む中小企業の実情
M&Aというと、大企業のものというイメージが強いが、実に日本のM&Aの60%が中小企業を対象としたものとされている。その目的として譲渡側の動機は大きく分けて2つある。1つ目は後継者問題、2つ目は事業の将来性不安である。一方、譲受側の動機は次の2つある。1つ目は公開会社が優良中小企業を譲受し、新規事業として育て売り上げ・利益の拡大をはかる、2つ目は中堅・中小企業が現在の業種の将来性不安から、後継者のいない優良中小企業を譲受し、新しい事業として立ち上げる、である。この背景には国際化による競争の激化があり、その結果中小企業は生き残りをかけM&Aという手法を用いる。中小企業のM&Aの特徴は90%以上が企業の譲渡・譲受である。言い換えれば、後継者問題を起因とし、企業の100%売買が主である。中小企業、特に地方の中小企業の問題としてソフトインフラの未整備がある。どうしても首都圏、地方中枢都市等に優秀なアドバイザーが集まりやすく地方のM&A案件に携わるプロの育成が必要であろう。また中小企業の決算書類は経営状態を正確に示せていないケースがある。実際資産を時価評価したところ債務超過が発覚するというケースもみられる。

  • 地域金融機関の役割
地域金融機関が重要な役割を担う
理由:取引先の情報をよく知っているから
理由:地域経済発展のため

  • 事業継承型M&Aの類型とステップ
財産と経営権を分けて継承方法を考える。
→有能な第三者に経営をまかせる。
債権者は事業保全が計れ、資金回収がしやすくなる
株主(ボンクラ息子)は株式価値の向上が計れる

  • M&Aに踏み切る際の問題点と仲介時のポイント
売り手五訓
①売り時を逃すな
②最終的にはトップの決断だ!
③常に企業価値を意識せよ
④売却条件の優先順位を明確にせよ
⑤第二の人生設計を明確に描け!!

買い手五訓
①将来ビジョンを明確にせよ
②相手を尊重せよ
③懐を深く持て
④買収成立は始まりにすぎないと心得よ
⑤M&Aにリスクはつきものだと思え!


  • 譲渡企業の企業価値評価と実力の磨き上げ
簡易でもいいので評価するのが大事である。
理由:売れる会社にするためには「企業価値」を経営指標として経営向上を図る


筆者は下記2つの方法を使用し総合的に判断することを進めている
①利益還元法による簡易評価…過去の推移を把握することでわかる将来のフローから判断
②純資産法による簡易評価…過去の実績を累積したストックから判断

  • 成功事例に見るM&Aの成否ポイント
ファインテック社(仮名)…後継者不在
ポイント:売れやすい業種と売れにくい業種がある。
売れやすい:ソフトウェア、人材派遣、ビルメンテナンス、調剤薬
売れにくい:特色のない製造業、公共事業頼みの建設工事業
ちなみにファインテックは前者のソフトウェア開発

ポイント:社員や取引先への説明も大事。とくに人材がモノをいう業種は!!
ファインテックでは、相手側の社長と売り手側の社長が社員ひとりひとり(メッセージ)にあいさつ文を作成。

青山コスメティックス(仮名)…セカンドライフ(海外移住)のため
ポイント:事業シナジーをもっとも見込める企業を選ぶ。
→その方が高く買ってくれるから

丸山ポンプサービス(仮名)…オーナーの健康上の理由
ポイント:従業員の待遇(給料など)を最優先したので成功


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最終更新:2007年09月16日 05:52
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