目次
概要
2011年11月25日完成。
メモリークエストシリーズの第10作品目。
従来の作品とは大幅に物語の構成が異なり、日常的な描写が多くなっている。全13話。
2012年には第1話~第13話を再監修し、更にはエピローグとなる第14話を追加するなどの新規要素を含めた
「メモリークエスト9 空にうたう少女 オールシーズンコンプリート」が発表された。
ストーリー
舞台は10年前の世界。
プロトから貰った「癒しのビン」に傷ついた人々の癒された心を集める旅が始まる!
制限時間は1年間。限られた時間内にビンを傷ついた心で一杯にしなければ願いは叶わない。
そしてギコ達の前に立ちはだかる国際的な犯罪組織「ブラック・マフィア」。
彼らの仕掛けた罠を潜り抜け、願いを叶える事はできるのか?!
登場人物
主要登場人物
ギコ(22~23)
皆をまとめるリーダー的存在。
エルキンによって創られたプロトの基にあたる存在。
プロトから貰った「癒しのビン」に傷ついた心を集め「プロトの消滅」を願う。
第5話では運動音痴のサーディと一緒に練習する事から、運動神経も高い事が伺える。
海では泳ぐ事ができない、いわゆるカナヅチである。幽霊など心霊現象が大の苦手。
プロトの封印により10年間眠っていた為、人とコミュニケーションを取るのが下手で、自己中心的な考えを持つ。
第9話でプロトと一対一の『存在を賭けた戦い』をし、勝利。プロトの魔力はギコの元へと還って行った。以後、ギコの魔力は
アルスと同等のものとなる。
トレイ(23~24)
曲がったことが大嫌いで、誰かの行動に疑問を持つこともしばしば。
おせっかいでもあるが、時にそのまっすぐな心が人の心を癒すこともある。
歌とピアノ伴奏がとても上手く、第2話では自身の歌で
モナーの心を癒した。
誰に対しても敬語調で話す。本人曰く、「これが一番話しやすい」。
料理や運動は全くできず、かなりの不器用である。
アルスの為に作った料理は「辛く、苦く、不味い」。
バッターにボールを投げても、明後日の方向へ飛んでいく。
かなりの非常識のため(ホタルを知らない、運動会をした事がない)、人の言う事を疑わずに信じてしまう悪い癖がある。
トレイもプロトと同じレプリカである。
何故かトレイには一次的欲求(睡眠欲や食欲)が無い。
そのため、物語中では飲食したり、睡眠を摂る場面が描かれていなかった。
第12話にてプロマー撃破後、牢屋に閉じ込められたクオロードを助ける為に崩壊中のクロウベースで一人残る。
その後、全身の魔力を開放し、クオロードを守る盾を作った。しかしその反動でトレイは魔力の乖離を起こし、消滅する。
モナー(22~23)
第1話では海の埋め立て計画に反対の意を示し、管理局長であるおじさんの手助けをした。
10年前にモナーの彼女「レモナ」が不慮の交通事故で死亡している。
マイペースな性格。
最終回ではみかん畑を継いでレモナと共に暮らしている。
アルス(13~14)
ギコ達を時空移動で10年前の世界へ送り出した。
仲間を誰よりも信じていて、落ち込んでいるときには気遣う事もある優しい少年。
秘められた魔力は時空移動が可能なほど。
ギコ達とは違う種族の為、魔力が敏感であり、他人の魔力の変化を把握できる。
第12話にて過剰な魔力の消費により、危うく身体が消滅しかけるが、これを
モララーが引き止め事なきを得る。
モララー(22~23)
アルスによくちょっかいを出す。
基本的にめんどくさがりやで、心を集める事以外には興味を占めなさいが
仲間を思いやる心はとても強い。
可愛い女の子には優遇するタイプ。
ヘラヘラしてる事が多いが、根はマジメ。よくギコやトレイをサポートする。
しぃ(20~21)
どんな人でも同じ態度で接する事ができ、協調性がある。
悩んでいる仲間の傍につき、一緒に悩みを解決してくれる。
ギコの事を誰よりも理解している。
落ち着いた性格か、物事を冷静に判断できる。
プロト(???)
禁忌の術「エルキン」によって作り出されたギコのレプリカ。
記憶と身体能力だけはギコそのものだが、以前あった優しい性格は失い、狂気に満ちている。
・・・と思っていたが、今までの行為は全てプロトによる演技だった。
プロトはエルキンとは別のギコの魔術によって造り出された者で、暴走する事は無い。
ブラックマフィアの内部事情を知る為に暴走していたフリをしていたのだった。
第9話ではギコと存在を賭けた戦いを挑み、敗れる。
その後はプロマーの資料のプロテクトを解除し、魔力の戻帰によって消滅する。
アクセル(23~24)
トレイの基となる存在。
レプリカであるトレイの基である為か、長髪のトレイに対し、アクセルは短髪(おさげ)と姿が対比されている。
物語上での初登場は第3話のドクダミ小学校であり、その存在は第7話で明らかになった。
幼少期、心無い両親に虐待され、そのまま広井山に捨てられる。
後にクオロードが酷く衰弱したアクセルを見つけてから、クオロードはアクセルを本当の娘のように可愛がっていた。
7歳の誕生日、クオロードはピアノ伴奏と歌が大好きだったアクセルの為にリサイタルを開くが、
不幸にも会場まで車で送っていた最中に玉突き事故に遭い、アクセルは死亡する。
性格は幼少期に悪環境で育てられた為、比較的暗く、冷静だが、ギコとトレイにはよくコンタクトを取っている。
第11話にてトレイの呼び掛けに反応し、現実世界に姿を現す。クオロードはプロマーに騙されている事を伝えるが、
その途中でプロマーに襲撃され、魔力の乖離を起こして消滅する。
プロマー / おじさん(52)
第九話で初めて存在が明らかになる恐ろしい科学者。
プロマーの本当の正体は第1話で初登場のおじさんだった。
プロトはその事に誰よりも早く気づいており、プロマーの野望を阻止するためにプロマーを襲撃した。
技術力にとても優れており、「死の刻印」を魔術として使用することができる。
また、殺人兵器「魔導砲」の資料も残している事から、人類を滅亡させる計画を進めているようだ。
クオロードにエルキンを教えたのはプロマー。
第12話でギコ達と戦い、敗れるが、時空移動を行い過去へ戻り、ギコ達を殺そうとする。
しかし、「神」によって第1話で爆弾を投げ込んだアルスの時空間とプロマーの時空間を繋げ、プロマーの魔力は途絶える。
クオロード(37)
第4話で初登場。ブラックマフィアの総長を務める謎の男。
癒しのビンを手に入れる為には手段を選ばない。
彼もまた、「叶えたい願い」があるようだが・・・?
第1話の登場人物
町長(35)
隣町の町長。
ブラックマフィアに多額の借金をさせられ、埋め立て計画を実行せざるを得なくなった。
しかし、ギコ達と町長自らの勇気ある行動により計画は阻止された。
最終話では国の議員になっている。
第2話の登場人物
レモナ(12)
モナーの彼女。
10年前、不慮の事故により死亡するはずだったが、モナーらの行動で死亡するという「過去」は無くなった。
今は父親と二人でみかん畑の仕事をしている。
レモナの父(35)
レモナがまだ小さい頃に妻を亡くして以来、レモナには自由の無い生活をさせる。
とても頑固な性格だったが、ギコとアルスとモララーの言葉に真剣に受け止め、考え直す。
レモナの母(33)
故人。物語上では詳しい病名は明かされていない。
第3話・第4話の登場人物
モララーの父(32)
ドクダミ小学校で教師をしている。
最初にモララーを見たとき瞬時に息子の10年後の姿と分かった。
作中では何故か登場回数が多いが、児童の為に体を張る良き教師。
子供モララー(11)
∧_∧
( ・∀・) <どんだけぇ~
oノ∧つ⊂)
( (;・∀・) <重いよモララー・・・。
∪( ∪ ∪
と__)__)
ボマー(31)
自称ホワイトマフィア戦闘隊長兼天才科学者。
発明が大好きで、数々の名(?)作品を作り上げてきた。
第4話ではモララーに助けられ、父親とトレイの捜索に手を貸す。
第12話、自身の作った「ボマースペシャル」でクロウベースに突撃し、ギコ達の道を作る。
雑兵と戦闘中に一瞬の隙を狙われ、「ボマースペシャル」に搭載した「最後の秘密兵器」である自爆機能を作動させ、雑兵と共に死ぬ。
ローゼの父親であり、顔にできた傷を隠すために仮面を被っていた。
第5話の登場人物
サーディ(12)
ドクダミ小学校に通う6年生。ジンとネスによる深刻なイジメを受けていたが、
ギコの協力や自身の努力によって二人との友情を深めた。
ジン(12)
サーディをイジメている6年生。うす茶色の毛並み。
ネス(12)
サーディをイジメている6年生。ジンとよく一緒にいる。
でぃ先生(28)
ドクダミ小学校の教師。
モララーの父とは長い付き合いで、お互い仲が良い。
児童からも好まれる性格。
第6話の登場人物
立花 詩音(たちばな しおん)(16)
日本から時空移動の際、【時空動】によってジークリンデにやって来た人間の少女。
最年少ながら、ギルド「ガーディアン」に所属。
その為かプライドは人一倍あり、貸しには貸しで返そうとする真面目なタイプ。
第8話の登場人物
アイリス(18)
メモリークエスト3周年記念ゲーム、DOPに登場した事がある。
10年前から既に船に興味を持っており、乗船券を確認する仕事をしている。
第9話の登場人物
ローゼ(10)
ギコが幼少期の夢を見た時に一緒に居た人物。
ギコと同じクラスで、苛められっ子だったがギコの勇気ある行動で彼女を守った。
父親はボマー。ブラックマフィアに殺される。
第13話の登場人物
リベルテ(20)
ビンの願いにより転生し、この世に再び生を受けた者。作中ではトレイの転生後か、アクセルの転生後かは明らかにされていない。
ちなみにリベルテとはフランス語で「自由」の意味。
キャッチコピー
- 感じてるよ。ひとりだけど ひとりじゃないって。
- ありがとう!メモリークエスト5周年!
用語
癒しのビン
傷ついた人の心を癒す事で「癒された心」が溜まっていき、ビンを心で全て満たすと「願いが一つだけ」叶う。
しかし、1年以内にビンを全て満たせなかった場合、願いは「逆転」する。
エルキン
禁忌の術。強い魔力の持ち主にしか使用することができない。
使用者は己の寿命を代償にし、任意の人物と全く同じ(姿・能力・記憶)レプリカを創り出すことができる。
使用者が次元に存在しなくなった場合、レプリカの自我は崩壊し「エス」となる。
オリジナルと違いレプリカは命を持たない為、死ぬ事は無く消滅する。
レプリカ・オリジナル
エルキンによって創り出された者を「レプリカ」、その基となる者を「オリジナル」と呼ぶ。
時空移動
時間を渡る力のこと。AAであるギコ達には使えない。
別の世界から来たアルスのみが使用可能。
一度の時空移動で大量の魔力を消費する為、連続して使うことはできない。
次元移動
次元を渡る力のこと。AAはおろか、アルスでも使いこなす事はできない。
時空動
何らかの衝撃で時空間が捻じ曲げられる現象。
いわゆる時空間内の「落とし穴」であり、吸い込まれた者は時空間に幽閉される。
条件さえ揃えば誰でも時空動を起こす事ができるが、タイムポリスが強く取り締まっている為、実行は不可能。
戻帰現象
レプリカの魔力がオリジナルの元へと戻っていく現象。
レプリカの死は魔力の戻帰で、戻帰現象を起こした者は消滅する。
この現象はエルキンでは発生しない。
死の刻印
プロマーだけが扱える禁忌の術。
術を施された者は徐々に魔力の乖離を起こして、最終的に絶命する。
これを解く方法は明らかになっていない。
魔導砲
プロマーが考え出した禁忌の兵器。
魔力をエネルギーに変換し、いっきに放出する殺人兵器。
威力は魔力の高低に比例する。
主題歌
オープニングテーマ
「マジックナンバー」(第1話 - 第7話)
作詞 - 坂本真綾 / 作曲・編曲 - 北川勝利 / ストリングス編曲 - 河野伸 / 歌 - 坂本真綾
「扉をあけて」(第8話 - 第12話)
作詞 - きくこ / 作曲 - 広瀬香美 / 編曲 - 亀田誠治 / 歌 - ANZA
エンディングテーマ
「雨のち虹色 / 茂野吾郎 × ザ・ルーズドッグス feat.大黒摩季」(第1話 - 第4話)
作詞・作曲 - 前田一平 / 編曲 - 渡辺善太郎 THE LOOSE DOGS / 歌 - 森久保祥太郎
「Smile Again」(第5話)
作詞 - COZ / 作曲・編曲 - Gravity Session / 歌 - 9 nine
「記憶の森」(第6話)
作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - FictionJunction YUUKA
「今日もきっと」(第7話 - 第8話)
作詞・作曲 - 秦基博 / 歌 - 秦基博
「Smiley Nation」(第9話 - 第10話)
作詞 - AZUKI七 / 作曲 - 中村由利 / 編曲 - 古井弘人 / 歌 - GARNET CROW
「I hear you everywhere」(第12話)
作詞・作曲 - かの香織 / 編曲 - F.T.C.C / 歌 - 田中理恵
「マジックナンバー」(第13話)
作詞 - 坂本真綾 / 作曲・編曲 - 北川勝利 / ストリングス編曲 - 河野伸 / 歌 - 坂本真綾
挿入歌
「あした来る日」(第2話)
作詞 - 新居昭乃 / 作曲 - はまたけし / 歌 - 花澤香菜
「あした来る日 ~雪の降る街で」(第9話)
作詞 - 新居昭乃 / 作曲 - はまたけし / 歌 - 花澤香菜
「あした来る日 ~桜咲くころ」(第13話)
作詞 - 新居昭乃 / 作曲 - はまたけし / 歌 - 花澤香菜
「君ノカケラ feat 宮本笑里」(第13話)
作詞 - いしわたり淳治 / 作曲 -遠藤慎吾 / 歌 - 中孝介
各話リスト
心を癒された人達
| 話数 |
名前 |
備考 |
| 第一話 |
おじさん 町長 |
|
| 第二話 |
モナー レモナ レモナの父 |
|
| 第四話 |
モララーの父 |
物語上での描写なし |
| 第五話 |
サーディ ジン ネス |
ミニストーリーでの描写 |
| 第九話 |
プロト |
第十話の描写 |
| 第十一話 |
アクセル |
|
| 第十二話 |
しぃ トレイ クオロード |
|
ミニコーナー
タイトル画面で【←、→、←、→】と入力することによって楽しめるようになっている。
第五話から初めて導入され、以後は一話に一つずつミニコーナーが存在する。
トレイと○○
第五話から追加されたショートストーリー。
内容はトレイと毎回違ったゲストキャラによる、ほのぼのショートストーリー。
大抵はトレイがボケてゲストキャラがツッコむパターン。全3話。
| 話数 |
ゲストキャラ |
| 第五話 |
ギコ |
| 第六話 |
阿部さん ギコ モナー モララー |
| 第七話 |
ギコ モナー しぃ モララー アルス モララーの父 ボマー |
ギコとトレイの次回予告コーナー
第八話から「トレイと○○」の代わりに追加されたコーナー。
タイトル通りギコとトレイが次回の見所を紹介していくフラッシュアニメーション。
なお、コーナーの追加に伴いエンディングの最後にあった次回予告映像は廃止。
オールシーズンコンプリート版
全13話のイベントを再監修、更にはエピローグとなる第14話を収録した"完全版"。
作中のセリフ等は一部オリジナル版と異なり、一度遊んだプレイヤーも楽しめる仕様になっている。
エピソードセレクト画面では全13話から自由に1話ずつ遊べるほか、セリフを再監修した「オールシーズンコンプリート版」と
当時のセリフのまま遊べる「オリジナル版」が選択できる。各話ごとにあらすじ、スクリーンショットが記されているので分かりやすい。
主な変更点
新OP、新EDの追加
新OP、新ED三本が新たに追加されている。
これらは「オールシーズンコンプリート版」を選択した時のみ適応され、「オリジナル版」の場合は従来のOP、EDが流れる。
ミニコーナー「トレイと○○」の追加
同コーナーからは新作が三本追加された。
こちらはオリジナル版の話も含め、エピソードセレクト画面からプレイする事ができる。
画面サイズ
画面サイズはオリジナル版と異なる16:9に変更。(オリジナル版は4:3)
その為、一部マップは変更が施されていたり、ムービーの再生サイズが異なっている。
これらは「オリジナル版」を選択しても変わらないので注意。
最終更新:2012年04月07日 03:28