CraftBukkit導入



マルチプレイについて

Minecraftのマルチプレイは、ユーザの一人がホストとなりサーバを構築し、他のユーザがそのサーバに接続する事で成り立つ。
マルチプレイにおいてはSSPで利用していたMODのほとんどは使えず、サーバに導入されたプラグインが代わりとなる。
ただし、一部MODはSSP用に導入しただけで利用出来たり、マルチプレイ中でも機能制限がかかるだけだったりするものもある。

サーバの種類

公式サーバ

Minecraftが公式に配布しているサーバ。
一部MODは公式サーバ用のプラグインとしても利用出来るよう作られているものもある。

CraftBukkit

有志が作成したサーバ。
フォーラムやWikiなどが存在し、専用のプラグインの数も多く、現状最も使われているであろうサーバ。
ここではCraftBukkitを利用する。



CraftBukkit導入

準備するもの

CraftBukkit

サーバ本体。
WikiでStableのバージョンをDLするのが良い。
 →CraftBukkit - Recommended Build
各バージョンはコチラ。
 →CraftBukkit - All Downloads

ランチャ

サーバ起動時に使用するbatファイル。
各自、テキストエディタを用いて作成する。
環境によって記述が異なる他、使用するメモリの設定などを変更する場合もこのbatファイルを編集する。
  • Java7、デフォルトインストール先の場合
 @ECHO OFF
 "C:\Program Files\Java\jre7\bin\java.exe" -Xms512M -Xmx2048M -jar "craftbukkit-1.3.1-R2.0.jar"
 PAUSE
Javaのインストール先を変更している場合はJava.exeのパスを適宜修正する。
ただし、個人的な経験であるが、正しいパスを指定してもエラーが返される事がある。
そうなった場合、素直にJavaをインストールし直す事を推奨。
同様に、CraftBukkitのファイル名を変更している場合はファイル名を適宜修正する事。

サーバ起動

ファイル配置~初回起動

DLしたCraftBukkitと作成したbatファイルを同階層に配置し、batファイルを叩く。
サーバが起動し、ワールドデータと共に各種ファイルを作成して行くので、CMD上にDoneと表示されるまで待つ。
 
表示されたら「stop」と打ち込み、一度サーバを停止させる。
以後、サーバを停止する際は必ずstopを送る事。

サーバ設定

CraftBukkitと同階層に作成される「server.properties」でサーバの詳細を指定する。
編集はテキストエディタで行う。
各項目の内容、設定値は以下の通り。
  • Ver1.3.1-R1.0
設定項目 データ型 初期値 説明 備考
allow-nether boolean true Netherの有無。 -
level-name string world 読みこむワールドデータ。 -
enable-query boolean false Enables GameSpy4 protocol server listener. -
allow-flight boolean false 不正移動時にキックするか否か。 -
server-port integer 25565 使用するポートを指定。 1~65534
level-type string DEFAULT DEFAULT - Standard world with hills, valleys, water, etc.
FLAT - A flat world with no features, meant for building.
LARGEBIOMES - Same as default but all biomes are larger.
-
enable-rcon boolean false Enables remote access to the server console. -
level-seed string (blank) 生成されるワールドのシード値を指定、blankの場合はランダム。 -
server-ip integer (blank) Set this if you want the server to bind to a particular IP. blankを推奨
max-build-height integer 256 高さ上限を指定。 1~256
spawn-npcs boolean true NPCのスポーン制御。 -
white-list boolean false ホワイトリストを使用するか否か。 -
spawn-animals boolean true 動物のスポーン制御。 -
snooper-enabled boolean true snoopをMOJANGに送信するか否か。 -
texture-pack string (blank) サーバ参加時にユーザが利用するテクスチャを指定。zipファイルへのダイレクトリンクを記述。 -
online-mode boolean true ユーザのMinecraftアカウントを照会するか否か。 -
pvp boolean false PvP制御。 -
difficulty integer 1 難易度指定。
0 - Peaceful
1 - Easy
2 - Normal
3 - Hard
1~3
gamemode integer 0 ゲームモードの指定。
0 - Survival
1 - Creative
2 - Adventure (only in snapshot 12w22a, and above)
0~2
max-players integer 20 最大同時接続人数を指定。 1~2147483647
spawn-monsters boolean true Mobのスポーン制御。 -
view-distance integer 10 サーバ側がクライアント側に送るワールドデータ量。Chunk換算。 -
generate-structures boolean true 村や遺跡などを作成するか否か。 -
motd string A Minecraft Server サーバリストに載せるメッセージ。 -

また、「bukkit.yml」でスポーン地点付近のプロテクトを設定する。
spawn-radius: 16
デフォルトでは上記のように16が設定されており、これはスポーン地点から半径16マスの地形にプロテクトをかけている。
0で無効化。
最終更新:2012年08月30日 23:08
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。