その2 ~はろー、わーるど!~
こんにちは。
前回はSkriptの導入だけ説明しましたが、
いよいよ今回からスクリプトを書いていきます。
skファイルを作る
Skriptでは、スクリプトを拡張子.skのファイルに記入して読みこませます。
コンフィグとかにもskファイルが使われていますが、それは置いておいて、
pluginsフォルダ→Skriptフォルダ→scriptsフォルダを開きましょう。
そこにskファイルがずらっと並んでいますね。ずばりサンプルスクリプトです。
これは放っておいていいのですが、
とりあえずskファイルを作ります。
※ここで拡張子が表示されない人は最後の蛇足を見てください
右クリックメニューから「新規作成」→「テキスト ドキュメント」、
名前を変更でとりあえず「test.sk」という名前にしてください。
(拡張子を変更するとなんたらかんたらは無視して大丈夫です)
そして、ついでに左クリックでテキストエディタを開けるようにします。
test.skを左クリックして、「このファイルを開けません」とか出たら、
「インストールされたプログラムの中から(略)」を押して「OK」をクリック、
メモ帳なり自前のテキストエディタなり好きなのを選んでください。
これでskファイルを押すとテキストエディタが開くようになったと思います。
disableについて
ところで、サンプルのスクリプトのファイル名の先頭に
すべて「-」(ハイフン)がついているのに気が付きましたか?
実は、ファイル名の先頭に-がついたskファイルは、
読み込まれないようになっています。
ちなみに、サーバー内で
/skript disable (ファイル名)
を実行するとハイフンを付けてくれます。逆に、
/skript enable (ファイル名)
を実行するとハイフンを取ってくれます。
では、早速本文へ取り掛かっていきましょう。
3秒で分かるSkriptの構文講座
起動する条件(トリガー):
実行すること
おわり。
はろー、わーるど!
まずは二行のスクリプトです。
on rightclick:
message "Hello, World!"
プログラミング業界でよく使われているハローワールドさん。
簡単に言うと、このスクリプトは
「右クリックで『Hello, World!』という文章を送る」というスクリプトです。
一行ずつ解説していくと、
一行目、'on rightclick:'は「右クリックしたら」という起動条件。
二行目、'message "Hello, World!"'は「『Hello, World!』という文章を送る」という動作です。
ね、簡単でしょう?
基本はこんな感じです。
(ちなみに'message'を'send'に変えても同じ事が出来ます)
※注意
- 'message'の前の半角スペースは必ず打ちましょう!
- コピーペーストすると(Wikiの仕様的に)要らない半角スペースが付いてくるので注意です。
スクリプトを保存
さっきのスクリプトを打ったら、保存しましょう。
上メニューの「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。
そして、「文字コード」を『UTF-8』にしましょう。
(メモ帳の場合保存の隣にあります)
UTF-8にしないと日本語が文字化けしちゃうみたいです。
(今回は日本語使ってませんが)
そして保存。
上書きするけどいいの?とか聞かれますが構わず保存してやりましょう。
スクリプトを動かす
ということで、スクリプトが出来たのでサーバーを起動しましょう。
(既に起動してある方は再起動とかしなくていいです)
そしたら、
/skript reload scripts
でスクリプトをリロードします。
(スクリプトを変更したりしたら必ずリロードしましょう)
そして右クリックすると・・・・・・?
+
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画像 |
|
こんな感じに表示されれば成功です。お疲れ様でした。
蛇足
- 「拡張子(.txtとか.skとか.exeとか)が表示されない!」ってひと
Windows7の場合は、ファイルエクスプローラーの左上「整理」から、
「フォルダーと検索のオプション」を押して、「表示」タブをクリック
詳細設定の下の方にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックボックスを外す
そして「適用」を押してから「OK」
で、拡張子が表示されるようになったと思います。
(Windows7じゃない人は
ggりましょう)
次回→
【その3】
180903追記:enable/disableコマンドのスペルをミスしていましたので修正しました。
enabledをenableへ、disabledをdisableへそれぞれ修正しました。
また、それに合わせて小見出し名も変更しました。
最終更新:2019年07月21日 22:59