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訳詩 孟郊「燭蛾」

2008年07月02日(水) 00時39分-穂永秋琴

ともしびの前に 舞う蛾がふたつ
なぜそれほどに 生を厭うか
飛び来たった おまえの心をおもう
明かりをにくみ 滅びをにくまぬ
もし天が百尺の高さなら
きっと行って明月を覆うだろう


原詩
燈前雙舞蛾,
厭生何太切。
想爾飛來心,
惡明不惡滅。
天若百尺高,
應去掩明月


孟郊は中唐の詩人。硬い言葉や奇抜な表現を駆使してびんぼーくさい詩を作るのが得意だったひと。
「天若百尺高、応去掩明月」の結句がお気に入り。

最終更新:2014年02月17日 12:58