Summary. LUJではコンボレシピをなるべく少ない文字数で、かつ見やすく書くためにちょっとイレギュラーな表記を使ってます。そうした約束事をここでまとめて紹介します。

コンボパーツ以外の用語・略称

具体例としてフレームなどの数値を出す際、たまにバージョンを明記したいときがあります。そんなときは単に(@AC)とか(@AA)とか(@CC)とだけ付記することにします。

HS

ヒットストップの略です。

1F目押し / 猶予1F

その行動を成立させるためのキー入力タイミングが1Fしか存在しない(いわゆる「ビタ目押し」)ことを表します。人によっては "0F目押し" と呼ぶこともありますがLUJでは1F目押しと呼びます。

コマンド

いわゆるテンキー表記を使います(例. 236A = +A)。@wiki的には 矢印表示プラグイン と同じと言ってもいいです。レバー入力を伴わない(ニュートラル)A攻撃を普通5Aと書きますが、コンボレシピ中では煩雑なので単にAとだけ書くと思います。

コマンド技の名前については以下の略称を用います:
  •  … フルール・フリーズ
  •  … セントエルモ
  • グラティー … グラスグラスティータイム
  • PW … プリティウォーク[1]
  • 粉雪 … パウダースノウ
  • 猫2 … 猫通ロケットの2段目
  • 虎猫,茶猫,黒猫,白猫 … グラスグラスティータイムで出てくる猫

また、誤解の余地がない場合は空中投げを単に「投げ」と書きます。

矢印の種類

ビートエッジや必殺技によるキャンセルは X>Y で表します。

ジャンプキャンセル(jc)やダッシュキャンセル(dc)を用いる場合は X~Y で表します。通常、jcとdcのどちらを使うかは文脈から明らかですが、どちらか明記するときは X~(jc)Y のように書きます。

上のどちらでもないつなぎは X→Y で表します。

※例1:
JC~{JC>J2C}→2B ・・・ 最初のJCをjcして{JC>J2C}

※例2:
{2B>C}~JC~投げ ・・・ 5CをjcしてJC、それをさらにdcして空中投げ

多段技の段数

多段技を何ヒットさせるかはC5EX氷1のように下付き文字で表記します。ただし、AD,J2C,ロンドの段数は必要なとき以外省略します。下付き文字が見づらいときはC(5)のように括弧で表記します。

ヒット数を省略した時は キャンセル可能技は1段目のみ、不可能技は全段ヒット を原則とします。

※例1:
{A>C4>2B>3C}>EX氷 ・・・ 5Aの1段目をキャンセルして5Cを4ヒットさせる。EX氷は全段当て

※例2:
{2B>B3>4B}>EX氷1 ・・・ 2Bをキャンセルして5Bを全段当てる。EX氷はカス当て

コンボパーツの略称

頻繁に現れるコンボパーツに対しては略称を使用します。世間一般ではまったく通用しないのであしからず。

HJA, HJC, HJC, ・・・

「ハイジャンプJA」などの略です。これは割と普通です。

6AA, 6AAA

Hレンのワンツースリーの2段目、および3段目の意味です。このように書いた場合は ワンツスリーの2段目だけ(3段目だけ) を指します。

6A>A>A

Hレンの 5A>6A>6A の略です。このように書いた場合は全部の技を当てます。5Aを空振りして6A以降だけを当てる場合は 6AA>A などのように書きます。

4B2A, 2B2A, 6AAA2A

「 4B or 2B or 6AAA>2A空振り 」の略です。

4B2AはFT以降のレンのコンボに欠かせない存在です。2B2Aは美脚のために使うことが多いですが、ReACT旧版では2Bのキャンセル受付時間の短さを補う目的で使ったりもします。

黒2B, 黒5C, 黒JA

「黒猫設置後、黒猫が当たる前に2B or 5C or JAを出す」の意味です。

かなり乱暴な略し方ですが、ver.B2以降のコンボで頻繁に登場するパーツです。これらに限らず、単に「黒~」と書いたらすべてこの意味です。同様に、虎猫の場合は虎2Bなどと書きます。

ACEX

「 {A>C}>EX氷 」の略です。超頻出パーツです。

5Aを2ヒットさせるときはA2CEXと書きます。同様にEX氷をカス当てするときはACEX1みたいに書きます。将来 A>C2>4B>EX氷 などが増えた場合はACBEXなども使うかもしれません。

CC2C

「 JC~(jc){JC>J2C} 」の略です。

いわゆる鴨音中段と同じ動きですが、別にしゃがみ食らいとは限りません。というか、鴨音中段の場合はそう書きます。なので、J2Cを3ヒット以上させることもありえます。

氷着地

「着地寸前に空中氷を出す」の意味です。

補正・火力的には数ある浮かせ技の中でもぶっちぎりのパフォーマンスを誇りますが、いかんせん着地寸前の1Fに入力しないといけないのが難しいです。

なお、2段ジャンプや空中ダッシュの仕方によって着地タイミングが変わります。





[1]
以前は「転移」と書いていたが、マジックと区別できなくなるのでやめた。
最終更新:2015年09月04日 07:09