2008年08月01日(金) 20時36分-R
話の骨格だけでも書いておこうと思い立った今日この頃。
そこ、4月から書いてないじゃんとか言わない。
大切なのは何に時間を費やすかだとか言うけど結局時間が足りないんだよコンチクショウめ。
第一部のあらすじ(終わりの方)
様々な困難を乗り越え、旅の終わりである王都に無事たどり着いた、プル・シャンプ・ルスラ・トリュフォー。
トリュフォーが第五部隊長であることや、彼の父インディカム・ルベスケンスがショウルオ岸団長であること、義兄フラヴィダムが宰相を務めていること、義妹が戦乙女と呼ばれる高嶺の花であること、何故か彼が家族のことを話したがらないことなど、彼の素性が一部明らかになる。
一方、王都に来た早々にスキュア姫に捕らえられ、騎士としての訓練を受けることになったプルや、勇者としての実力をつけるために鍛錬を積むことになったシャンプは、特訓を経てレベルアップ(?)する。
そんなこんなで時は流れ、王都最大の祭り――ヒカリダケ祭りの開催が近付いていた。
王都への反乱分子の鎮圧の為に騎士団が駆り出されたり、劇団がアマニタに襲われたり、メラノスポルムのレジスタンスが王都に潜り込んでいたりと、不穏な空気が広がるものの、祭りは決行される。
碧空の魔王ミセナ、修道女ヴェルティナ、王女スキュア、魔法使いエレビア、戦乙女レーエ、諜報員サキュラ――などなど、素敵な女性(?)陣との再会やデートを楽しむプル。
しかし、祭りの二日目に事件が起こる。
レジスタンスの一斉蜂起が起こったのだ。本来ならばすぐに終わる些細な事件だったのだろうが、折り悪く騎士団は分断されており、また多数のアマニタの介入、ならびに騎士団内部からの裏切りも相まって事態は混乱の一途をたどる。
そんな中――
プルは半ば喧騒に巻き込まれる形で、ハバロピラスとファエル(+エレビア)・ミセナとの死闘に関わってしまい、さらにヴェルティナを狙うルブロ&ヴォルヴァの策によって四馬鹿盗賊団(別名:常闇の終末団)と戦う羽目になったり、そうこうしているうちにミセナの目の前でヴェルが暴走して連れ去られてしまったりと、怒涛の展開に襲われる。その後、聖魔剣リシーサに反応してしまい、無意識のうちに城へ向かう。
シャンプは恋人のアルミラと共にデートを楽しんでいたのだが、突如として現れたアマニタらに襲われ応戦を余儀無くされる。彼女を守りながら戦うのは不利と見たシャンプは、偶然そこに居合わせた『にぃに(テンサウザー)』ことレイスに彼女を預けてしまう。宿敵に騙されているとも知らず、先頭場所を市街地へと移すシャンプ。思う存分闘える彼の前に、最早敵はいなかった。掃討し、敵が残した不穏な言葉によって城へ向かう。
ルスラは自分を姉と呼ぶセレフォーラや、彼女との接触を邪魔する熱血男ルスカ(赤)、他、青や白や黒といった怪しげな連中(賢者)と意味不明な邂逅を果たしつつ、騒ぎの元凶を絶つべく城へと向かう。
トリュフォーはレジスタンスと化した知り合いに呼び出され、王に危険が迫っていることを知る。王の身を案じたトリュフォーは、かつて非常時の脱出用に使われていた隠し通路を逆にたどり玉座に向かう。
予期せずして城に集う一同。
王は無事だった。安堵するトリュフォー。そこへ現れるダーマ率いるレジスタンス。
親友に王を殺させるようなマネはさせたくないと説得を試みるトリュフォーと、最早サイは投げられたと聞く耳を持たないダーマ。
と、次の瞬間。
トリュフォーの体を一振りの剣が貫いた――背後にいたのは、他ならぬ王自身。そう、己の血族と部下を皆殺しにしたのは、彼だったのだ。既に王は人間ではなかった。
そこへ飛び込んできたシャンプ、プル、ルスラ。圧倒的な破壊力を誇る化け物を、王とは知らず撃破してしまう――人間の姿に戻る王を見て、事態を悟る一行。
しかし、まだ王は生きていた。彼を引き渡せと凄むダーマと、王を殺せば王都が滅び更なる混乱がもたらされるとそれを阻むプル。そこへ駆けつける騎士団。
だが、事態は急展開を迎える。
何と、瀕死だったはずのトリュフォーが立ち上がったのだ。喜ぶプルだったが、血塗れの彼の様子がおかしいことに気付く。
刹那、トリュフォーが手にした剣が王の首を刎ねる。トリュフォーは彼の本来の記憶――亡国メラノスポルムの王族の生き残りである過去の自分を取り戻し、レジスタントの旗頭として王を殺害したのだ。高らかにメラノスポルム復興を告げるレジスタンス一向。逃げ場を失ったはずの彼らを捕らえようと騎士団が包囲を固めるが、魔衆の手によって彼らはどこかに姿を消してしまう。
残されたプル、シャンプ、ルスラは弁解の余地も無く、騎士団を率いるフラムルによって地下牢へ放り込まれてしまう。しかし、このまま囚われている暇は無いため脱出を決断。ルスラの魔法によって、王殺害の事件現場に彼ら三人が存在していたという皆の記憶を抹消し、脱獄することに成功する。
早速、トリュフォーの後を追おうと意気込むプルとは対照的に、シャンプとルスラの表情は曇っていた。
そしてシャンプはプルにこう告げた――足手まといだからもう、ついてこないでくれと。
驚き理由を問いただそうとするプルの前に、ルスラが立ちふさがった。もうプルの役目は終わっており、リシーサのことは忘れて再び村の一般人として暮らすべきである、と。そしてそのまま有無を言わさず、プルを村へ送り返してしまう――旅の記憶を封印して。
こうして、プルの旅はひとたび終わりを迎えることとなったのである。
一人旅立って行くシャンプの目的とは?
メラノスポルム復興を目論むトリュフォーが語る真の自分とは?
ルスラが予見した恐るべき未来とは?
そして――プルは本当に全てを忘れて暮らしていくことになるのだろうか?
とりあえず、第一部:完。
第一章
プルが気が付くと、そこは自分の部屋だった。いつものように自分を起こしに来た姉アルセラが、珍しく早起きしたのねと驚いている他は、何一つ変わらない今までの日常のまま。
家族で食事をし、村の復興を手伝っておつかいを頼まれ、仕事が終わればまた次の日に備えて眠る。
しかし、普段とは違う空気も流れ始めている。村でよく噂されるのは、最近王都で起きたらしい王の殺害事件のこと。それに伴い、ムーランの街から村の代表者の収集が来ているという。老齢のアンブロススに代わり、アンブロテス司祭が里帰りしていたプルシュラスを護衛につれて村を出発するとの事だ。
自分とは関わりの無いこと――そう思っていたプルであったが、行ったことがないはずの王都について自分が知っていたり、村にいたはずなのに知らないことがあったり、歯が立たなかったはずのモンスターを蹴散らしたりと、ルスラによって封じられていたはずの記憶が断片的に蘇ってくるようになる。
そしてついに記憶を取り戻したプルは、悪友プラテスの協力もあって村を抜け出すことに成功。
ムーランの街への道中、モンスターに襲われ傷を負ってしまったプルシュラスに代わり、アンブロテスの護衛を勤めることになり、ひとまずムーランの街へ同行することになった。
一方、ヴェルを連れ去ったハバロピラスを倒すべく、ミセナもまた旅に出ていた。幼馴染のリンセリアをたずねる途中で知り合った騎士エオルスを仲間に加え、魔神ですら屠るリシーサの眷属である武器を探すためアルリュート城へ向かう。元王国宰相アルボアが統率する死霊に乗っ取られていた城を解放し、洗脳を解いたイラの協力を得ることに成功する。
他方、アルボア・ティロピラス公爵率いる軍勢と、トリュフォーを旗頭とする新生メラノスポルム王国、コルヌ副騎士団長が統治するマッタンゴー王国の三つ巴の戦いが始まろうとしていた。
王が殺されたためにアルボアに降った、インディカム騎士団長ならびにサキュラら騎士一同。
レジスタンスの真意を知るべくメラノスポルムに付いたレーエ。
政界を揺るがす切り札となりえるスキュアを連れて西へ落ち延びたフラヴィダム。
王都復興に尽力するフラムル、セファラス、エレビア。
そして、レイス不在により内部抗争が発生し始めた魔衆。
事態は確実に、混乱の一途を辿る。
一体誰が見るってんだコノヤロー
最終更新:2014年02月17日 13:00