概説
極東ロシア連合王国(以下極東ロシア)の領土はロシア帝国時代に獲得した領域がもととなっている。特にも極東地域は
ネルチンスク条約、
アイグン条約によって得られた清朝の旧領でもある。1977年の
沿海クーデター以後、拡大を続けた極東ロシアは統一歴137年の
中蝦平和条約によって東はウラジオストク、西はアルタイ地方までを領土として確定した。
同国の地域区分は、19県5市(都地域市は3つ)をもつ。ただしこれら県市にはその上部直轄地域・自治共和国といった区分が存在しするため、6広域地域3都地域2自治共和国制が主に用いられる。
またそれぞれの県には現在も領主が定められており実権は失われて入るが、名目的には二重の行政状態であるとも言える。
なお、本ページではその地域や民族分布の都合上、後者の区分での解説とする。
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国旗・都旗 |
名目上の領主 |
広域区分 |
市県 |
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ロシアツァーリ領 |
沿オホーツク直轄地域 |
①オホーツク県 |
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②南オホーツク県 |
沿海公 |
③河北県 |
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沿海自治共和国 |
④河南県 |
⑤沿海県 |
国領 |
東都地域 |
⑥ウラジオストク市 |
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満洲公領 |
外満洲直轄地域 |
⑦東満洲県(東側) |
⑧ハバロフスク市 |
⑨東満洲県(西側) |
⑩海蘭泡県 |
⑪北黒龍江県 |
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ブリヤート公 |
ブリヤート・北蒙古直轄地域 |
⑫北ザバイカル県 |
⑬チタ県 |
ロシアツァーリ領 |
⑭湖東県 |
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バイカル直轄地域 |
⑮湖北県 |
⑯イルクーツク県 |
国領 |
央都地域 |
⑰イルクーツク市 |
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共和国領 |
トゥヴァ・アルタイ共和国 |
⑱トゥヴァ県 |
⑲南アルタイ県 |
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ロシアツァーリ領 |
オビ直轄地域 |
⑳ノヴォクズネツク市 |
㉑ケメロヴォ県 |
㉒ハカス県 |
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国領 |
西都地域 |
㉓バルナウル市 |
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ロシアツァーリ領 |
オビ直轄地域 |
㉔北アルタイ県 |
都地域
都地域はウラジオストク市、イルクーツク市、バルナウル市が該当する。特別市である他の2市とは異なり名目上の領主はおかれず直轄地扱いである。
自治共和国
沿海自治共和国とトゥヴァ・アルタイ共和国の2カ国が置かれている。この地域は他と異なりロシア人比率が低いために特別な自治が認められる形で共和国が設置されている。
沿海自治共和国は主に日本人が多く、また多民族型であることから統一歴137年に自治共和国へと昇格。内閣が行政を取り仕切る議院内閣制を独自に採用している。
特にトゥヴァ人の割合が大きくその他民族は多くない。国家元首として大統領が選ばれているが、唯一この地域のみ領主が不在である。
直轄地域
最終更新:2021年05月08日 11:18