あるいはマーラちゃんとも。
ブッダが悟りを開く禅定に入った時に、瞑想を妨げるために現れたとされる魔神である。
may3Dカスタムスレでは男根の隠語である“魔羅(まら)”をイメージした女神転生シリーズのマーラを幼女化したキャラクターを指す。
頭をなでなでされると白い液体を噴出してしまう困った人。なお、頭をなでなでされるだけでは悶えるばかりで噴出しない、らしい 。
どちらかと言えばギャグ要員として扱われることが多い。
普段はロリ体型だが、本気を出すとボンッキュッボンになる 。普段はもーしょぼー 未満、もーしょぼーずの五女と同等であるようだ 。何が未満であるのかどうかに関しては、よく分からない。
仏教での扱い
マーラの語義は「殺すもの」であるとも、「死」の人称形とも言われ、ウガリット神話の死神モートを起源とするという説もある。
しかし、初期仏教においてはマーラは悪魔的な存在と言うよりは、ユーモラスな存在として描かれている。つまり、威厳はあんまりないらしい。
初期仏教では、マーラは文字通りの意味と心理学的な意味の両方の意味で解釈された。マーラは文字通りの存在として、例えばブッダの周囲にいる様々な神々の一人として描かれると同時に、瞑想を妨げる疑問や誘惑の比喩としても描かれている。
伝統仏教ではマーラには四つの意味がある。
クレサ・マーラ……あらゆる不得手な感情を体現しているマーラ。“不得意な感情”の原文はunskillful emotions。Googleで検索 しても仏教系のサイトしか引っかからないところ見ると、英語で一般的な表現ではないようだ。仏典から直訳したので、原語では異なるニュアンスを持つものと思われる。怠ける感情、という意味なのではないかと思うが、根拠はない。
ミチュ・マーラ……輪廻転生における死としてのマーラ。
スカンザ・マーラ……条件としている存在全体の比喩としてのマーラ。wikiあきも何を書いているのか分からない。原文、Skandha-mara, or Mara as metaphor for the entirety of conditioned existence. "conditioned existence"をGoogleで検索 しても、仏教に関するページしか発見できない。
デバプトラ・マーラ……天部の息子であるマーラ。比喩としてではなく、実在する存在としてのマーラ。“神々の息子”の原文は "son of a deva (god)"。亜神、あるいは小神、レベルの低い神々、というような意味か。
日本においては、マーラが釈迦の修行の邪魔をした故事から、男根の隠語である“魔羅(まら)”が修行僧により煩悩の象徴として用いられたとされる。現在では一般社会でも同様に隠語として使用される。ただし、この語源説については、和語で排泄を意味する“まる”の転訛であるという説もある。
なお、魔王という称号はついているが、翻訳の都合上のもので、マーラ自体はもーしょぼー や天狗と同じように種族名であり、固有名というわけではないようだ。
また、いくつかの伝説では、ブッダを誘惑した美女はマーラの娘であるとされている。
その他画像
男が本気を出すと筋肉が盛り上がるように、
女が本気を出すとボンッキュッボンになるのは自然なことである。
Wikipedia のキャプションは Mara's assault on the Buddha となっている。
複数形であるところから見ると、玉座に襲いかかろうとしている周囲の悪鬼がマーラ達ということらしい。ブッダは中央の玉座によって象徴されているとのこと。
最終更新:2010年10月26日 14:11