442 前半 sage 2008/12/27(土) 00:04:27 ID:RO5OtuIqO
ラム「ここがグレバドス教の総本山、ミュロンドか…」
メリ「ここから先は私が案内するわ」
ラム「頼むよ」
メリ「まずはミュロンド市内をまわりましょうか」
ラム「…市内?」
メリ「私、実はミュロンド観光親善大使に任じているのよ」
ラム「別に観光しに来たわけじゃ…」
メリ「観光の定番コースは、ミュロンド名物『ハ焼売ム』を食べ歩きしながら…」
ラム「なにそれ。ハムなの?焼売なの?統制者なの?バカなの?」
メリ「そして帰る」
ラム「肝心のミュロンド寺院は無視かよ!」
ヒソヒソ
市民A「あの金髪、どこかで見たことない?」
市民B「あぁ確かに…」
ラム「いけね!僕は懸賞金かけられてるんだった!」
メリ「早くフードをつけて!フードはここの名産品で、年間フード消費量世界一なのよ!」
ラム「物を大切にしろよ!」
メリ「夏用と冬用のフードがあるけど」
ラム「兼用」
メリ「色は?」
ラム「緑」
メリ「…これで一目でラムザだってわからないはず。なかなか似合ってるわよ?」
ラム「まさか生涯でフードが役に立つ局面があるとは思わなかった…」
メリ「この町のフード率は約82%、髪を露出してるほうが目立つのよ」
ラム「確かに。町中メリアだらけだ…」
443 後半 sage 2008/12/27(土) 00:05:46 ID:RO5OtuIqO
ロー「おや、お戻りになられましたか」
メリ「久しぶりねローファル」
ラム(な、何者だ? この嫌な感じ…人間じゃない…)
ロー「そちらの夏冬兼用緑フードの男性はどなたですか?」
メリ「私の友達の知り合いの同級生の田舎者よ」
ラム「誰が友達の知り合いの同級生の田舎者だ!」
ロー「そうですか、てっきり恋人かと思いましたよ」
メリ「それはないわ。こいつはどうしようもないクズよ」
ラム「なぜにッ!?」
ロー「では用があるので失礼します。たまにはヴォルマルフ様にも顔を見せてあげてくださいね」
メリ「わかったわ。じゃあね」
ラム「ふぅ、バレずにすんだか。今の男は一体何者だ?」
メリ「父の側近よ。遅かれ早かれ殺し合うことになるでしょうね。私達、異端者だし」
ラム「…意外とクールなんだね」
メリ「ドーターでクレティアンボコボコにしたから、私が裏切ったことはもう知られてるはずよ」
ラム「じゃあさっきの世間話は何だったんだ!?」
メリ「…あちらに見えますのが、聖ミュロンド寺院でございます」
ラム「あそこにヴォルマルフがいるんだな!案内してくれ!」
メリ「異端者を寺院に入れるわけにはいきません」
ラム「じゃあ何しに来たんだよぉ…」
445 前半 sage 2008/12/30(火) 00:09:16 ID:/l4ClzCaO
ラム「こら!手が止まってるぞ」
メリ「……」
ラム「早くディープダンジョンお宝発掘作業に戻るんだ!」
メリ「…やってらんないわよ」
ラム「何だその態度は。ここでは僕が一番偉いんだ!奴隷が口答えするな!」
メリ「…じゃあ除名しなさいよ」
ラム「はぁ? 本気で言ってるの?」
メリ「毎日毎日洞窟に潜って宝探しばっかり!もう一年以上本編が進んでないじゃない!」
ラム「今更やめられるものか!僕はカオスブレイドを信じる!」
メリ「私は宝探しで年をとるなんてまっぴらよ!今までお世話になりました。さよなら」
ラム「洞窟では別に年はとらないけどね。まぁ好きにしろ」
メリ「勢いで辞めちゃったけど、一人でルカヴィと対等に戦えるわけないし、どうしよう…」
男「あの、少しよろしいですか?」
メリ「…何か?」
男「私は近所で戦士斡旋所を経営しています、奴隷商人のルシファーと申します」
メリ「斡旋という名の人身売買ね…」
男「その格好…神殿騎士の方ですね。うちで奴隷になってみませんか? 女騎士は需要が多くて」
メリ「お断りよ!どいつもこいつも騎士を奴隷扱いして…」
男「…そうですか。では、もし人手に困っていましたらウチにご相談ください」
446 後半 sage 2008/12/30(火) 00:10:29 ID:kWYkzCz3O
メリ「じゃあ、私に戦士を紹介してもらえる?」
男「ありがとうございます。どのような人材をお探しですか?」
メリ「そうねぇ…。腕っぷしが強くて、真面目で、意志の強い人。できれば女性で」
男「とにかく強い女性ですね。わかりました。ラムたんカモーーン!」
ラム「こんにちは。ラムたんです!」
メリ「!!」
男「先日洞窟で拾ったんですけど、腕っぷしはなかなかのものですよ?」
メリ「どこからどうみても男でしょ!」
ラム「メリアドール!僕が悪かった!頼むから戻ってきてくれ!」
メリ「…他にいないの?」
男「残念ながら、女の子はラムたんしかいません」
メリ「だからこいつは男でしょ!!ラムたん以外で他に強い人はいないの? 男でもいいから」
男「お客様に神はいない!」
メリ「いきなり何言い出すのよルシファー!」
ラム「…失って初めて気がついたんだ。僕の中で、自分自身よりも大切なものを…」
メリ「……」
ラム「もう一度やり直そう。お宝の夢は諦めるから、側に居てほしい…」
メリ「…わかったわ。そこまで言うのなら、今日からあなたは私の奴隷よ」
男「交渉成立ですね!紹介手数料は65000ギルになります」
メリ「やっぱり結構です」
ラム「おい」
447 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/01(木) 00:26:04 ID:7c/fZ+sgO
メリ「…年、明けちゃったわね」
ラム「昨年は一年中メリアドールについて考えてたような気がするよ」
メリ「私も一年中フードを狙われてたような気がするわ」
ラム「…で、フードの初日の出はまだ?」
メリ「何が初日の出よ。お日様だって急に不特定多数に寝起きを共にされたら困るでしょ」
ラム「お日様は君の頭と違って引きこもりじゃないんだよ!明けろ!」
メリ「逆に聞くけど、あなたは人前で服を脱げと言われたら脱ぐの?」
ラム「脱ぐよ、ほら」
メリ「恥ずかしくないの?」
ラム「…少し」
メリ「つまり、あなたは私に恥をかかせたいわけよ」
ラム「これほど望んでるんだから脱いでくれてもいいじゃん」
メリ「なぜフードを一種の髪型として見れないの? カツラとどう違うって言うの?」
ラム「その言い方だとハゲだと思われるぞ…」
メリ「フードのように見える地毛だっていう可能性もあるでしょ?」
ラム「もはや人外じゃねーか!」
メリ「あなたの頭の方がよっぽど邪悪よ。何その公園みたいな頭。異次元の産物としか思えない」
ラム「全国のクセ毛の皆様に謝れ!」
メリ「そっちこそ全国のフード愛好家の皆様に謝りなさいよ!」
ラム「結局フードって何なんだよぉ…」
448 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/04(日) 00:02:38 ID:Zabkve0jO
ヴォル「乾燥肌で背中が痒いんだが、手が届かんのだ。痒み止めクリーム塗ってくれないか?」
メリ「いいわよ。じゃあ服を脱いで」
ヴォル「一刻も早く塗ってくれ」
メリ「うわ、すごい背筋ね…」
ヴォル「背後はよく狙われるから重点的に鍛えている。早く塗ってくれ」
メリ「でも背中には背骨あるし、斬られても致命傷になりにくいんじゃない?」
ヴォル「背中斬られたら手で傷口を押さえられんからクソ痛いだろ!痒みも同じだ!早く塗れ!」
メリ「そっか。父さんの痛がる姿も見たいなぁ」
ヴォル「…なに?」
メリ「動かないで。動いたら背中に風穴が空くわよ、統制者さん」
ヴォル「…貴様、裏切ったのか!?」
メリ「正直に答えたら許してあげる。イズを殺したのは父さんね?」
ヴォル「そうだ…。だから早く塗ってくれ…」
メリ「強甲加減突き」
ヴォル「痛ッ!おい、約束が違うぞ!」
メリ「先に騙したのはそっちでしょ!このっ!このっ!」
ヴォル「ぐはっ!痛ぃ…痒ぃ…やめ…」
メリ「死ぬか謝るかして死ね」
ヴォル「どっちみち死ぬんじゃないか…。背後を狙う卑怯者め…」
メリ「マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする」
ヴォル「それが言いたかっただけか!」
451 前半 sage 2009/01/07(水) 00:10:51 ID:BH+YF8jRO
ウィ「ううっ…ミルウーダ…。絶対に仇を討ってやるからな…」
メリ「えっと…、豚肉は買ったから、あとはじゃがいもとアスパラと…」
ウィ「ミルウーダ…、ミルウーダじゃないか!」
メリ「えっ?」
ウィ「私だ!ウィーグラフだ!生きていたのかミルウーダ!」
メリ「メリアドールですけど」
ウィ「べ、別人か…すまなかった。そうだ、ミルウーダは死んだんだ…」
メリ「私、その人のこと知らないけど、多分似てないと思う…」
ウィ「うう…ごめんな…ミルウーダ…」
メリ「ミルウーダって誰?」
ウィ「私の大事な大事な妹だ」
メリ「そうなんだ。じゃあね」
ウィ「…おい、ここは私の相談に乗ってくれる流れじゃないのか?」
メリ「お使い頼まれてて忙しいのよ。じゃあね」
ウィ「私の話を聞いたほうがいいぞ。君には弟がいるだろう?」
メリ「…どうしてわかったの?」
ウィ「君の弟は近いうちに殺される。私の妹を殺した貴族の豚どもによってな」
メリ「私、予言とかそういうの信じないから」
ウィ「君もそのうち私と同じ復讐鬼になる。だから仲良くしようじゃないか。一晩泊めてくれ」
メリ「どうしてそうなるのよ。乞食なの?」
ウィ「ウィ」
メリ「ウィってなによ」
452 後半 sage 2009/01/07(水) 00:12:24 ID:BH+YF8jRO
ウィ「妹を失い…、骸旅団を失い…、もう私には何も残っていない…」
メリ「…骸旅団?」
ウィ「私は豆のスープにすらありつけないというのに貴様はなんだ!何がお使いだ!ゆとりが!」
メリ「あっ、豆も頼まれてたんだっけ。でも、この材料で一体何作るのかしら…」
ウィ「…謝るから無視しないでくれ。少し食糧をわけてくれないか? 私には金も仕事もない…」
メリ「まぁ、このご時世じゃ貧民に罪はないか。仕方ない、ウチに来る?」
ウィ「ウィ」
メリ「だからウィってなによ」
メリ「…というわけで連れてきたの。元テロリストらしいから少しは役に立つかなと思って」
ロー「私の仕事とらないでくださいよ…」
ヴォル「理念も一致してるようだし、まぁいいだろう。今日からお前は神殿騎士だ」
ウィ「ウィ」
ロー(…フランス人?)
メリ「よかったわね。仕事見つかって」
ウィ「ありがとう、君のおかげだ。君は私にとって救いの女神だ」
メリ「誰が女神よ!」
ウィ「褒めたんだよ!」
ロー「お互い頑張りましょう」
ウィ「ミルウーダ…、ミルウーダじゃないか!」
ロー「へっ?」
メリ「まだ物乞いする気!?」
ウィ「あなたには弟がいますね?」
メリ「やかましい!」
455 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/10(土) 02:29:24 ID:hlmIaCH9O
メリ「誕生日おめでとう。はい、プレゼント」
ラム「ありがとう!開けていい?」
メリ「気に入ってくれると嬉しいな」
ラム「フードだったらどうしようなんて思いつつ開けると……やっぱりフードだったっていう…」
メリ「…嫌なの?」
ラム「こんな物より、君の頭髪無修正エロ画像ください」
メリ「なんで私の頭髪がエロ画像なのよ!」
ラム「プレゼントはフード以外で頼む」
メリ「…そう来ると思って、誕生日ケーキを用意したんだけど食べる?」
ラム「おお!それは嬉しい!最初からそれを出してよ!」
メリ「名付けて星天爆ケーキ!どれか一切れだけプチ星天爆撃打が入ったハズレのケーキがあるの」
ラム「危なッ!そんなの食べたら口内炎できるぞ」
メリ「ハズレを食べた方が命令を聞くってのはどう?」
ラム「…いいだろう。僕が勝ったら頭髪エロ画像だ!」
メリ「いいわよ。じゃあ選んで」
ラム「こういうのは厚さでわかるんだ。多分これは安全な…ウボァー」
メリ「引っかかったわね!実は全部ハ・ズ・レ☆ フードをバカにした罰よ!」
ラム「…引っかかったのはお互い様。実は僕の誕生日は今日じゃないんだぜ?」
メリ「はぁ? 私を騙したの!?」
ラム「お前が言うな!」
459 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/13(火) 00:40:39 ID:aoO475JUO
ヴォル「再婚しようと思うんだが」
メリ「…本気で言ってるの?」
ヴォル「というか、もう入籍してしまった」
メリ「えっ!嘘でしょ!?」
ヴォル「今日から私の名はヴォルマルフ・マハマハーサだ」
メリ「しかも婿養子!?」
ヴォル「もうじき新しい弟ができるぞ」
メリ「できちゃった婚!!」
ヴォル「ククク、怒涛の吉報攻めに驚いたか?」
メリ「…ええ。まるで驚きの乱れ雪月花だわ…」
ヴォル「では紹介しよう。妻のマリア・マハマハーサだ」
忍者「隊長、こんばんは」
メリ「げっ!私の隊の女忍者!」
忍者「これからはママとお呼び下さい」
メリ「戦友がママなんていやあああ!」
ヴォル「自分自身より大切な物ができたとき、それが愛なのかもしれん。なぁ母さん」
忍者「もう、あなたったら…」
メリ「娘の前でイチャつくな!何が愛よ、バカじゃないの?」
忍者「こら、マハマハーサ!親に何てこと言うの!」
メリ「うるさい!私はマハマハーサじゃない!」
ヴォル「おいおい仲良くしないか。もっと会話のドッジボールをだな…」
メリ「キャッチボールでしょ!私は絶対に認めないから!」
ヴォル「お前は母さんの何が気に入らんのだ?」
メリ「私より年下だからよ!」
460 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/16(金) 00:39:12 ID:wCU50y5nO
メリアの寝室にて
メリ「zzz…」
ラム「大変だ!起きろ!」
メリ「ん……えっ…ちょっと、なんであなたが隣で寝てるわけ!?」
ラム「それどころじゃない!油断してお漏らししてしまったんだ!」
メリ「えっ…ああっ!シーツが黄ばんでる!」
ラム「早く!下着!脱げ!貸せ!」
メリ「無断同衾したくせに図に乗るなクソ毛!」
ラム「クソゲーみたいに言うな!オムツ用フード装備するの忘れたんだよ!」
メリ「身の盾なるは心の盾にならざるなり。寝る前にトイレ行きなさいよ」
ラム「夜のトイレって怖くない? 昨夜も君にトイレ同伴してもらうためにここに来たんだ」
メリ「部屋の鍵はかけたはずだけど、どうやって入ったの?」
ラム「鍵は心の盾にならざるなり。天井裏から入ったのさ!」
メリ「トイレより怖い!」
ラム「早く下着貸してよ」
メリ「起こしてくれたら同伴してあげたのに、なぜ添い寝を選んだの? 主客転倒でしょ」
ラム「君の寝顔があまりに美しかったからさ。それにお漏らしから始まる恋もある」
メリ「ないわよ!そもそもお漏らしするような歳じゃないでしょ?」
ラム「99歳だよ!」
メリ「やりこみすぎ!悲しくなるわ…」
ラム「次は枕を濡らすわけか」
メリ「やかましい!」
463 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/20(火) 00:07:06 ID:GWNWGC5QO
クレ「どうだ、私の編み出した時魔法は?」
ラム「クソ…体が動かないぜ!」
メリ「待ちなさい!」
クレ「ほぅ、これは驚いた。いつの間に裏切ったんだ?」
メリ「ラムザ!ここは私に任せて早く逃げて!」
ラム「いや、動けないんだって…」
クレ「私と戦う気か?」
メリ「ええ。あなたのこと嫌いだし」
クレ「……」
メリ「ソーサラーが転生の先の先まで不幸に見舞われますように」
クレ「…お前に嫌われるようなことをした覚えはない。なぜなら出番が少ないからだ」
メリ「私の本能があなたを拒絶してるのよ。だから殺す」
クレ「嫌いな奴の為に必死になるなんてバカだと思わないか?」
メリ「人は害虫を駆除するのに喜んで大金を出すものよ」
クレ「もう許さん!死ね!アター!アター!」
ラム「まさかの肉弾戦!?」
メリ「くっ…思いのほか手強い!ラムザ、援護して!」
ラム「だから動けないんだって!」
クレ「とどめだ!ホワチャー!」
メリ「ハメドる」
クレ「ひでぶ」
ラム「地味な戦いだ…」
クレ「やるじゃないか、私の負けだ…」
メリ「…そっちこそやるわね」
クレ「今日のところは退く。また会おう強敵(とも)よ…」
メリ「さよなら糞尿(とも)よ…」
ラム「なぜ友情が芽生えるんだよ!」
468 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/23(金) 01:59:30 ID:adxJPri7O
教皇「今日から1ヶ月間、剛剣禁止令を出す」
メリ「なぜです?」
教皇「剛剣の練習をするのは良いのだが、無闇にプキを破壊されると困るのだよ」
メリ(…プキ?)
教皇「パツとして、壊したプンだけルーンプレイトとアイスプラントを新たに発注してきなさい」
メリ「…日本語でお願いします」
教皇「まったく、余計な所までポルマルフに似てきたな」
メリ「…ポルマルフ? 何ですか、それ」
教皇「父親の名前も忘れたのか? まったく、最近の若者は…」
メリ(この人、もしかして『バ行』が言えないの?)
教皇「人の話を聞いているのか?」
メリ「…ところで、天騎士って誰のことでしたっけ?」
教皇「パパパネス・ペオルプのことか? それが何なのだ?」
メリ「二文字目は関係ないでしょ!」
教皇「なぜそんなに人の物を壊したがるのだ?」
メリ「剛剣かっこいいんですよね。特に星天ぱく撃打とか」
教皇「ぱく撃打とはなんだ!私をパカにしてるのか?」
メリ(殺してぇ…)
教皇「私はポルマルフ亡き後は君に団長を任せたいと思っているのだよ。初の女騎士団長だ」
メリ「ほ、本当ですか!?」
教皇「だからあまり期待を裏切らんでくれよ。メリアトール」
メリ「ああっ!よく見たら『ド』も!」
470 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/26(月) 00:01:06 ID:eTqZ7A/mO
ディ「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
メリ「えっ、そうなの!? 相手は?」
ディ「女王様…ってとこかな。完全に俺の方が格下だが」
メリ「すごいじゃない!女王様の最も近くを護れるなんて騎士冥利に尽きるわね」
ディ「だからお前と一緒に戦えるのは今回が最後だ。恨むなら自分か神様にしてくれ」
メリ「何言ってるの、心から祝福するわよ。おめでとう」
ディ「…ありがとう。絶対に勝とうぜ!」
メリ「うぐっ…ラムザがあそこまで強いとは…」
剣「派手にやられたようね…」
メリ「…誰?」
剣「私はセイブザクィーン。恋人の迎えにきたのよ」
メリ「クィーン? あなたがディフェンダーの…」
剣「そう、婚約者。彼はどこ?」
メリ「…ごめんなさい。異端者との戦いで奪われてしまったの」
剣「はぁ…情けない。ボコボコにされた上に彼まで奪われて」
メリ「…面目ないわ」
剣「彼も彼よ。わざわざ私が迎えに来てあげたのに拉致されたなんて。戻ったらお仕置きだわ」
メリ(セイブザクィーンのくせに女王様気取り…)
剣「じゃあ行くわよ。まだやる気なんでしょ?」
メリ「えっ?」
剣「私が力を貸してあげるって言ってるのよ。感謝しなさい」
メリ「…ありがとう、女王様」
475 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/01/29(木) 02:20:12 ID:8QAE/RC7O
ラム「耳掃除してくれない?」
メリ「なんで?」
ラム「耳クソらしきものが耳の中でゴロゴロ言ってて、気持ち悪くって…」
メリ「仕方ないわね。見せて」
ラム「膝枕」
メリ「はいはい」
ラム「いやぁ、なんか興奮するな」
メリ「うわ…すごい耳垢。普段耳掃除しないの?」
ラム「いつか来るこの日のために溜めてきた」
メリ「余計なお世話よ」
ラム「痛い痛い!もう少し優しく…ぁん…」
メリ「変な声出さないでよ!」
ラム「耳元で怒鳴るな!」
メリ「ん、一ヶ所だけしぶといのがあるわね。この!この!」
ラム「あんあん!痛い!やめてえ!」
メリ「ちょっと!抱きつかれたら耳掃除できないじゃない」
ラム「耳掃除下手すぎ!」
メリ「…仕方ない奥の手を使うわ。氷天の砕け落ち…」
ラム「ま、まさか…」
メリ「滅びの呼び声を聞けーー!」
ラム「ぎゃあああ!」
メリ「…どう?」
ラム「…あれ? 耳の中がゴロゴロしない…耳掻き剛剣すげえ!」
メリ「スッキリした?」
ラム「ああ。ありがとう」
メリ「この千切れた耳どうする?」
ラム「記念に持って帰るよ」
メリ「やっぱり剛剣は万能ね!」
ラム「次は僕が耳掃除してあげるよ」
メリ「私に耳はありません」
ラム「フードかぶってるだけだろ!」
478 前半 sage 2009/02/01(日) 02:02:32 ID:I1W8zGF/O
ヴォル「貴様が異端者ラムザか」
ラム「アルマを返せ!」
ヴォル「ならば聖石と聖典を渡すんだ」
ラム「これを見ろ」
メリ「うぐっ…父さん…」
ヴォル「…メリアドール?」
ラム「ほーりょほりょ捕虜お前の子~♪娘の命が惜しくばアルマと引き替えだ」
ヴォル「いや…別に…」
ラム「あ、そう? みんなー、かわいがってやりなよ」
仲間「ふへへ!いただきまーす!」
メリ「父さん助けて!」
ラム「いいのか? 娘が犯されるぞ?」
ヴォル「娘が裏切ったことぐらい分かっている。下手な芝居はもうやめろ」
ラム「あ、バレてた」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「聖石と聖典を渡せ」
仲間「ふへへ!いただきまーす!」
メリ「ちょっと!芝居はもう終わったのよ!」
ヴォル「見逃しても良いのだが、一応ベリアス達の仇を討たせてもらおうか」
ラム「こら!みんな好き勝手喋るな!」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?(二回目)」
ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。お前は私と妻、闇の血族の間に生まれたサラブレッドだ」
メリ「!!」
ヴォル「他の同胞を憑依させる為の肉体としてお前を作ったんだがな。とんだ失敗作だった」
メリ「…母さんもルカヴィだったの?」
479 後半 sage 2009/02/01(日) 02:03:41 ID:I1W8zGF/O
ヴォル「お前の母親は美人でアルテマザナイスバディだったぞ」
メリ「それは嘘ね。そいつの力があれば肉体なくてもこっちに来れるでしょ」
ヴォル「…ごめん」
ラム「なんで見栄を張ったんだよ!」
ヴォル「お前の弟も聖石に見捨てられた失敗作だった。死んで当然だったよ」
メリ「…聖石の力は悪魔の転生だけじゃないのよ?」
ヴォル「…なに?」
メリ「見せてあげるわ。本当の聖石の奇跡ってものを…」
メリアドールの聖石が輝きだした!
ヴォル「うおっ!まぶしっ!」
メリ「今だ!冥界恐叫打!」
ヴォル「ぐおっ…聖石を目くらましに使うとは。許さんぞ!」
ラム「地味な奇跡だ…」
ヴォルマルフの聖石が輝きだした!
ヴォル「うおっ!まぶしっ!」
メリ「今だ!強甲破点突き!」
ヴォル「ウボァー」
ラム「聖石に嫌われすぎ!」
ヴォル「…さすがは我が娘だ。お前ならきっと私を…、統制者を止めてくれると思ったよ…」
メリ「えっ?」
ヴォル「…お前には辛い思いをさせてしまったな。悪魔につけ込まれた哀れな父を許してくれ…」
メリ「…父さん? あなたは本当の父さんなの?」
ヴォル「…お前だけでも幸せになれ…ぐふっ」
メリ「父さーーん!!」
ラム「いい話に転換するなよ!」
482 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/04(水) 00:07:38 ID:wr97nqzqO
ウィ「豆まきするぞ」
メリ「わっ、変な鬼のお面が歩いてると思ったらフォルズさん?」
ウィ「私は鬼だ。『鬼は外』しないと暴れちゃうぞ」
メリ「地獄の鬼の首折る刃の…」
ウィ「シャレにならん!」
メリ「私も鬼がいいわ。お面もう一つないの?」
ウィ「君がお面つけたら肌の露出が完全になくなるからダメ。早く豆を食わ…まいてくれ」
メリ「豆、もったいないわね。トウモロコシでいい?」
ウィ「トウモロコシがもったいないだろ!」
メリ「鬼は外!鬼は外!」
ウィ「キャッチ!キャッチ!あぁ…豆さん愛してる…福は内…」
メリ「死ね!」
ウィ「イテッ!こら!トウモロコシ投げるな!」
メリ「だって豆が切れたから。誰か柳生の漆黒買ってきてー」
ウィ「ぐっ…トウモロコシのバイオパワーで体に毒が…早く豆で回復を…」
メリ「ふざけた体質ね…。そもそも節分とトウモロコシに何の関連があるわけ?」
ウィ「お前が言い出したんだろうが!早く歳の数だけ豆をくれ…。今年18歳だ」
メリ「私より若い!豆好きがここでサバ読んじゃダメでしょ!」
ウィ「豆が若さの秘訣です」
メリ「もう残ってないけどね」
ウィ「節分なのに豆を食わせない気か!鬼め!」
メリ「っていうか節分は昨日なんだけど…」
485 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/07(土) 00:01:45 ID:3Ilh6zpeO
メリ「今日は暖かくて良い天気ね」
ラム「剛剣かよ!どうせ晴天爆撃打とか言い出すんだろ?」
メリ「雲がないから手を伸ばせば太陽に届きそうな気がする…」
ラム「剛剣かよ!剛剣みたいにハイト無視かよ!」
メリ「あっ、クアールが交尾してる。のどかねぇ。私は犬派だけど」
ラム「剛剣かよ!どうせ咬撃氷狼派とか言い出すんだろ?」
メリ「ねぇ、いつまでここで貧困テント生活するの? もう豆のスープは飽きたわ」
ラム「剛剣かよ!香水の衝動買いで生計破壊させたの君だろ?」
メリ「いや、この生計難はどっかの自由の国が起こした金融破綻のとばっちりで…」
ラム「剛剣かよ!どうせ世界恐慌打とか言い出すんだろ?」
メリ「世界恐慌打だし、余分な人材は除名しないといけないわね」
ラム「剛剣かよ!どうせ強行派遣切りとか言い出すんだろ?」
メリ「でも私は除名しないでね。せっかく剛剣が化け物にも効くようになったし」
ラム「剛剣かよ!剛剣で自分の立場をメンテナンスかよ!」
メリ「冥界恐叫打!」
ラム「剛剣かよ!普通に剛剣かよ!」
メリ「私を除名したら、私の髪型が永久に迷宮入りになるし」
ラム「剛剣かよ!どうせフード無明剣とか言って脱ぐ気ないんだろ?」
メリ「聖剣技かよ!」
488 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/10(火) 00:50:59 ID:wlEpMNTUO
メリ「いたた…」
ラム「僕がおま…」
ルッソ「おまじないかけてあげるよ」
メリ「ありがとう。誰か知らない人」
ルッソ「髪型がわからないって、なんかワクワクするよな!」
メリ「ふふふ…そうね」
ラム「……」
メリ「あ、いたのラムザ」
ラム「テメー!人のポジション狙ってんじゃねーぞ!」
ルッソ「な、なんだよ~」
ラム「クソゲーの主役ごときが出しゃばってんじゃねー!」
ルッソ「クソじゃねーし!FFTと大して変わらねーよ!」
ラム「FFTはメリアがいる時点で神ゲーなんだよ!」
ルッソ「メリアが蔑ろにされてる時点である意味クソゲーだろ!」
メリ「ケンカはやめてよ。少し嬉しいけど」
ラム「投石!」
メリ「いたっ!何するのよ!」
ラム「大丈夫?僕がおまじないかけてあげるよ」
メリ「過程は無視か!」
ルッソ「いや、星座相性最高な俺がかける」
ラム「相性は関係ねーよハゲ!」
ルッソ「かぶりもの=ハゲって決めつけない方がいいお」
メリ「同意」
ラム「唐突にキャラ変えるな!」
ビブ「……」
メリ「あれ…傷が回復していく…」
ビブ「……」
メリ「あなたもおまじない使えるのね。ありがとうビブロス」
ラム「テメー!人のポジション狙ってんじゃねーぞ!」
メリ「もうやめて!」
491 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/13(金) 00:49:21 ID:jfsWrJntO
マラ「Yes we can!マラク・オバマです」
メリ「クソつまらない。消滅して」
マラ「酷ぇ…。ところで明日なんだけど」
メリ「何かあったっけ?」
マラ「ほら、俺みたいに甘くて茶色い物を俺に贈る日だよ」
メリ「えっ、大丈夫なの!? 誰かに恨まれるようなことした?」
マラ「何と勘違いしてるのかがわからん!」
メリ「それより明後日の話をしましょ。ハイラルの妹が誕生日らしい。知らないけど」
マラ「誰だよ!お前、明日が何の日かわかっててとぼけてるだろ」
メリ「わかったわよ。で、何?」
マラ「妹と喧嘩して今年は一個も貰えそうにないんだ。頼む…俺にくれ!」
メリ「注文してどうするのよ」
マラ「一個も貰えないのは男にとって致命的な不名誉…。愛情はなくてもいい!くれ!」
メリ「懇願するほうが不名誉だと思うけど…。まぁいいわ」
マラ「本当か!?」
メリ「自分自身ほど大切じゃない人に贈るとき、それが義理なのかもしれない…」
?「……」
翌日
メリ「ねぇ、オバマはどこ?」
ラム「あの黒人なら除名したよ」
メリ「ハハハ…懐かしい展開ね…。じゃあ代わりにあげる」
ラム「ありがとう!…って何これ?」
メリ「土偶」
ラム「何と勘違いしてるのかがわからん!」
496 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/16(月) 00:05:37 ID:vqqOIEipO
ラム「……」
メリ「今日は随分大人しいわね。どうかしたの?」
ラム(沈黙状態で声が出ない!助けて!)
メリ「…無視? そんなに私のこと嫌い?」
ラム(好きだ!周りが引くくらい愛してる!)
メリ「ごめん、誰とも話したくないときってあるよね。それじゃ」
ラム(違う!待ってくれ!)
メリ「…何? 口パクで言われてもわからないわ」
ラム(やまびこ草くれ!)
メリ「フードの中身は麻婆豆腐じゃないわよ!」
ラム(何と勘違いしたのかがわからん!やまびこ草だよハゲ!)
メリ「滅びのやっほーを聞け!」
ラム(あっ、やまびこだけ通じた)
メリ(さっきから何なのよ。からかってるの?)
ラム(なぜ君まで口パクしだすんだよ!)
メリ(ローブオブロード壊しちゃったの私なの。ごめんね)
ラム(どさくさに紛れて罪を吐露ってんじゃねーよハゲ!)
メリ(貴重かつ芸術的な物ほど壊したくなるのよね。あなたにはわからないでしょうけど)
ラム(うわ、どうせ通じてないと思って図に乗り出した…)
メリ(様式を壊すことで、新たな美を探究するアーティスティックな精神こそが剛剣の要諦で…)
ラム「能書きは実戦で役立ってからにしろハゲ!」
メリ「…試してみる?」
ラム「げっ!治ってる!」
498 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2009/02/19(木) 00:20:09 ID:VMoRV4/fO
ラム「剛剣考えたやつ死ね」
メリ「どうして?」
ラム「だって剛剣がクソなせいで君が冷遇されている!」
メリ「……」
ラム「いつか君に剛剣より優秀な特技を持たせたFFTを作ってやるよ!」
メリ「バカッ!」
ラム「うごっ!何をする!」
メリ「私の為に言ってくれてるんでしょうけど、わかってない。何にもわかってないわ!」
ラム「オエッ…。バカッ!って言ったら普通平手打ちだろ…。なんでレバーブローなんだよ…」
メリ「私がどれだけ剛剣の習得に努力したと思ってるの?」
ラム「……」
メリ「どれだけ破壊してきたと思ってるの?」
ラム「……」
メリ「どれだけ星を降らせたと思ってるの?」
ラム「そろそろ違うこと言えよ!」
メリ「剛剣は人生」
ラム「まとめすぎ!どうせ親父辺りに無理矢理仕込まれたんだろ?」
メリ「…確かに、最初は剛に入っては剛に従え的に剛引に習わされた。よく剛を煮やしたものだわ」
ラム「つっこまないからな」
メリ「でも私は剛剣に夢中になった!自信になった!個性になった!」
ラム「一軍にはならなかった…」
メリ「剛剣のない私なんてフードのない私みたいなもの!剛剣を愛せないなんてメリア好き失格よ!」
ラム(マジでメリアに剛剣教えたやつ死ねよ…)
最終更新:2010年09月16日 12:24