音楽室
シードル「そんなのウソだよ。
だって、それが本当なら
毎年のようにヴァレンシア海岸に
行くワケないじゃないか。」
カシス「学校はウワサのモミ消しに
必死なのさ。
毎年、この時期になると、
何者かに校門を破壊されるって
言うし・・・・・・・・
ぜったい何かあるぜ。」
シードル「キャンプで毎年、誰かがいなく
なってるっていうのが本当だったら
じゃあ、誰がいなくなったのさ。
ショウコはあるのかい?」
オリーブ「ガナッシュの姉さんが・・・・・・・・
3年前、キャンプから帰ってきて
すぐ家出しちゃったわ・・・・・・・・。」
シードル「キャンプとは無関係じゃないか。
けっきょくは、そんな話に
オヒレがついただけさ。」
カシス「夢がねぇなぁ。」
シードル「行方不明になるなんて話の
どこに夢があるのさ!!」
オリーブ「もう、やめましょう。
こんな話・・・・・・・。」
シードル「わかった、わかった
ガナッシュに聞けばいいんだろ?
ガナッシュはどこさ!」
カシス「アイツが家族の話なんか
するワケねぇだろ?
キャンプもフケる気だぜ。
カベルネに聞けばいいんじゃ
ねぇのか?」
シードル「カベルネに?
なんで~?
あれ?
カベルネはどこ?」
カシス「行こうぜ。
○○が呼びに来てる。
待たせちゃ悪い。」
アランシア「だいじょうぶよ~。
あわてないでも~。
のんびり行きましょうよ~。
仲間になるとき
カシス「ヴァンレンシア海岸は危険な
場所さ。
毎年、誰かがあそこで
消えちまってるんだぜ!」
シードル「ヴァレンシア海岸が
そんなに危険な場所なら
毎年のようにキャンプに
行くワケないよねぇ。
ヴァレンシア海岸は
安全なリゾート地さ。
そうだろ?」
はい
シードル「キミ、話がわかるね。」
いいえ
シードル「キミもそう思うんだ。
バカげてるなぁ。」
オリーブ「ヘンな胸さわぎがする・・・・・・。
カシスが言ってるみたいなことが
現実にならなきゃいいけど・・・・。」
アランシア「カシスとシードル、どっちが
正しいかなんてどうでもいいよ。
キャンプが楽しければ
それでいいよ~。」
最終更新:2007年09月13日 23:37