Summary. AAになって実用性を大幅に増した2C利用隙間空けについてです。これにより画面端であっても裏表の2択を迫ることが可能になります。


概略

通常、相手が完全に画面端を背負っている状態では(一部の壁バウンド技を当てない限り)相手の背後に回りこむことはできません。そのため、画面端で裏表の起き攻めを仕掛けるには、うまい具合に壁バウンド技を組み込んで相手の裏側に隙間が空いている状態を維持する必要があります。

ところが、レンの場合は少し特殊な方法があって、
画面端でEX氷 → Aため氷 → タイミングよく2Cを空振り
とすることで、コンボ後に 相手の裏側に無理やり隙間を作る ことができます。こうしてできる隙間は比較的視認しづらく、ガード困難な裏表起き攻めを行うことが可能になります。

下の図は実際にやってみたところです。
ReACT~ACではAため氷が確定ダウンでは無かった(低当てしないといけない)ため、『Aため氷の受身不能化を起こしつつ2Cを空振りさせる』という厄介な微調整が必要でしたが、AAではすごく簡単です。そこで、今回は主にAA以降の2Cすかしについて説明します。

隙間を空けてからの2択

2Cすかしで隙間を作った後の行動は大きく2種類に分かれます。すなわち、
  1. 隙間を残したままレンの行動で裏表の2択を迫る
  2. 隙間を意図的に埋める or 埋めないによって裏表の2択を迫る
の2つです[1]。まずは比較的わかりやすい前者の例を紹介します。

折り返しJC or 裏着地2B


APW or テンバツ (Cレン)


低空ダッシュ→裏着地2B or 遅め低空ダッシュ→表JC

意外と見切りづらいです。

隙間を空ける or 空けないの2択

2C時の立ち位置で埋める

密着して2Cを出すと隙間が自動的に埋まるキャラ向け(密着でもギリギリまで引きつけて2Cなら開く場合も)。
両アルク・シエル・両秋葉・ネロ・両翡翠・志貴・両儀

場合によっては後ろに下がらないと裏択ができない。少し下がるだけでよければAため氷を2364Aで出す。
完全に密着なら他にも埋まるキャラはいるが、あまり実用的ではない。

2C後に猫歩きで埋める

密着して2Cを出しても隙間が埋まらないキャラ向け。
レン・両シオン・七夜・琥珀・さつき・都古・ワラキア・青子・紅摩・リーズ・ロア・ネコアルク

基本的に(猫歩き→)前ジャンプ→空中ダッシュでいいが、琥珀・ロアは前ジャンプで埋まる。
(猫歩き→)垂直ジャンプ→前慣性でもいい。起き上がりに間に合うならあり。





[1]
もちろんこの2つは排他的なわけではなく、ある程度併用できる。
最終更新:2019年09月08日 04:01