ラギアクルス級汎用フリゲート | ||
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[準備中] | ||
前級 | カイリュー級ミサイルフリゲート | |
次級 | ヘルガー級ミサイルフリゲート | |
性能諸元 | ||
全長 | 152m | |
全幅 | 17m | |
満載排水量 | 6480t | |
速力 | 35ノット+ | |
機関 | EMU N3340C ガスタービン×4 最大96000馬力 | |
C4I | RS-FCS v8 | |
EWS-M3G(発展型エクスカリバーシステム) | ||
ARWS-M5AC(アロンダイトシステム:機能限定版、後日追加) | ||
兵装 | 178mmATGS(自由装薬カートキャノン)×1 | |
20mm7連装機関砲(FC機銃)×1 | ||
ASR-3 対潜ロケット砲 ×1 | ||
VLS-6C 垂直ミサイル発射機 16セル | ||
搭載可能: RIM-21「ヘルドール」短SAM | ||
VLS-7B 垂直ミサイル発射機 24セル | ||
搭載可能: PM-2MR「ピジョン」長SAM | ||
搭載可能: VL-ASR1「ソニック」SUM | ||
艦載機 | 哨戒ヘリコプター ×1 |
ラギアクルス級(FFG-620型)汎用フリゲートは、スティーブ・クラフタリア同盟連邦統合海軍が運用するフリゲートの艦級である。
クラフタリア海軍のフリゲート建造計画は、SE2994~6年の間に建造されたオディバトラス級を境に大きく方針転換することとなる。一等艦ともいうべき大型フリゲートの調達が一段落したことで、それらを補完する小型・高速・安価なフリゲートの建造にシフトすることとなり、輸出用の規格として検討されていた「MMS」規格でのフリゲート建造を計画し、実際に出来上がったのがカイリュー級/600型である。カイリュー級は非常に優れた性能を持つ艦であり、「最小にして最強・最速の防空フリゲート」と謳われたものの、徹底的に用途を割り切った設計であり、対潜戦闘能力が著しく不足していた。これを補うため、並行して整備されていた高速哨戒艦の設計を流用して建造されたのがラギアクルス級フリゲートである。
本来は高速哨戒艦をベースとした対潜フリゲートであったが、設計段階で様々な要素が盛り込まれたことにより、高い速力と対潜・対空・対水上とあらゆる交戦状況に対応できる性能を持ったオールラウンダーとなった。とはいえ、アロンダイトシステムを組み込む余地が小さいことや、MMS規格の艦としては高価であることなど欠点も少なくはない。
開発経緯からも分かるように、ラギアクルス級において最も重要視されたのは対潜戦闘能力であり、二種類のコマブロ対潜兵器を搭載するなどクラフタリア製フリゲートの中ではもっとも有力な対潜火器を搭載する。また、カイリュー級と同等以上の拘束力を有するため、潜水艦の追撃も十分に行える。その一方でソナーの性能は突出したものではないなど低コスト艦ゆえの限界も指摘されていた。
対潜任務主体の艦ではあるものの、3方位に発射可能なコマブロVLSを備えており、対空戦闘能力は非常に高い、お馴染みの河村重工製速連射VLSも搭載されている。
主砲はATGS(先進TNT砲システム).初期建造艦は弾頭数を360から480に増強した新型を搭載し、後期型ではレシラム級向けに開発されていた最大525弾頭、コマブロ装薬式のモデルを先行搭載、非常に強力な打撃力を誇っている。FC機関砲も装備されているが、乗組員にすら存在を忘れられている。
7隻が運用中。