2009年03月24日(火)21時42分-K
架空世界の車窓から
今日は架空世界の旅、シャンバラ駅からシャングリラ駅までの車内の様子をお伝えします。
(BGM Talking Heads “Road To Nowhere”
http://www.youtube.com/watch?v=JChU_gVnLYk)
シャンバラ駅を出ますと、すぐに町からはなれ、列車は限りなく続くように見える、大空に架けられた長い一本道の橋の上を走ります。前後に伸びる線路以外は見渡す限りの青い空と白い雲の世界。
そもそもこの架空世界は始発駅のエルドラードとの終着駅のザナドゥとの間に架けられた巨大な橋の両側にへばりつくことによって存続している世界です。エルドラードの人々は、この世界はザナドゥ側で支えられていると信じ、ザナドゥの人々は、エルドラード側で世界を支えていると信じていて、そして真ん中に住んでいる人々は両側で支えていると信じているので、誰も不安に思ったりはしないのです。これが人々に信頼の美しさというものでしょうか。
おやおや、この子は景色があまりに単調なので眠くなってしまったようですね。
おやっ? こちらの男性はカメラを携えています。何を撮るのでしょうか? あ、見えました。渡り鳥です。今はちょうどアネハヅルの渡りの季節なのですね。雲海を背景にベストショットです。
進行方向に目を向けますと、ほら、見えてきました。あの巨大な雲の渦巻きの中に入るとシャングリラ駅です。ここで列車はは一時間近く止まりますので、みんな駅構内の食堂で、軽く腹ごしらえをするようです。
明日はシャングリラ駅を出た後、キーテジ駅までの列車の旅をお送りします。