ヘルガー級ミサイルフリゲート | ||
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前級 | ラギアクルス級汎用フリゲート | |
次級 | レシラム級汎用フリゲート | |
性能諸元 | ||
全長 | 150m | |
全幅 | 19m | |
満載排水量 | 7100t | |
速力 | 30ノット+ | |
機関 | EMU N3340D ガスタービン×4 最大80000馬力 | |
C4I | RS-FCS v9 | |
EWS-M3G(発展型エクスカリバーシステム) | ||
ARWS-M5B(アロンダイトシステム) | ||
兵装 | 127mm速射砲(カートキャノン)×1 | |
40mm速射砲(コマブロ砲)×2 | ||
20mm7連装機関砲(FC機銃)×1 | ||
VLS-6C 垂直ミサイル発射機 16セル | ||
搭載可能: RIM-21「ヘルドール」短SAM | ||
VLS-7B 垂直ミサイル発射機 32セル | ||
搭載可能: PM-2MR「ピジョン」長SAM | ||
搭載可能: VL-ASR1「ソニック」SUM | ||
艦載機 | 哨戒ヘリコプター ×1 |
ヘルガー級ミサイルフリゲートは、スティーブ・クラフタリア同盟連邦同盟統合海軍が保有するミサイルフリゲートの艦級。 同国海軍が長い開発期間と技術援助によって完成させた戦闘システム、ARWS(アロンダイト兵装システム)を初めて搭載した艦級である。
本級の最大の特徴は、クラフタリア海軍初のコマブロC4I搭載艦艇であるという点に集約される。エクスカリバーシステムの補完用として開発されたコマブロC4Iシステム「アロンダイト」を搭載することを前提に設計されているほか、発射用砂の装填を自動化するなどした発展型エクスカリバーシステムの最新バージョンも併載されており、システム艦として多様な状況に対応できる。また、極めて高い拡張性を有しており船体各部は高度にモジュール化されているため、次期主力艦のレシラム級が本級をベースに設計されているほか、輸出型も検討されている。
本級の主砲は、クラフタリア製フリゲートで標準的なATGS(先進TNT砲システム)よりもコンパクトで火力が控えめなCCM7E 126-270弾頭単装砲を採用する。コマブロ装薬装填機構を有するモデルをはじめから搭載しており、侮れない能力を持つ。また、7連装FC機関砲およびコマブロ速射砲を搭載しているため、小型艇との交戦を最も得意としている。
対潜コマブロVLSを搭載するが、一基のみと少ない上に、ソナーも簡略化された。対潜戦闘能力は、自衛用程度に留まる。
全方位攻撃が可能なVLS-7 対空コマブロVLSを搭載。中距離以遠の対空目標に対する迎撃能力は、エルクレス級などの防空駆逐艦に迫る水準にある。また、河村重工製速連射VLSを2基搭載し、自己防衛能力も高い。総じてクラフタリア製フリゲートの中では最高峰の能力を有する。
12隻が建造予定