■タマゴの発見■
2010年3月14日。東京都渋谷区の温泉掘削現場から、生物のタマゴのような物体が大量に発見される。それは直径12~15cmほどで、淡い青色に発光しており、およそ5千万個の存在が確認された。
すぐさまそれは、国際生物科学研究所(国生研)で調査され、タマゴは未知の生物のものであることがわかった。
■MEGUの誕生とペット化■
2010年8月1日。発見された土地の所有者で、第一発見者の杉山信男氏(52)は、好きな声優の名前からこの生物を「MEGU」と名付け、ペット販売ビジネスを開始した。
MEGUは、室内で飼育することもできで、人になつきやすく、世話も比較的容易なため、現代人のライフスタイルにあった理想のペットといわれるようになった。
■メディアの過熱報道と社会現象■
MEGUは渋谷の若者を中心に大流行となり、その勢いは一気に全国へと広がった。各メディアは連日こぞってMEGUを紹介し、「ノラMEGU」「MEGU友」なる言葉も生まれ、社会現象になった。
■謎と疑問■
しかし人々はまだ気づいていなかった。
なぜ地下からなぜ5千万個もの数のタマゴがみつかったのか。
なぜMEGUは21世紀に人類と出会ったのか。
MEGUとは何者なのか。
最終更新:2010年08月26日 07:12