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パブロフ先生ありがとう

2007年12月24日(月) 01時26分-カンパニール

 深夜。高架線の下にくり抜かれ、アーク灯が煌々と瞬く地下通路。
 女は赤いジャケットにタイトスカート、茶のショルダーバッグ、黒のセミロングを持ち、家路を急いでいた。ヒールの高い足音が周囲に反響した。
 男は紺のパーカーのフードを深くかぶり、両手をポケットに突っ込んで俯きがちに歩いていた。二人は壁の両辺に沿ってすれ違おうとしている。
 女はちらちらと近づいてくる男に目をやった。その顔は窺い知れない。
 互いの距離が最接近して交差した直後、刃渡り15㎝の果物ナイフは過たず広い背中に突き刺さった。
 短く呻き、血の泡を吹きながら男はその場に倒れ伏した。女は何食わぬ顔で凶器をバッグに戻し、また同じ歩幅で出口へと向かった。


300字はやっぱり短いですなあ。
そしてなんだか失敗した感が否めませんなあ。

最終更新:2014年02月17日 12:08