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極短編小説+短編小説

2011年11月14日(月)00時02分 - 古夢

 

極短編小説、流行ってますね!!
空気読まずにただの短編も下に貼っちゃいました。微妙に実話です(笑)

***

『赦されざる優しさ』

「何故、私を助けた!」
女は、男を睨みつけ叫んだ。濡れた瞳に焔が宿る。
「どうせ捨てるなら、最初から捨て置けば良かったのだ」
叩きつけるような雨にも、まるで気づいていないかのように、女は男だけを見ていた。
「お前の優しさは、残酷だ」
凛と立ちながらも、声は震えていた。
「期待して、しまう…」
囁きは雨に消える。
「赦せ」
くず折れた女を一瞥もせず、咎人は踵を返した。

罪は、二度と逢えるはずのない女を愛したことだった。



***

……なにがあったんでしょう。頭に浮かんだ情景。いつか使いたいフレーズ。前後の文脈が、私の脳内に浮かんでは消えて行きます(笑) 
本当は、「どうせ、捨てておしまいになるのならば…。最初から、捨ておけば宜しかったのです!」とかにしたかったんですが、字数の関係で…( 一一) 
これでも200字ジャスト(+o+)

現在、テストから逃亡中。昔書いた文章をちょちょいと字数直して提出しちゃいました…。
次は、ただの日常短編です。

***


『世界地図』

我が家のソファーの真上には、世界地図が貼ってある。日本は地図の真ん中に描いてあるから、幼いころ、私は日本が世界の中心なのだと思っていた。しかし、地球が丸いと教わって――もっとも、それはなんとも不思議な気がしたが――その幻想は儚く砕けた。球に中心など、ある訳がない。少なくとも表面には。あえて言うならば、マグマが煮えたぎっているという地核であろうか。
「だからさ、世界の中心なんて、ありえないと思うんだよね」
地理資料室で地球儀片手にそう言った私を、友人は非難の眼差しで見た。
「なにそれ。いいじゃん、純愛小説。そんなところに文句つけるなんて、ひねくれすぎてると思うよ」
言下に近年ベストセラーになった純愛小説を否定していると思われたようだ。流行の変遷が激しい昨今では、今は昔の話とは言え、その小説に傾倒していた友人にしてみれば気分のいい話ではないのだろう。不機嫌なオーラを漂わせている。
「いや、別に純愛小説がだめって言ったわけじゃないよ。ただ、地球の中心、っていうか、世界の中心ってどこなんだろう、と思ってさ」
「何言ってるの?今、自分で『世界の中心なんてありえない』って言ったんじゃない」
胡乱な目つきで、理解しがたいという顔をしている友人は、そこで話を打ち切った。昼休みが終わりに近付いているという現実問題の方を優先したようだ。
「ま、いいや。早く教室戻ろうよ。先生から頼まれた授業の準備で遅刻するとか、割に合わないじゃん」

世界の中心って、どこなのだろう。何を基準とするかによる。地理的に?距離的に?人口密度とか?
宇宙規模でみたら、地球なんて、端っこも端っこなのだろう。いや、宇宙は今も拡張を続けているらしいから、一概に中心は決められないのか?
ああ、でも世界は永遠に続くというのならば、時間的中心というのもあるのだろうか。
そもそも、世界って何処から何処まで?

そんなとりとめないことを考えていたら、授業は終わっていた。

今日も平和だ。


***

なんか色々すみません。またそのうち現れます…
皆さんの作品読んでたら、私も載せたくなったのでした。(._.)

最終更新:2013年04月07日 16:43