主人公ら、転生の間に移動後
マドレーヌ先生「ねぇ、ガナッシュ・・・・・・・・。
グラン・ドラジェにも
エニグマが憑いているのよ。
知ってた?」
ガナッシュ「え・・・・・・・・?
グラン・ドラジェにも・・・・?」
マドレーヌ先生「ケルレンドゥの前の王
ユゥヴェック。
だからケルレンドゥは
今まで魔法学校に手が
出せなかったの。」
ガナシュ「・・・・・・・・。
そうだったんだ・・・・・・・・。
先生にはどんなエニグマが
憑いているんですか?」
マドレーヌ先生「フフッ・・・・・・・・。
どんなエニグマだと思う?」
in 再生の間
ケルレンドゥ「バカめ・・・・・・・・。
命を捨てに来たか・・・・・・・・。
死のプレーンで死んだら
転生できない。
魂は完全な無に帰してしまう。
その恐怖に勝てるものが
死のプレーンで勝ち残る。
どういうことか
とくと教えてやろう。」
バトル終了後
ケルレンドゥ「まさか・・・・・・・・!
そんな・・・・・・・・!
バカなッ!!!!!」
ケルレンドゥ消滅
ブルーベリー「やったのね!!」
ペシュ「やりましたの!!
私たち、やりましたの!!」
カシス「フゥ・・・・・・・・。
ざっと、こんなモンでしょ。」
シードル「な~んか、コイツの最後のセリフ
やすっぽかったなぁ~。」
ピスタチオ「勝ったっぴ!!!
オイラたち生きてるっぴ!!」
マドレーヌ先生「私にはエニグマは
憑いていないわ。」
ガナッシュ「なんだってぇーーーー!?
でも、オリーブが!!
先生にはエニグマが4体も
憑いてるって・・・・・・・・!!」
マドレーヌ先生「彼女、純真だから。
すぐだませちゃう。
ウフフッ。」
ガナッシュ「だけど、海岸で・・・・・・・・
次々とエニグマを・・・・・・・・!」
マドレーヌ先生「ピスカプークくらいなら
どうにでもなるわよ。」
ガナッシュ「ウソだ!!
先生、闇のプレーンを一人で
走りまわってたじゃないか!」
マドレーヌ先生「・・・・・・・・。
夢中だったから
覚えてないや。
エヘヘ。
先生、ぼーっとしてるから。」
ガナッシュ「なんだってぇーーーー!?」
ブルーベリー「ただいま、ガナッシュ。
待たせたわね。」
ペシュ「ガナッシュちゃん!!
待っててくれましたの!?」
カシス「ヘイ!ガナッシュ!
オレたちは勝ったぜ!
今度はオマエが勝ちを
取りに行くんだ!」
シードル「フゥ~
もう戦わないぞー。
もう充分だ。
一生ぶん戦ったよ。」
ピスタチオ「イエ~~~~~~~~ッ!!
オイラ勝ったっぴ~~~!!」
ガナッシュ「帰るぞ!!
さっさと引き上げだ!!」
ブルーベリー「どうしたの?
ガナッシュ。
ヘンよ?」
カシス「なんで荒れてんだ?
先生、ガナッシュと
何かあったの?」
マドレーヌ先生「ウフフ・・・・・・・・。
ヒ・ミ・ツ (ハート)」
ガナッシュ「先生!!
誤解されるでしょう!!」
マドレーヌ先生「はははは。
照れてやんの。
可愛いじゃんガナッシュ。」
ピスタチオ「オイラ、ガナッシュに
勝てるようになったぴか?
そんな気がしないっぴ。」
ペシュ「ガナッシュちゃん・・・・・・・・。
元気出てますの・・・・・・・・。」
シードル「やれやれ・・・・・・・・。」
ガナッシュ「お先にッ!!」
マドレーヌ先生「魔法が使えなくても、ワープ屋
さんのワープが使えるのよね。
そんじゃ、先生も
ワープでゴー!!」
ブルーベリー「置いていかないでよ!!」
ペシュ「どうしてみんな
バラバラに行きますの!?
いっしょに行きますの!!」
カシス「あわただしいなぁ。」
シードル「なんだよ、も~。
もっとのんびり行こうよ~。」
ピスタチオ「置いて行っちゃ
イヤだっぴ~~~~~~!!」
主人公ワープ。
in 魔バス
バルサミコ「いよう!!少年少女よ!!
おめでとう!!
特にガナッシュ!!
たいへんな決心をしたらしいな!」
ガナッシュ「・・・・・・・・。」
バルサミコ「これから町に帰って、今まで
以上に苦労するとは思うが・・・・
イヤになったら、いつでも
逃げ出してもかまわねぇぜ。
オマエにゃ、何の責任もねぇ。
オマエにあるのは自由だけだ。
自分がやるべきだと感じた
ことだけをやるんだ。」
マドレーヌ先生「ガナッシュ、落ち込んでない?
今の気分はどう?」
ガナッシュ「・・・・・・・・。
魔法を失ったって言うのに
体が羽のように軽い・・・・・・・・。
息をするだけで、
すごくドキドキする・・・・・・・・。
・・・・・・・・。」
グラン・ドラジェ「悟ったようじゃな・・・・・・・・。
ガナッシュくん・・・・・・・・。」
ガナッシュ「・・・・・。
ここは・・・・・・?
オレはどうしてここに・・・・・・?」
グラン・ドラジェ「オマエのその体は、
命そのもの。
意識を合わせるだけで
どこへでも行けるぞ。」
ガナッシュ「どこへでも・・・・?
いったい何が起きたんだ・・・・?」
グラン・ドラジェ「魂はいつも自由じゃ。
ただ、心がそれを知ろうと
していなかっただけ。
これからはもう、迷うことも
悩むこともないじゃろう。
オマエが歩く道は一つじゃ。」
ガナッシュ「一つ・・・・・・?
たった一つの道・・・・・・?
それはいったい・・・・・・・・?」
グラン・ドラジェ「自由と言う道じゃ。」
最終更新:2007年09月09日 13:12