SMS Flugzeugträger Essex Klasse | ||
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性能諸元 | ||
全長 | 265.2m | |
全幅 | 最大45m | |
基準排水量 | 27,100t | |
速度 | 32.93ノット | |
航続距離 | 15ノット/15,440海里 | |
乗組員 | 3,000名以上(艦船:2,170名、航空:870名) | |
兵装 | RU Sister 127mm 連装砲 RU Sister 127mm 単装砲 NYN-Kawaii 40 mm 機関砲 NYN-Kawaii 20 mm 機関砲 |
SMS Flugzeugträger Essex Klasse(エセックス級航空母艦)は、カレンテルニア帝国海軍が建造した航空母艦である。航空母艦番号はCV
[]発艦する |
エセックス級航空母艦の主船体は4層の全通甲板をもつ船首楼型を採用しており、最上層の第1甲板は、ハンガーの床面であるとともに強度甲板となっている。第1甲板の天井はギャラリー・デッキとなっており、その上に全通した飛行甲板が設けられている。なお、バイタルパートである機関室を防護するため、第1・4甲板でその上に当たる部分には、それぞれ特殊処理鋼装甲が施されており、特に第1甲板のものは500キロ爆弾にも抗堪しうるとされている。また舷側は、152mm砲弾や魚雷に抗堪しうるよう、第4甲板付近から吃水下までに装甲帯が付加されているほか、船底は3重底構造とされた。ただし飛行甲板については装甲化が検討されたものの、排水量が大幅に増加することより見送られ単なる木板張りの鋼板とされている。第1甲板より下層の部分は船体内で密閉区画となることから、船体後部第2甲板レベルに設けられたダクトから給気されていたが、このダクトが陰圧となっていたため、発煙剤タンクが破損した時にこのダクトを通じて艦内に煙が充満するという事態になる事が予測されるため、建造中に改良された。飛行甲板後部が搭載機で満載された状況に備えて、艦首側から飛行甲板前部に着艦が可能とするように船体の前と後が似たような形状になり、後進速度も設計考慮事項だった。また、艦首から艦尾までの着艦制動索が設置された。
飛行甲板は長さ262m×幅33mを確保し、2基の油圧カタパルトが設置された。また飛行甲板以外にも、格納庫から横向きに直接射出できるよう舷側カタパルトも装備された。こちらは軽量な小型機だけに対応し、非使用時には上側に跳ね上げて格納する形式である。