Summary. ゲージ増加量に関する事柄をまとめておきます。

被ガード時の増加量

相手に攻撃をガードさせた場合もゲージは増加しますが、ヒットした場合よりやや少ない値になります。また、被ガード時の増加量には "端数" が存在するみたいで、たとえば2Aをガードさせたとき、ゲージが2.5%増える場合と2.6%増える場合の両方があります。

レンの技を片っ端から観察したところ、どうやら
被ガード時の増加量 ≒ (ヒット時の増加量×6)÷7
と設定されているようです。実際、これだと端数部分も帳尻が合います。

スタイル毎の違い (AA)

AAの場合、クレセント以外のスタイルを選択するとゲージ増加量がクレセントよりも少なくなります。たとえば、2Cをヒットさせた場合のゲージ増加量は
クレセント ・・・ 10%,  フル ・・・ 8.9%~9%,  ハーフ ・・・ 7.5% (CCは6.9%~7%)
となっています。例によって端数が絡んできますが、おそらく
  • フルの増加量 ≒ クレセントの増加量×0.9
  • ハーフの増加量(AA) ≒ クレセントの増加量×0.75
  • ハーフの増加量(CC) ≒ クレセントの増加量×0.7
であると考えられます。

なお、この修整は相手の攻撃を受けたときの被ゲージ回収にも適用され、 攻撃側のスタイルとは関係なく防御側のキャラのスタイルに応じて 上の倍率が掛かります。

暗転技後の回収制限

EXエッジやADなど暗転を伴う技を撃った後は、一定時間が経過するまでゲージの増加量が一律低下します。これは安易な永久ループを回避するための措置です。以下、この現象を "回収制限" と呼びます。

どのくらい低下するかというと、どうも
回収制限下の増加量 ≒ (普段の増加量×3)÷7
になるようです。ただし、各種氷や2C・J2Cなど「回収制限の影響を受けない技」もいくつか存在します。これらの技を活用するとゲージを回収しやすくなります。

回収制限の持続時間は技によって多少異なります:

暗転時間29Fの技[1]

EX空中氷、EXロンド、EXフレイム、EX鏡が該当します。

これらの技では、 暗転が解除されたフレーム から数え始めて419F目までが回収制限の時間になります。当然ですが、暗転時間の分はカウントされません。

暗転時間がもっと長い技

EX氷、AD、AADは暗転時間が29Fよりも長いです。

これらの技の場合、 暗転開始フレーム から数え始めて419F目までが回収制限の時間になります。つまり、暗転時間の分もカウントされます。

このため、「暗転時間29Fの技」よりも実質的な回収制限時間が短くなります。特にEX氷(暗転72F)は大きな恩恵を得ることができます。[2]

引き剥がしによるゲージ増加量低下(MBAACC)

MBAACCで新しく追加されたReACT属性を利用してダウン中の相手を引き剥がした場合、そのコンボが終了するまですべての技のゲージ増加量が低下します。

いくつかの技で試したところ、この補正の影響下では
引き剥がし以後の増加量 ≒ 普段の増加量×0.45
になるようです。また、 ため氷などの「回収制限の影響を受けない技」に対しても影響を与えます 。そのため、ゲージ回収を重視するときは引き剥がしを使わないようにしないといけません。

この補正は上で述べた暗転技後の回収制限とは別物扱いで、もし両方の条件を満たしていれば両方の影響を受けてゲージ増加量が大幅に低下します。





[1]
実を言うとこのカテゴライズは正しくない(PシエルのEXシャフトなどが反例)。正しくは「暗転中に自分が停止する技」と表現するべきだが、レンに限ればこれで問題ない。

[2]
たとえば、EX氷の暗転(72F)+EX氷硬直(49F)+Aため氷(61F)+Bため氷(66F)だけで248F消費できる計算になる(@CC)。
最終更新:2015年09月03日 21:07