Summary. MBACのリプレイはReACT時代と違って単独のファイルではなく、個別のフォルダを作って中に色々格納するようになってます。その辺についてです。

始めに

今回のリプレイは、各リプレイに対して(MBACWIN\Replayフォルダ内に)1つずつサブフォルダを作り、その中にデータを格納するようになっています。リプレイ名として使われるのは、このサブフォルダの名前です。

これらをそのままメール添付したりするのは不可能なので、普通はZip圧縮して送ります。具体的には、
フォルダを右クリック → [送る] → [圧縮(Zip形式)フォルダ]
と操作すればよいです(Windows XPの場合)。

単一のファイルではないですが、通常は単に「リプレイ」と呼びます。

内容物

さて、このフォルダの内容物はというと、
  • _Header.ini
  • 00.RPD、01.RPD、・・・
という2種類のファイルが入っています(RPDファイルの個数はモードによる)。雑にいうと、_Header.iniのほうが「設定ファイル」、残りの**.RPDが「1ラウンド毎のデータ」を格納したファイルです。フォルダ名自体は好きにリネームしてよいですが、内容物はリネーム不可です。

さらに、この_Header.iniの中を覗いてみると、次のようになっています:
[DATA]
BattleType= 0
RecordingVer=Ver.1.03A
[USER]
Comment=
ここで、BattleTypeは 「0 … プラクティスモード, 1 … VSモード」 を表しています。また、「Comment=」の後ろに文章を書いておくと、リプレイ選択画面でコメントとして表示されます(ただし、全角文字以外は空白扱い)。

リプレイ名について

フォルダ名は基本的に半角文字のみを使います。半角文字に関しては、かつてのような文字化けはほとんどないですが、唯一「 ; 」 → 「 = 」だけは残っています[1]

リプレイ選択画面での並び順は、文字コードに関する辞書式順序です(文字コードはIMEパッドの文字一覧などで確認可能)。今回、プラクティスモードのリプレイのデフォルト名が "Rep00", "Rep01", ・・・なので、それらより上に他のリプレイが来ることも多いです。

邪魔なときは、ファイル名の先頭に _ などを入れると順番が下に落ちます。

Dummy Replay機能 (ver1.02~)

ver1.02で、プラクティスモードに新しい機能が追加されました。

CPU ACTIONに新しく『DUMMY』というのが追加されています。
雑に言うと、『ATTACK』ではCPUが自動でC攻撃を繰り返すのに対し、こちらでは代わりに 自分で登録した行動 を繰り返させることができます。

登録方法

行動の登録はプラクティスメニューの『DummyRecording』で行います。
これを選ぶとCPU側のキャラを自分で動かせるようになるので、覚えさせたい行動を自分でインプットします。

注意

普通のリプレイ機能(録画・再生とも)とDummy Replay機能を同時に使用することはできません。リプレイの録画を開始すると設定がリセットされます。


ちなみに、向きの左右による不都合(236Cが214Cに・・・など)は生じません。





[1]
全角文字は1バイトずつバラバラに扱われる。これもIMEパッドの文字一覧などをご参照。
最終更新:2014年03月15日 01:37