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2スレ(実質3スレ)190~

193 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/23(火) 00:59:55.58 ID:ItAzDs/sO
メリ「メリアドール…。君は罪な女だ…」
メリ「…!? 誰!どこにいるの!?」
メリ「我が名はメリヲタ…。あなたを愛している者さ」
メリ「…メリヲタ? 愛しているなら姿を見せなさい!」
メリ「君のことは何でも知っているよ。メリアドール・ティンジェル。ミュロンド在住。やぎ座。特技は剛剣。親父は黒幕。弟はこの前死んだ」
メリ「な、なぜ私の個人情報を!?」
メリ「それはメリヲタだからさ…。ちなみに好きな色は緑。好きな日は大安。好きな方向は右。好きな男性のタイプは…」
メリ「…だんだん適当になってきてるわよ」
メリ「好きな男性のタイプは?」
メリ「何でも知ってるんじゃなかったの?」
メリ「今日は君の好きな男性のタイプを聞きにきた。あっ、俺達はフード脱げなんて変態的なことは言わんよ。俺達はフード肯定派の紳士やからな」
メリ「フード女騎士とかなまら可愛い」
メリ「Don't think! Hood!」
メリ「メリヲタ何人いるのよ!」
メリ「メリアドールが好きすぎて生きるのが辛い…。このフレーズすごいわかるわ。本当に君の存在は罪だよ。思わずチート使って会いに来ちゃったもん」
メリ「…生きるのが辛いのなら楽にしてあげるわ。我と合見えし不幸を呪うがよい…」
メリ「おっと無駄だ!我々メリヲタは異次元の存在…。物理攻撃なんて通じないのさ…」
メリ「だってこっちの姿はメリたんには見えとらんけんね」
メリ「メリア…スカート…シンニュウ…」
メリ「おい、見えへんからってそれはあかんやろ」
メリ「ギゼンシャ…コロス…」
メリ「Go to hell」
メリ「メリたん、僕は見えないのをいいことにメリたんに酷いことしたりしないからね」
メリ「……」
メリ「…メリたん?」
メリ「……」
メリ「…おい、メリたんいなくね? メリたんはどこだ?」
メリ「……」
メリ「くそ!メリヲタが気持ち悪く騒ぐからメリたんが帰っちゃったじゃねーかよ!まったく、何がメリヲタだよ!紛らわしい名前しやがって!」
メリ「うるせー!いいから消えるマント脱いでメリア呼んでこいやクソラムザ!」
メリ「こ、こら!2chで本名呼ぶな!」

194 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/27(土) 16:23:02.31 ID:6PF9quTZ0
ディープダンジョン

メリ「ラムザ達とはぐれてしまった…。ここはどこ?」
エリ「…わしの瞑想を邪魔するのはどこの夏のお嬢さんだ?」
メリ「…誰?」
エリ「わしはエリディブス。もう何十年もここに住んでいる者だ。探し物は何ですか? 見つけにくい物ですか?」
メリ「私はメリアドール・ティンジェル。仲間を探しています」
エリ「ところで地上では今フードが流行っているのかね? なかなか可愛いじゃないか。ロマンティックが止まらない」
メリ「今時フードかぶっていない人なんて人としておかしいですよ。あっ、騎士剣と刀が落ちてるラッキー。あなたもフードをかぶったほうがいいですよ」
エリ「ちりじらでんにさりげなく…。まぁ別にいいけど、代わりに貴様の持つ聖石を渡してもらおうか…」
メリ「…えっ、まさかあなたも悪魔に魂を売った化け物なの? 一応弟の仇を討たせてもらう!」
エリ「あー、わかってくれとは言わないが、そんなにわしが悪いのか? わしの最強魔法ゾディアークで、翼の折れたティンジェルになりたくなければ大人しく渡すんだ…」
ビブ「ビブビブ。別にビビらなくていいよ。SP6のクソ魔法だから」
鉄巨人「魔法とか今時古いんだよ」
メリ「長期詠唱中にカオス破点突きを数発入れられそうね…。ではどうぞ」
エリ「……」
メリ「無言…、意気地なしね…」
鉄巨人「さっきから古いんだよお前ら」

198 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/31(水) 00:18:51.95 ID:fM4+RuJkO
ヴォル「ローファル。なぜお前は娘と同じような格好をしているんだ? 娘のことが好きなのか?」
ロー「私のほうが元ネタなんですけどね…。どうしてヴォルマルフ様は我々と同じ格好をしないんですか? 娘さんが嫌いなんですか?」
ヴォル「バカ野郎。私は娘が好きすぎてその他の知的生命体なんてゴミにしか見えなくなったぞ?」
クレ「本人はあまり知的ではありませんがね」
ヴォル「黙れゴミ」
ロー「ヴォルマルフ様もフードつければいいじゃないですか。娘さんに好かれますよ?」
ヴォル「いや、さすがにフードはな…。今は暑いし…」
ロー「寒い時にフードつけたって普通じゃないですか!一年中フードだから意味あるんでしょうが!」
ヴォル「…いや、フード業界の理念を言われてもよくわからんが…。やっぱりお前も娘と同じくフード脱げと言っても脱がないのか?」
ロー「殺すぞゴミ」
ヴォル「娘と同じ反応しやがって…。ここまで似てるとある意味お前にも萌えてきた。重症だな…」
ロー「なら私もゾディアックブレイブに加えてくださいよ」
ヴォル「図に乗るなよゴミ…。フード萌え枠はもう埋まってんだよ。フード脱いでから言えゴミが」
ロー「我々の髪型が気になってる時点で我々の術中にハマっているんですけどね」
ヴォル「…地獄の鬼の首でも折ったようなドヤ顔しやがって。あーローファルマジ絡みづらい。理屈っぽいし、すぐ怒るし、やっぱり娘が一番だ。娘の帰りはまだか?」
クレ「さっき港に着いたと聞きましたが」
ヴォル「ほう、ナイスな報告だ。お前は意外と優秀な部下…」
メリ「ただいま」
ヴォル「お帰り、嫁。ケガはないか? お風呂にするか? ご飯にするか? あと魔道士、お前はなかなか優秀なゴミだ。とっとと消え去れ」
ラム「貴様がヴォルマルフか…。会うのは初めてだったな…」
メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。って、どうしてそっち側にいるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

203 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/03(土) 23:54:23.34 ID:yHubX1OpO
聖ミュロンド寺院にて

メリ「ベルベニアで待つ…、と」
ヴォル「何を書いているんだ?」
メリ「異端者ラムザへの果たし状よ。必ずイズルードの仇は討つ…」
ヴォル「行くな。だって寂しいじゃないか。間違えた。行くな。だって危ないじゃないか」
メリ「確かに相手はウィーグラフをも倒した男…。たとえ差し違えてでも…」
ヴォル「いや、それ以前に今は台風で海が荒れてて危険だから船は出せんぞ」
メリ「なら泳いで…」
ヴォル「風邪引くッ!」
メリ「浮遊移動…」
ヴォル「遠いッ!」
メリ「…じゃあ聖ミュロンド寺院で待つ、に書き換えて」
ヴォル「台風で来れないッ!」
メリ「…どうして私の邪魔ばかりするの? 父さんはイズルードが殺されて何とも思わないの?」
ヴォル「どんな理由があろうとも、親が子供を危険にさらすことは絶対にあってはならない。たとえ獅子でも、我が子を千尋の谷に突き落とすような親は人権団体に訴えられろ」
メリ「…探さないでください、と」
ヴォル「ちょ、家出の書き置き書くな!わかったわかった!でも、せめて台風過ぎてからにしようぜ!わざわざ危険な日に行くことないじゃん!」
メリ「…わかったわ。台風が過ぎるまでは待つ…」
ヴォル(…今日から、半永久的にミュロンド近海を荒らし続けてくれ。次元魔法ならできるだろ?)
統制者(…700だ。それ以上は出せ)

ベルベニアにて

ムス「なぁ、そろそろ先進まないか?」
ラム「『あなたはとても強くて勇気のある方みたいですね。私と合見えてみませんか。ベルベニアで待っています』…と、ペンネーム、緑色の髪の乙女さんからこんなお便りが来て無視できるわけないだろ」
ムス「浮浪者の俺達にどうやってお便りが届いたのかは知らないけど、その乙女を待ち続けてもう一年は経ったぞ?」
ラム「…もしかして市役所前で待ってるのが間違いなのか? 明日からは駅前で待ってみるか」
ムス「おい、誰かがこっちに来るぞ!なぜかビショビショだああ!」
濡れ「…そうか、エルムドア侯まで倒され…てはないな、まだ。私はクレティアン…。ヴォルマルフ様からの命と不憫なメリアドールのために貴様を殺す」
ラム「もう!緑色の髪の乙女さんまだぁー!?」

211 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/07(水) 01:14:38.77 ID:F/KJ5ivFO
メリ「はぁ…はぁ…」
ラム「メリアがハァハァしてる…」
メリ「…運動してハァハァしてる女性にハァハァしないでくれる?」
ラム「修行のほうはどうだい?」
メリ「おかげさまで暗黒騎士もほとんど極めたわ。あとは最大HPアップだけよ」
ラム「いくら弟の仇が自分より格上の相手だとはいえ、そこまで突き詰めなくても…。っていうかやりすぎ」
メリ「私が捨て身で挑んでも、おそらく父やローファルには勝てないから、装備やアビリティで体力差をカバーしないと…」
ラム(メンテナンスさえあれば簡単に勝てるような…) ※メンテナンスアレルギーのメリアドールのために発言を心に抑えています
メリ「…メンテナンス? あんなものは全剣技以上の卑怯!算術以上の外道!フェニックスの尾以上のありがとう」
ラム「聞こえてるのかよ…。っていうか聖なる神殿騎士だった君が今や暗黒騎士だなんて世の中わからんな…」
メリ「神殿騎士団ってもともとダークな集団だったけどね。バルクとかいるし、イズルードなんてあだ名が絶望の戦士よ?」
ラム「名前はロスメーリアンか?」
メリ「そんな話をしている間にも最大HPアップを習得!メンテナンス使うからいらないけど。これでアビリティはバッチリだから、あとはカオスブレイドを用意して、デジェネレーターを踏んで…」
ラム「もういいだろ!」

聖ミュロンド寺院

門番的な感じの僧侶「止まれッ!ここは聖ミュロンド寺院!僧侶以外は立ち入り禁止だ!田舎者は帰れ帰れ!」
ラム「ヴォルマルフはどこだああ!アルマはどこだああ!!」
メリ「父さんは? 父さんはどこ!?」
門番的な感じの僧侶「ヴォルマルフ率いる神殿騎士団なら労働基準法に引っかかって解散したよ」
メリ「…確かにブラックだったけどッ!」

220 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/11(日) 23:10:06.60 ID:keJyXQAZO
メリ「父さんは何か欲しいものはある?」
ヴォル「何かくれるのか?」
メリ「もうすぐ敬老の日でしょ? 教皇猊下に何かプレゼントを用意しようと思って参考までに」
ヴォル「この私が老人の趣向なんて知ってたまるか!そういうのは老ファルに聞け」
メリ「老ファルって老人なんだ。中年だと思ってた」
老「どっちも違うッ!」
メリ「老ファルが老人なら父さんより年上…? もしかして父さんより強い?」
ヴォル「私を誰だと思っている? 神殿騎士団の団長だぞ? 統制者だぞ? この私があんな老け顔中間管理職に勝てるわけがないだろ」
老「勝てるわけないのかよ」
ヴォル「で、私には何かプレゼントをくれるのか?」
メリ「父さんは老人なの?」
ヴォル「じゃあ老人だよ」
メリ「じゃあ参考までに何が欲しいのか教えて」
ヴォル「私は娘がくれた物なら何だって嬉しいよ」
メリ「私は具体例を求めてるんだけど。それに私は教皇猊下の娘じゃないし」
ヴォル「私はグランドヘルムが欲しいな。教皇は毒消しを欲しがってたぞ?」
メリ「ずいぶん武闘派な老人ね…」
ヴォル「私はマクシミリアンも欲しいな。教皇は柳生の漆黒が好きだぞ?」
メリ「わかった。以上のことを踏まえてプレゼントは無難に座椅子にするわ」
老「全然踏まえてない…」
ヴォル「無難すぎる娘よ…、私には?」
メリ「いつもありがとう。全く役に立ってないけどアドバイスに感謝するわ」
ヴォル「感謝の言葉より、私も座椅子でいいから何か欲し…」
メリ「あとで、教皇猊下に敬老の日のプレゼントを買って来るから経費精算書を出しておいてくれる?」
老「わかりました」
ヴォル「……」



教皇「貴様…裏切るのか…? この若僧が!」
ヴォル「聖石を集めるために貴様に協力してきたが、私に残された時間はあまりに少ない。敬老の日が来る前に死ね!」
教皇「少しはいたわれや!」

223 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/16(金) 01:45:55.76 ID:HEyV7IR5O
ランベリー城前

メリ「ここがランベリー城…。薄気味悪い城ね…」
エル「ようこそランベリー城へ」
メリ「何者ですか?」
エル「バケモノです」
メリ「すみません。人を待っているので失礼してくれませんか?」
エル「君はメリアドールだね。いつもヴォルマルフから話を聞かされているよ。最近口を聞いてくれないとか…。洗濯物を分けて洗われるとか…」
メリ「…父の知り合いですか?」
エル「異端者ラムザを追って来たのだろう? 奴が来るまで私の城でお化け屋敷デートでもしてみないか?」
メリ「…まさか、あなたが幻滅鬼エルムドア侯爵ですか?」
エル「ああ、そうさ。私はどっかの次兄のアークナイトとは訳が違うぞ。何たって源氏装備にメンテナンスだからな。スタッフからの愛され方が違うぜ」
メリ「…メンテナンス? あー、そうなんですか。侯爵がそんな人だったなんてガッカリだわ」
エル「メンテナンスで幻滅されるなんて初めてだな…」
メリ「いいから消えてください。私、メンテナンスをしてる人とは話しちゃダメって父から言われているので」
エル「ここは私の城なんだがね。下僕ども、こちらのお嬢さんを城内へお連れしろ」
死霊達「さぁ、大人しくこっちに来るんだ」
メリ「ちょっと、離しなさいよ変態!たたっ斬るわよ!」
エル「くくく…。この下僕どもはそれぞれイズルード、ウィーグラフ、ガフガリオン達の死霊なのさ…。どうだ、君にこいつらを斬れるかな?」
メリ「…くっ、一人知らないけど卑怯な!」
ラム「はぁはぁ…。遅れてごめんメリアドール!単純に寝坊したwww」
メリ「遅いわよラムザ。自分から誘っておいて5時間も遅れるなんてどういうつもり?」
ラム「悪かったよ…。あとでお詫びに香水買ってあげるから許して。せっかくのお化け屋敷デートなんだからさ…」
エル「ちょ、人の家でデートの待ち合わせするな!」
死ウィ「い、いつの間に裏切ったんだ!?」
死イズ「リア充死ね!」

226 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/18(日) 21:49:27.43 ID:7O0/Rh6zO
ロー「もう報告するのも面倒なんですが、イズルードが戦死しました。犯人は異端者ラムザです」
メリ「…イズルードが? 嘘でしょ!?」
ロー「これはイズルードの肉体が消滅し、宝箱になった宝箱です。これはあなたがお持ちください」

メリアドールはエロ本を手に入れた

メリ「…これは?」
ロー「イズルードが残した宝です」
メリ「…本当にこれがイズルードの形見なの?」
ロー「……はいw」
メリ「聖石とかじゃないの?」
ロー「どうやら異端者に回収されたみたいですね」
メリ「…きっとこれは異端者が流石にやり過ぎたと思って、憐れみで置いていったものよ。イズルードがこんなものを持っているわけないわ」
ロー「でも『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』なんて本のタイトルからして、イズルードの性癖以外に考えられないんですがね」
メリ「汚らわしい…。こんなものは咬撃氷狼破のエサにして…」
ロー「無念のうちに死んだ弟の大事な宝をあなたは破壊すると言うのですかッ!?」
メリ「!!」
ロー「自分のキャラ設定が弟から愛されているという物的証拠とも言えるじゃないですか!何が不満なんですかッ!?」
メリ「……」
ロー「あなたがきちんと相手をしてやらなかったからこのような本が必要だったんじゃないのですかッ!?」
メリ「わかった…、もうわかったから…。私はこの本を持って仇を討つから落ち着いて…」

メリアドールは『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』を装備した

ロー「食わず嫌いせずに読んでみましょうよ。そんなに悪いものじゃないですよ。ほぅら、本の中のあなたはこんなに悦んでいるじゃないですか」
メリ「…そうね。でもこれ私じゃないから」



メリ「異端者ラムザ!弟の仇を討たせてもらう!」
ラム「…弟? うおっ、念願の姉キャラが来た!しかもフードで聖職者なんて完全に僕の性癖じゃないか!まさかこの前なくしたエロ本が具現化して僕の所に戻ってきてくれたのか…? 神様ありがとうッ!」
メリ「やっぱりラムザの本だったじゃないの!」

231 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/23(金) 02:43:33.56 ID:YHiHaul0O
フード骨肉店にて

ロー「やっぱりフカフカの羊毛が一番でしょう」
メリ「ラビットファーの感触も捨てがたいわね…」
ヴォル「…お前達。勤務時間中にこんなところで何をしている?」
メリ「買い物」
ロー「デート」
ヴォル「…ローファル、お前明日から異端者な」
メリ「気温が下がってきたし、そろそろフードの衣替えをしようと思って」
ロー「神殿騎士であるヴォルマルフ様もフードのご加護を受けられる資格が充分にあります。お求めやすいフードですと700ギルからテナント募集してますよ。いかがですか?」
ヴォル「それじゃフードが本体みたいになってるだろが。店員やらなくていいから仕事に戻るぞ」
店員「お客さん、チョコボを密猟して作った新商品のフードが入荷しましたよ」
メリ「えっ、ちょっと見せてもらえますか?」
ヴォル「帰るって言ってるだろ!余計なことを言うなよ骨肉野郎…。貴様を異端者にするのは簡単なことなんだぞ?」
ロー「頭部が寂しいヴォルマルフ様に似合うフードはありますか?」
ヴォル「ハゲ疑惑のある奴に言われたくないわ!」
骨肉野郎「黒チョコボと言いながら実質パープルな黒チョコボフードとかいかがです?」
メリ「あら可愛い。じゃあこれをください。父さん、これをあげる」
ヴォル「……えっ?」
メリ「誕生日おめでとう。これは私達からの誕生日プレゼントよ」
ロー「ディバインナイトがみんなフード姿だったら分かりやすいと思って、フードをプレゼントすることにしたのですよ」
メリ「そういうこと。これでみんなお揃いね。父さんもフードで寒さ対策して風邪を引かないようにしてね」
ヴォル「あ、ああ…。お前がローファルと逢い引きしてなくて、今から2ヶ月前に祝ってくれてたら最高にハッピーな展開だったんだが…。ありがとう、お前の心遣いがすごく嬉しいよ」
骨肉野郎「お会計は2000ギルになります」
ロー「領収書ください。宛名は統制者で」
ヴォル「おい」

238 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/26(月) 03:52:21.29 ID:LgJlQQL1O
ヴォル「ローファル、例の件はどうなった?」
ロー「カプリコーンの件でしたら、明日にでもイグーロスへ向かいます」
ヴォル「違う。今晩の飲み会の件だ。みんな参加できそうか?」
ロー「…えーと、参加者はバルクと教皇猊下……の二名ですね」
ヴォル「クソとカスしかいないじゃないか!メリアはどうした?」
ロー「弟の仇討ちに行くと言って出て行きましたが…」
ヴォル「あのバカ娘!危ないからダメだと何度も言ったのに!お前はしれっと不参加なクレティアンを連れて店に予約入れとけッ!私はメリアを止めに行く!」
ロー「すみません、私も明日早いのでパスさせてください」
ヴォル「お前もかよッ!」



クレ「これはリレイズとリジェネ成分の入った香水だ。持って行くといい」
メリ「…ありがとう。今日は随分優しいのね」
クレ「飲み会に参加したくないだけさ」
メリ「じゃあ行ってくるわ。くれぐれも父さんには内密にね」
ヴォル「危ないからダメだと言っただろう」
メリ「!!」
ヴォル「あの魔人ベリ……いや、ウィーグラフでさえやられたのだ。お前の手には負えん」
メリ「魔人ベリ?」
クレ「団長の中の人の数少ない友達だ」
メリ「…じゃあ父さんが仇討ちに行ってよ。父さんでも勝てない相手なの?」
クレ「団長はある意味、息子の仇討ちを絶対にできないな」
ヴォル「…前から言おうと思ってたけど、お前口軽すぎだろ!影薄いからって戦闘中とかに機密情報漏らして目立とうとするのやめろよ!人としておかしいぞ!」
クレ「まぁ、人であることをやめたいですね。あなたのように…」
メリ「…よくわからないけど、要するに父さんはイズルードよりも飲み会が大事なんでしょ?」
ヴォル「…わかったよ。じゃあ私が仇を討ってくるからお前は居酒屋で待ってろ!いいか、絶対にお前は死ぬようなことはするなよ!」
メリ「……はい」

ベルベニアにて

ラム「ここがベルベニアか…。どうせまたオチに使われるんだろうな…」
ヴォル「貴様が異端者ラムザか。個人的にはベリアスの仇を討ちたいところだが、娘と飲み会のためにイズルードの仇を討たせてもらおうか…」
ラム「お前がやったんだろ!」

248 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/01(土) 00:21:35.67 ID:a9die57AO
イズ「まいどー」
雷神「おお、よく来たな行商人ズルイードよ。以前君から買ったメリア着衣済みのキャラビニエールは毎日愛用しておるよ。今日は一体どんなメリアグッズを持ってきてたくれたんだい?」
イズ「本日ご紹介する商品はこちら!」
雷神「…ん? 何だこれは? 毛か? 何の毛だ?」
イズ「姉さんの髪の毛です」
雷神「なんだと!いや…、怪しいな。どうやってそれを手に入れたんだ?」
イズ「なんたって同棲してますから。姉さんの髪の毛を手に入れることなんて、あなたを異端者にするぐらい簡単なことですよ」
雷神「いくら弟の頼みでも、髪の毛をくれと言われたら引くだろ…。彼女は一体どんな反応をしたんだ?」
イズ「いたっ!って言ってた」
雷神「無理矢理すんなよ!」
イズ「値段は10万ギルだ。どうだ、買うのか? 買わないのか?」
雷神「700万ギルだ…。それ以上は出せん…」
イズ「OK、交渉成立だ。いい買い物したな。おそらくそれは世界に一つだけの髪だからな。ありがとうございました!またお願いしまーす!」
雷神「次はメリアの着衣済みフードが欲しいな。金ならいくらでも出すぞ」
イズ「フードは厳しいな…。姉さんのフードに手を出したらさすがに弟だとしても殺されかねない…」
雷神「さすがにメリアフードを盗るのは良くない。こちらで緑色のフードを用意したから、これを何とかメリアフードとすり替えられないかな?」
イズ「いや、しかし…」
雷神「もちろん相応の金を払うし、無事に持って来れたらオーランに頼んで君が死なないようにストーリーを改変させてみせよう」
イズ「わかりました」



イズ「姉さん、雷神の力が宿ると言われる伝説のフードを手に入れたんだけど買わない? 今なら古くなったフードを引き取る下取りサービス付きで、お値段はなんと700ギルで分割払いだと…」
メリ「いらないわよ、そんなの」
ロー「さすがにズルイード過ぎるぞお前」

254 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/05(水) 01:20:11.11 ID:NHG7uXplO
メリ「氷天の砕け落ち、嵐と共に葬り去る…」
ヴォル「違うぞメリアドール。氷天(ひょうてん)ではなく氷天(ひてん)だ」
メリ「えっ、嘘でしょ? そんな中二病みたいな読み方するの?」
ヴォル「習字三段、陰陽術二段、漢検五段の漢字マスターことローファルよ。『ひてん』のほうが正しくて尚且つカッコいいよな」
ロー「氷天(あおぞら)です」
ヴォル「あってたまるか!」
メリ「検索しても出てこない言葉なんだけど…。じゃあ普通に考えて『ひょうてん』じゃないの? 氷を『ひ』とはあまり読まないと思うけど」
クレ「知識ならば私にお任せくださいよ。なぜいつもローファルなんですか?」
ヴォル「天才参謀のソーサラー様に分からない漢字を聞くなんて低俗な相談はできんよ。私はお前が思ってる以上にお前を評価しているぞ、山田(クレティアン)よ…」
クレ「…思いっきり凡人視してません?」
ヴォル「ならば漢字マスターでさえ解けなかったこの氷天の読み方を教えてもらおうか、天才参謀殿」
クレ「いや、普通に辞書に載ってない単語の正解なんてわかんないっすよ。なんなら漢字嫌いですし。漢検五段とかありえねえし。TOEICなら790点だし」
ヴォル「学生レベルじゃねえか」
クレ「まぁ参謀らしく答えるとしたら、真の漢字マスターが次のレスで教えてくれますよ。いやぁさすがは参謀、分からないのにきちんと問題を解決しましたね」
メリ「父さん、山田が参謀だなんて設定は検索しても出ないんだけど…」
ヴォル「単細胞の間違いだった、すまん」
メリ「じゃあ『ひてん』も間違いなんじゃないの?」
ヴォル「それはない!実際に詠唱してみろ。『ひょうてん』より、『ひてん』のほうがしっくりくるだろ?」
メリ「えーと、ひてんの葬り…去る?」
ヴォル「嵐と共に砕け散る不幸を呪うがよい…?」
メリ「星よ降れ…あれ? 氷狼破って星降ったっけ?」
氷狼破「俺、この先一生使われないな…」

262 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/10(月) 10:56:54.69 ID:cMhAjR+8O
メリ「なんとか武器を壊せれば勝機はあるんだけど…」
アグ「ならば私が雷神の打撃を一発引き受けよう。その隙にお前は奴のエクスカリバーを破壊するんだ」
メリ「大丈夫なの?」
アグ「このためにHPだけは鍛えておいた。問題ない」
メリ「しかし、いくら雷神が相手とはいえ、二対一っていうのは気が引けるわね…」
アグ「雷神殺したいって言い出したのはお前じゃないか」
雷神「夏が来ーれば思い出すーメリアは嫁ー」
メリ「あっ、雷神が油断している!今がチャンスよ!」
アグ「では私が特攻しよう。お前は奴の剣技に巻き込まれないように少し離れて…」
ベイ「おいおい、味方を倒す算段とは穏やかじゃないな。それ以前に今は戦闘中だぞ?」
メリ「貴様はベイオウーフ!まさか、今の話を聞いていたの!?」
ベイ「二人がかりは良くない。あと戦闘中に味方を攻撃するのは良くない」
アグ「クソ、相変わらずマジメだな!」
メリ「魔法剣を特許申請したからっていい気になって…」
ザル「逃げろラムザ…。このままではお前を殺してしまう…(主にアルテマデーモンが)」
ラム「兄さーーんッ!」
アグ「…おい、将軍クラス二人相手はまずくないか?」
メリ「大丈夫、ダイア以降の盾があれば魔法剣なんて怖くない…はず。予定通り雷神だけを狙うわよ」
ザル「頼むラムザ…。早く…楽にしてくれ…苦しい…」
ラム「諦めちゃダメだ兄さん!何か、何か方法があるはずだ!あと外野うるせえ!」
ベイ「アクティブターンを常に確認しよう。それが勝利への近道」
雷神「壁を背にして背後から襲えってね。作戦会議してる間にも時間は経っているのだよ、お二人さん。そぅら、二人まとめて無双稲妻突きィ!」
メリ「ま、マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする!はず!」
アグ「ま、まずい!人の夢と書いて儚い!」
ザル「危ないお嬢さん達!ウボァー」
ラム「兄さーーんッ!!」
ザル「辛い思いをさせたな…ラムザ…。アルマを…助けてやってくれ…ぐふっ」
ラム「兄さーーんッ!!」

Congraturations!

ラム「コングラチュレーションじゃねえよ!」

270 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/14(金) 03:25:55.24 ID:eW+FadeSO
メリ「メンテナンスがFFTの全てを台無しにしている」
ヴォル「ほぅ、さすがは我が娘よ。良いことを言う」
ロー「その根拠は?」
メリ「メンテナンスさえなければ、私達神殿騎士団は物語のラストを飾る敵対組織に相応しい最凶の騎士団になっていたはず。メンテナンスはFFTのゲーム難易度を著しく下げている」
ヴォル「うむ、メンテナンスのない世界だったら剛剣の使い手が三人もいる我々は最強の騎士団だろうな」
ロー「ステージ構成や剣聖の問題もありますし、それだけの理由で全体を台無しにしてると言うのは言い過ぎでは?」
メリ「逆に難易度が高すぎるウィーグラフとの対決ステージの難易度を多少緩和できます」
ヴォル「うむ、カメレオンローブみたいな変な小細工するより、武器を封じて勝った方がよっぽど正攻法だし、勝った気がするな」
ロー「別にカメレオン必須のステージではないし、その理屈は…」
メリ「また、正宗や源氏装備が普通に盗めます」
ヴォル「私は何十年もかけて、エルムドアから小数点以下の確率で源氏の小手を盗んだことがあるが、気づけば40代後半になっていたよ。今の若者にこんなことをさせたくはないものだな…」
メリ「そうね。我々は我々の子供達のために未来を築かねばならない…。子供達のためにもメンテナンスをなくさなければならないけど、父さん、嘘はつかないでね。子供達が盗めると信じて真似したら大変でしょ?」
ヴォル「…すみませんでした」
ロー「子供達の未来のためにアンチメンテナンス…か。あなたも立派なディバインナイトに成長されましたね。よくわからない論説でしたが、あなたの成長に私は感動しましたよ…」
メリ「ありがとう。仮にメンテナンスがない世界で、イズルードも剛剣を取得していれば、もう少しだけ明るい未来が待っていたのかもしれないわね…」
ヴォル「あいつは我々に内緒でメンテナンスをセットしていたからな!死んで当然だったよ!」
メリ「父さんッッ!!」
ヴォル「…すみませんでした」
ロー「…ヴォルマルフ様、そろそろ時間です」
ヴォル「おお、もう時間か。では、以上で幹部会議を終了する。ではお前達は実務に戻れ」
ロー「メリアドール以外の下級幹部は本日の会議内容における所見を後日レポート提出するように」
クレ「何の会議だよッ!」

275 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/18(火) 00:31:09.87 ID:X3iwxk2dO
イズ「うう…。剣はどこだ…。真っ暗で何も見えない…」
メリ「大丈夫イズルード!? 一体誰にやられたのッ!?」
イズ「う、牛鬼…」
メリ「ぎ、牛鬼ね…? 待っててイズルード。あなたのために、私は異端者牛鬼を討つ!」
イズ「ちょっと待った!仇討ちより今は応急処置を!真っ暗で何も見えないッ!」
メリ「誰か!誰か来て!」
ロー「どうしました?」
メリ「目薬を持ってきて!」
ロー「はい」
イズ「…姉さん、目薬とか怖いよ…。目薬を注すくらいなら死ぬ…」
メリ「目が見えないほうが怖いでしょ? っていうか、いまだに目薬が怖いなんて可愛いところあるじゃない」
イズ「それ以前に目薬より傷薬を…」
メリ「誰か!誰かポーションを!」
ロー「……」
メリ「…くっ、どうしてこういう時に限ってポーションがないのよ!目薬はあるのに!」
ロー「目薬なんて誰も使いませんからね」
イズ「うぐっ…、死神のお迎えが1ターン先まで来てるのが見えやがるぜ…。もうダメ…かな…」
死神「真っ暗で何も見えないのでは?」
ロー「もうポーションがあってもダメじゃないか…」
メリ「じゃあフェニックスの尾……なんてあるわけないよね…。仕方ない、水平ジャンプ8で大急ぎでショップに行ってくるわ!」
ロー「ダメですッ!そんなことを姉にされたら、みっともないところを見られた上に個性まで奪われた絶望の戦士の彼がショック死してしまうッ!」
イズ「どのみち1ターンじゃ無理だよ…。姉さん、最後にお願いが…あるんだ…」
メリ「ダメよ…。最後なんて言わないで!諦めちゃダメよ!」
イズ「フード…脱いで…」
メリ「真っ暗で何も見えないんじゃなかったっけ?」
ロー「意外と元気そうですが、イズルード氏は異端者ラムザとゴルターナ公とラーグ公とオルランドゥ伯爵にやられたんです。卑怯ですねぇ…、彼のためにも仇討ちしないといけませんねぇ…」
イズ「…おい、何言ってんだ老猾コラ」
メリ「えっ、でも牛鬼って…」
ロー「彼が牛鬼みたいな醜悪で野卑でチキンなクソデブハゲ底辺馬面豚野郎にやられるわけないじゃないですか」
メリ「…そうよね。イズルードが牛鬼みたいな要するにブサイクにやられるわけがないもんね!貴族どもめ、許せないわ!私は弟のために異端者ラムザとバリンテン大公を討つ!」
ロー「騎士剣を用意しておきます」
イズ「……」

279 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/20(木) 02:37:21.85 ID:qwcPC69+O
メリ「父さんは自分自身よりも大切なものってある?」
ヴォル「今、目の前にいる」
メリ「えっ、私?」
ヴォル「一万年と二千年前から愛してる」
メリ「…ありがとう。私はてっきり父さんはローファルを愛してると思ってたわ」
ヴォル「愛ゆえにフードを食らわば皿まで」
メリ「ちなみにクレティアンはどう思ってるの?」
ヴォル「愛ゆえに枯れ木も山の賑わい」
メリ「バルクは?」
ヴォル「バルクは生理的に無理」
メリ「部下は全然愛していないのね…」
ヴォル「愛ゆえに人は苦しみ、愛ゆえに人は悲しまねばならぬ。私が人であることをやめて悪魔に魂を売ったのも、イズルードをついでに殺したのも、すべてはお前への強烈すぎる愛が原因だったりする」
メリ「えっ、父さんはイズルードを殺した悪魔なの?」
ヴォル「愛ゆえに機密が漏洩した」
メリ「…仮に父さんが私のことを本当に愛してくれていたとしても、弟を殺されたら黙ってはいられないわね…」
ヴォル「では私を倒すか? 私の死によってお前の見せ場が増えるのならば、私は喜んで命を捧げよう…。さぁ、私を殺すがいい!そう、愛にすべてを…」
メリ「……」

メリアドールはヴォルマルフと口を聞かなくなった
最終更新:2011年11月11日 12:29