4スレ76~

76 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/12(日) 07:12:46.07 ID:3q+rz+r5O
イズ「父上は妻子がいたのに、なぜ神殿騎士団に入れたのですか? 神に仕えるキャラが結婚はNGでは?」
ヴォル「うるさい童貞」
メリ「父さんは妻子がいたのに、なぜ神殿騎士団に入れたの?」
ヴォル「独身時代に入団して、出世してから結婚したんだよ」
メリ「神殿騎士時代に結婚できたの?」
ヴォル「大ブーイングだったがな。しかし刃向かう者をぶちのめしていったら、最後に立っていたのは私だけだった。最終的には教会で挙式してやったよ」
イズ「じゃあ、俺も頑張れば姉さんと結婚できるんですね?」
ヴォル「…結婚だと? 貴様も下級なれど、清貧、貞潔を誓った神殿騎士だろ? 実の姉に欲情するなど、騎士以前に人間失格だ。この好色野郎。不埒者め。ゲスが」
イズ「どの口がそれを言うのか…」
クレ「メリアドール。お前は死刑制度についてどう思う? 私は被害者側の心情を考えたら必要だと思うのだが、お前の見解を…」
ヴォル「強甲破点突き」
クレ「ウボァー」
バル「メリアドール。お前は豚の生姜焼きについてどう思う? 匂いはやたらと食欲をそそるんだが、どうにも生姜の味が邪魔でな…。お前の見解を…」
ヴォル「星天爆撃打」
バル「ウボァー」
ヴォル「教会に属する者は貞潔でなければならない。このように、少しでも男女の不純なコンタクトがあれば殺す。男女交際は不潔だ!」
メリ「じゃあ私は大好きな父さんと一生結婚できないのね。とても残念だわ」
ヴォル「……」

翌朝

メリ「あれ? 父さんは?」
統制者「ヴォルマルフ名義のアカウントなら削除したよ。こっちの姿なら教会の会則どころか、社会通念すら無視して娘と結婚できるぜ!」
メリ「初対面のライオンと結婚する人間がどこにいるのよ!」

79 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/14(火) 07:16:21.73 ID:K8em59tcO
雷神「ぬおおおおーーッ!はッ!」
メリ「…どうしたんですか?」
雷神「今日はバレンタインデーだからな。バレンタインはバレンタイン伯爵が、よい子のみんなにチャクラを与える日なのだろう?」
メリ「…いえ、色々間違ってますけど?」
雷神「では、一体何をする日なんだ?」
メリ「それは女性が好きな男性に対して…」
雷神「何をする日なんだ?」
ラム「何をする日なんだ?」
メリ「チョ…」
雷神「ちょっかいを出す日かな?」
ラム「チョメチョメする日かも」
雷神「なるほど、それは楽しみだ」
メリ「…チョップをする日です。楽しみにしててくださいね」
ラム「ちょ、ディバインナイトのチョップはヤバいって!」
雷神「楽しみにしててください…って、どこへ行く?」
メリ「力だすきとブレイサーを取ってきます」
ラム「どんだけ僕らに惚れてんだ!」
雷神「ふむ、男性ばっかり女性にあれこれして貰って申し訳がない日だな…。何か男性側が女性にしてあげることはないのか? できれば性的措置で」
メリ「一応ホワイトデーという、男性が女性に素敵なプレゼントをお返しするイベントが来月にありますが、別にいりませんよ。私はあなた達に好意を持っていませんから」
ラム「好きじゃないのにチョップする気なの!?」
雷神「ふむ…。素敵なプレゼントでお返しをするのなら、バレンタインにも素敵なプレゼントが欲しいところなのだが…。もしくは性的な…」
ラム「まぁ、女性からすれば、こんなウンコみたいなジジイにやるプレゼントはないわな」
雷神「いや、そこはチョコレートと比喩するべきだろう」
メリ「やっぱりバレンタインのこと知ってるじゃないですか!」

81 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/16(木) 01:31:42.24 ID:3AmIRZPaO
ヴォル「バルクが死んだ」
メリ「……」
ヴォル「どうした? 悲しくないのか?」
メリ「…悲しいのは悲しいけど、イズルードが死んだ悲しみから未だに立ち直れてなくて、その…、何かすいません…」
ヴォル「弟の死によって中枢神経がイカれたのか。人の死に優劣はない。人は平等に愛しなさい。私はバルクが死んで悲しいぞ」
メリ「何番目ぐらいに?」
ヴォル「メリアドール>>>>ローファル≧アルマ>ウィーグラフ=イズルード≧クレティアン>バルク≧ルーンブレイド>教皇>イケメン>枢機卿>ハゲ>あとは死ね」
メリ「そんなに上位じゃないし…」
ヴォル「お前はどうなんだ?」
メリ「イズルード=父さん>ローファル≧ウィーグラフ≧教皇>バルク。……あっ、最下位だった…。ごめんなさいバルク」
ヴォル「クレティアンも今頃死にたがってるだろうな」
メリ「私達はバルクに対して関心が無さすぎた…。享年何年かすらわからないし…」
ヴォル「だが、何十億もの人間が居る中でベスト10に入るんだから、物凄く大切な人間であることは間違いない。大切すぎて死を超越させてしまったよ」
メリ「死を超越? 死に損なって無間地獄の百万由旬ってこと?」
ヴォル「死への恐怖から解放してやった。あいつはもう死なない」
メリ「じゃあ一行目は嘘なの?」
ヴォル「…そうだな。恨むならバルクにしてくれ。あいつ何やっても死なないから」
バル「……」
メリ「死なないって、HPが無限ってこと?」
ヴォル「戦闘不能にはなるが、肉体が消滅しない。逆ガフガリオンみたいな感じ」
メリ「ゲストキャラみたいな感じね」
ヴォル「そう。逆ガフガリオンみたいな感じ」
メリ「でも、この腐った世の中で社会に疲れて死にたくなっても死ねないのはある意味地獄ね…」
ヴォル「苦難は百万由旬どころではすまないだろうな。強さはそのまま、顔もブサイクのままで永久トラジェディー」
バル「…自殺志願者になりたい」
クレ「もうなってるだろ…(俺達)」

88 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/18(土) 22:14:11.09 ID:9afqCzStO
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「もちろんだとも我が娘よ」
侍「ヴォルマルフ様、お気をつけください。メリアドール殿はすでにラムザ達に…」
ラム「アルマを返せ!」
ロー「聖典を渡せ!」
ヴォル「…なんだと、我が娘が裏切ったというのか?」
侍「…はい。ドーターにて、メリアドール殿が我々の同胞を撃退したとの情報が…」
ラム「アルマの姿を見せろ!」
ロー「聖典が先だ!」
メリ「…リオファネスの人々を殺し、イズルードを殺したのは父さんね?」
ヴォル「…情報まで漏洩しているのか?」
侍「エルムドア侯爵の余計なご講釈が原因のようです。あいつも立派な裏切り者ですね。死んで当然だったよ」
ラム「どうしてアルマを生かしておく?」
ロー「知らん!」
メリ「…やはりあなたは父ではないようね。弟の仇を討たせてもらうわ」
ヴォル「くっ、戦うしかないのか…」
侍「…ここは私にお任せください。親子で殺し合うなんて、さぞお心苦しいことでしょう」
ヴォル「…そうか、頼んだぞ。侍」
侍「…というわけで、待たせたな異端者ども。お遊びはここまでだ!死ねい!」
メリ「みんな!クレティアンのHPが低いから、まずは奴を狙うわよッ!」
クレ「あーッ!今までさんざんのけ者にしておいて、攻撃する時だけ来るなんて卑怯だぞッ!親子の確執、聖典のくだり、どこにも関与できずに呆然と立たされ、あげくに命を狙われるなんてあんまりだッ!」
クレ「自分の都合のいい時だけ連絡してくるなんて私のことを何だと思ってるんだ!私は都合のいい男か? あぁッ!?」
クレ「試しに、私の代わりに侍を置いてみたら誰も最後まで突っ込まない上、きちんと物語が進んでいやがる!あれ、今日はクレティアンいないの? ぐらい言えよボケ!ヴォルマルフ、テメーもだぞ!」
クレ「結局お前らは男なら誰でもいいんだな!私は数合わせでしかないんだな!侍だってHP低いじゃねーか外道どもめッ!お前らはルカヴィなんかよりよっぽど人道に反してウボァー(←斬られた)」

95 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/24(金) 03:26:47.02 ID:9y3ihyGwO
ヴォル「…神よ、聞こえるか? いたら返事してくれ」
メリ(あれ? 父さんったら、こんな夜更けに礼拝堂で何をしているのかしら?)
ヴォル「…私は取り返しのつかないことをしてしまった。息子殺しの大罪だ」
メリ(!!)
ヴォル「その場のノリで殺ってしまったが、結果的に娘をあそこまで悲しませることになろうとはな…。娘の鬱屈した顔を見る度に私は心が痛む…」
メリ(……)
ヴォル「神がいるかどうかはわからんが、せめて懺悔の祈りでもしてみよう…。私は娘の笑顔を取り戻せるのならば神にでも魂を売ってみせる…」
メリ「…それではダメですね」
ヴォル「誰だ!どこにいるッ!?」
メリ「私は女神です。別次元からあなたの精神に語りかけています」
ヴォル「嘘を吐くな!そちらの物陰の方から声が聞こえるぞ!」
メリ「それはあなたのだったらいいな願望と性欲が生み出した妄想です。あなたは女神ほどの大物芸能人が物陰にコソコソと隠れて人にダメ出しするような見苦しい真似をすると言うのですか?」
ヴォル「…すみません。で、私の何がダメなのですか?」
メリ「罪悪感に苛まれ、神に救済を求めるところまではわかります。しかし、なぜ娘に真実を打ち明けないのですか?」
ヴォル「…だって言ったら嫌われるし」
メリ「当然です。大人しく殺されてください」
ヴォル「…そこは女神様の御力で何とかなりませんか?」
メリ「神に何とかしてもらおうって発想がダメなのです。今すぐ香水とエルメスの靴を買ってあげて斬られなさい」
ヴォル「…私が無事でいられるルートはありませんか?」
メリ「皆無です」
ヴォル「皆無かよ」
メリ「正直に罪を告白し、償いをすることを誓うのです。その言葉に誠意があればきっと許してくれるわ。でも一太刀は覚悟しといてね」
ヴォル「……はい」



ヴォル「メリアドールよ。大事な話があるんだ。実はイズルードを殺したのは私だ」
メリ「!!」
ヴォル「何となく殺したことは反省している!心から申し訳ないと思っている!お前の悲痛を取り除くためならば、喜んで我が命を捧げよう!さぁ、この剣で私を斬れ!弟の仇を討て!」

メリアドールはロングソードを受け取った

メリ「…父さんの思いはわかったわ。しかし、家族を殺すことは決して許されない。もちろん私もね…。イズルードのためにも、一撃だけ打たせてもらうわ。そして生きてイズルードへの償いをするのよ」

メリアドールはカオスブレイドを装備した

98 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/02/27(月) 19:12:52.51 ID:cETAV/mLO
ヴォル「貴様がラムザか。会うのは初めてだったな」
ラム「この際、アルマも聖石もどうでもいい。僕はメリアドールを愛している。ただそれだけだ。じゃあな」
ヴォル「何しに来たんだ!」
ラム「メリアドールは僕がいただいた。アルマを誘拐したんだから文句ないよな?」
ヴォル「なんだと!私の愛する娘を返せ!貴様のような異端者のせいで娘を不幸にさせてたまるか!」
ラム「愛する? 人でなしの貴様が人を愛するというのか?」
ヴォル「当たり前だ!こちとら何年萌えてると思ってんだ!」
クレ「…ヴォルマルフ様、もう無駄な弁論はやめて奴を殺しましょう」
ヴォル「聖典も聖石もいらん!今すぐ娘を返せ!娘が異端者などに情を持つことは絶対にない!無駄な抵抗はやめろ!」
ラム「僕が彼女に愛されていなくても、僕が誰よりも彼女を愛せればそれでいい!」
ロー「…二人とも、いい加減にしろ」
クレ「おお。言ってやれローファル」
ロー「頭部の猥褻物を隠そうともせず、不快感を撒き散らす公害どもが人を愛するなどおこがましい!彼女の心を解せる者はフードを纏いし我々フーディアンのみ」
雷神「うむ、その通りだ」
クレ「…なんだよフーディアンって。エスパータイプか?」
ロー「美辞麗句を並べ立て、どれだけ愛を装ったところで頭部の公害が全てを台無しにしている。本当に彼女を愛しているのならば、なぜフードを身につけない? なぜ彼女の心に近づこうとしない?」
ラム「フードに重点を置きすぎている貴様に彼女の何が分かると言うんだ!」
クレ「…バカどもが」
ヴォル「なんだとコラ」
クレ「聞こえてるなら無視するなよ!」
雷神「…ところで肝心のメリアたんはどこに行ったのだ?」
ラム「あれ? そういえば僕の嫁はどこだ?」
ヴォル「貴様!娘をどこへやった!」
ラム「だから知らないって!僕のうろたえてる感じでそれぐらい悟れよ!無駄に文字数使わせるな!アホが!」



メリ「ダメージを与えつつ、装備品を破壊します」
鬼畜「ほう、それほどの技を持つアンタがなぜ騎士団を辞めたんだい?」
メリ「それは…。やむを得ない事情で…」
鬼畜「…悪いが、うちも厳しくてな。よくわからない女子供を雇ってる余裕はねぇんだ。他を当たってくれねぇか?」
メリ「…就職難。これほどまでに世知辛い世の中になっていたとはね…。しかし、仇討ちを果たすには、力と…お金が必要だ…。もう少しだけ待っててね…イズルード…」

就職活動中だった

103 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/02(金) 07:47:09.51 ID:ogk5PjQcO
ウィ「こんにちは」
メリ「…どちら様ですか?」
ウィ「青フードの男の紹介で来たウィーグラフだ。よろしく頼む」
メリ「…ああ、ローファルね。あの人、また変なのを連れて来たみたいね…」
ウィ「どういう意味だ!」
イズ「垂直ジャンプ-1っていうのを開発すれば、下から姉さんのスカートの中を覗けるんじゃないだろうか?」
クレ「覗いているところを見つかったら惨殺されるぞ…。それならいっそ聖石の奇跡に頼んで姉のスカートに生まれ変わるほうが楽だと思うよ…。鬱陶しい人間での生活なんてやめてさ…」
バル「…俺は女騎士になりたいなぁ。でも、俺が女騎士だったとしてもブサイクでモテないんだろうなぁ…。俺なんかどうせ…」
イズ「二人とも、ごめん。変なこと言って…。実の姉に欲情するなんて普通有り得ないよなぁ…。もしかして本当は実の姉弟じゃないのかなぁ…。だって俺一人だけ剛剣使えないのも変だからなぁ…。はぁ…」
ウィ「…なんだこの危ない連中は。ここは病院か?」
メリ「教会は病める子羊たちが神に救いを求めに来る場所だから仕方ないわ」
ウィ「病んでるなら病院行けよ…」
メリ「あなたも心に闇を抱えているの?」
ウィ「お前の方こそ頭に闇をかかえてるようだが」
メリ「…言っておくけど、このフードは頭髪を見られたくない事情があるからつけてるわけじゃなくて、頭部の防御と首のトレーニング用に個人的につけている重量42kgのミスリル製のフードよ」
ウィ「…私の体重より重いな、それ」
メリ「どれだけ痩せこけてるのよ」
ウィ「そんなことより、私は平民のために戦う騎士団と聞いてここに来たんだが、ここはただの病人の集まりか?」
メリ「他はともかく、少なくとも私達ディバインナイトは誠実で理性的で健全な理想を掲げた人間だから安心して。クレティアンは脆弱、バルクはゴミ箱みたいな顔してるけど一応理想は同じ。仲良くしてあげて」
ウィ「そういえば私を誘ってくれたのもフードのディバインナイトだったな。フード騎士はいい奴だ」
メリ「わかればいいのよ。それより気をつけて。男の人が私と仲良くすると、翌朝に誰かの何らかの力が働いて行方不明になることがあるのよね…」
ウィ「…どこの都市伝説だよ」

翌朝

メリ「あれ? 新人のウィーグラフは?」
ヴォル「ウィーグラフとイズルードとバルクとフューネラルとクレティアンなら一身上の都合で除め……退職したよ」
メリ「父さんの都合でしょ!」

108 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/05(月) 21:58:21.44 ID:UcyZtFUQO
メリ「父さん、東のほうで聖石の目撃情報があったから行ってみるわ」
ヴォル「おお、すでにサジタリウスを持っているのに、まだ聖石を集めてくれるとは何という孝行娘。頼んだぞ」
ウィ「…今の女性は誰ですか?」
ヴォル「あれは私の娘だ。女でありながら騎士団の剣術大会で二位になり、実力で聖石を勝ち取った自慢の娘だよ」
ウィ「ほう、ではあなたが優勝ですか?」
ヴォル「優勝はローファルだ。あのカス、娘との決勝戦で強甲破点突きを使わずに勝ちやがった。女の服を剥がずに何が剛剣だ!ムカつくから聖石を剥奪し、ゾディアックブレイブにも入れてやらなかった」
ウィ「…あなたもカスですね」
バル「そんじゃ、毒を撒いてくるわ」
クレ「相変わらずリスキーな任務だな。上手くいくかどうか私が占ってやろう」
バル「…気持ち悪いなお前」
クレ「…お前、生命線が随分と短いな。お前はあと3日で死ね。関係ないけどバルクの花言葉は欺瞞だ」
バル「適当に言いすぎだろ!」
ウィ「…奴らは何者ですか?」
ヴォル「奴らは負け組だ。剣を持たずに剣術大会に出て壮大に負けた愚か者どもだ」
ウィ「そういえば、あなたは参加しなかったのですか?」
ヴォル「したよ。予選落ちした」
ウィ「だっさ。もしかして不幸にも娘さんと当たったのですか?」
ヴォル「いや、汎用ナイトに負けた」
ウィ「よっわ」
ヴォル「そう言うけどな、ナイトに武器壊されたら普通勝てねえよ」
ウィ「あなたは壊す側の人間でしょうが…。ところで私はゾディアックブレイブに入部できますか?」
ヴォル「お前にはまだ実績がないし、ティンジェル家じゃないからなぁ…」
ウィ「…では私をあなたの息子にするか、娘さんをください!民には私のような英雄が必要なのだッ!」
ヴォル「息子枠はすでにいるし、娘は誰にもやらん。娘が欲しくば私を倒してからにするんだな」
ウィ「…汎用ナイトでもできる簡単なお仕事ですね」
ヴォル「っていうか聖石を持たないお前に入部する資格はないぞ。我が息子は剣術は微妙だが、どこかで聖石を拾ってきた実績がある」
ウィ「…ならばあなたの息子を倒すしかないのか」
イズ「!!」
メリ「父さん、聖石を手に入れて来たわ!」
ヴォル「おお!仕事が早いな!」
ウィ「やった!聖石来た!」
イズ「…ほっ」
ヴォル「聖石は余ったが、新参者のお前を優遇すると他の団員に申し訳が立たない。とりあえず我が息子を倒してからにしようか」
イズ「なんでだよッ!」

116 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2012/03/09(金) 15:14:32.81 ID:H8VECQDYO
メリ「はぁ…、どうしよう…」
雷神「ピィィィィー」
メリ「…?? これは草笛の音?」
雷神「いや、これは笛ガムと言って、吹くと音がなる素敵な駄菓子だ。草笛って意外と難しいからこっちで我慢してくれ」
メリ「…そういえばそんな愚かな駄菓子がありましたね」
雷神「何か考え事かね?」
メリ「…はい、少し家族のことを」
雷神「…そうか。君は弟に先立たれ、父親に裏切られ、プレイヤーに蔑まれ、剣聖に恋い焦がれ、悩みが絶えないところだな。そんなことは置いといてシドルファスの話でもしないか?」
メリ「…死ねよカスの話?」
雷神「シドルファスの話。ちなみにオルランドゥはファミリーネームだからな」
メリ「…はぁ、私達ティンジェルファミリーが家族同士で殺し合うことになるなんて思っても見なかったわ。まさかあの父が息子を殺すなんて…」
雷神「…父戦争か。戦争なんて所詮そんなものさ。可愛い娘がいたら、そりゃ息子なんて不要だよ。ちなみに昔、巨乳派のバルバネスと貧乳派のシドルファスが北天と南天にわかれてよく乳戦争をしたものだ」
メリ「家族に裏切られたら、私はもう何を信じていいのかわからないわ…」
雷神「身内の裏切りはキツいな…。私も主君に裏切られて投獄されたよ…。あいつ、貴族の会合で『こんな臣下の忠節は嫌だ!』とかいう大喜利ネタやって私のことを小バカにしていたからな。死んで当然だったよ」
メリ「私は何を信じて生きていけばいいの…」
雷神「自分だけを信じていけばいい。自分を大切にして生きなさい。ちなみに私は国立大学出身だ」
メリ「異端者の烙印を押されてしまって、これからまともに食べていけるのかしら…」
雷神「食い扶持は意外と何とかなるぞ。ちなみに私は味噌の入ってない味噌汁が好きだ」
メリ「とりあえずこの世界で生き抜くためにも、話術士のレベルは上げておいたほうが良さそうね…」
雷神「…あのさぁ、そろそろシドルファスの話に食いついてきてもいいんじゃないのか? これから我々二人で頑張っていくんだぞ? 我々のナイトメアはまだ始まったばかりだ!」
メリ「…えっ、あなたも除名されたの?」
雷神「メリアドールを除名するなんて愚の骨頂!ならば私は彼女について行くぞ!とラムザに言ってやったよ」
メリ「あなたが抜けたらラムザもあなたも困るでしょう。すぐに戻ったほうがいいですよ」
雷神「あっそう。って言われた」
メリ「あっそう」

124 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/14(水) 03:17:39.00 ID:AueaNe3CO
ヴォル「メリアドール。お前は政略結婚に興味はないか?」
メリ「ない。私は二次元にしか興味ないわ」
ヴォル「そんなことはない。年頃の女が政略結婚したくないはずがない」
メリ「そもそも結婚自体が宗教上よくないと思う」
ヴォル「大丈夫だ。キリスト教は一妻多夫制だ」
メリ「ここはキリスト教じゃないから」
イズ「姉さん、政略結婚って何?」
メリ「自分自身より大切じゃない人と結婚することよ」
イズ「そうか。じゃあ俺と姉さんは政略結婚できないな。残念だ」
メリ「そうね。まだまだ結婚なんてできないお子様だもんね」
イズ「そういう意味じゃなくてぇ…。っていうか俺、もう18なんだけど」
メリ「そうなの? 私は今年で17よ」
イズ「姉弟でサバ読んでどうする!」
ヴォル「お前を嫁に欲しいと言っているエロ伯爵がいるんだ。エロいとはいえ、南天騎士団を率いる武勇に優れた名将だぞ。ただ私よりも年上なのが難点。南天だけに」
メリ「娘は誰にもやらない主義じゃなかったの?」
ヴォル「本当は死ぬほど誰にもやりたくないが、一妻多夫制ということで一時的に妥協した。お前は私の嫁だ。いつか私だけのものにしてやる」
メリ「そもそも一妻多夫制じゃないんだけど、一体何を企んでいるのよ?」
ヴォル「実は、エロ伯爵に上手く取り入ってゴルターナ公を暗殺して欲しいと思ってな。で、隙を見て伯爵も殺すと」
メリ「…なるほどね。でも、滅私奉公を地で行く最強伯爵にそんな下策が通用するのかしら?」
ヴォル「大丈夫だ。本当に公爵一筋の真面目野郎なら、お前にラブレターを出したりしないさ。まぁ、念のためバルクに外で毒ガスを撒かせておくから心配するな」
メリ「…それ、何の意味があるの?」
ロー「ヴォルマルフ様。ベオルブ家のダイスダーグ、ザルバッグ兄弟からお便りが届きました。どうやら娘さんへの求婚の手紙のようですね」
メリ「…勝手に私宛ての手紙を見ないでくれる?」
ヴォル「やはり来たか。結婚したらフードの中を見せてやると言ってみたら案の定これだ。バカどもめ。もう北天も南天も潰したも同然」
メリ「でも、私は一人しかいないけど?」
ヴォル「大丈夫だ。ローファル、女体化しろ」
ロー「は?」
メリ「ついでに緑化も」
イズ「若返れ」
教皇「ヒゲを剃れ」
クレ「笑顔を忘れるな」
バル「声を張れ」
モー「スッキリしろクポ」
ロー「スッキリしろって何だよ!」

126 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/18(日) 00:36:44.51 ID:Mtzi/Fk8O
メリ「最近イズルードに避けられてる気がする…」
ヴォル「…お前ほどの萌えキャラを忌避するなんて、あいつには人間としての大事な何かが欠けているとしか思えん。あいつ本当に男か? いっそ女の子だったらよかったのに。私は女の子が好きだ」
メリ「私が近づくと逃げるようにジャンプするのよ」
ヴォル「それはうざいな。ジャンプできないように天井一面に槍でも仕込んでやろうか」
メリ「もしかして反抗期かしら? バカみたいにピョンピョン飛び回ってる暇があったら剛剣の練習をしてほしいのだけど」
ヴォル「所詮、飛び回るだけの燕雀イズルードは鴻鵠の志を知らんのだ」
メリ「はっきり言うけど、イズルードがああなったのは父さんの教育が悪いからよ。どうにかしてよ」
ヴォル「…うむ。私自身は極めて真面目で理性的でイケメンだが、息子の異常性が世間に噂されたら私の名誉にまで関わってくる…。よし、一人の親としてあいつを叱りつけてこよう」


ヴォル「おい、我がティンジェル家の面汚しよ」
イズ「げっ、父上!垂直ジャン…」
ヴォル「無駄だ。よく見ろ、天井には一面にホーリーランスを仕込んでいる」
イズ「うおっ!あぶなっ!うおっ!もったいなっ!」
ヴォル「なぜ逃げる?」
イズ「…だって壊すんでしょう?」
ヴォル「装備品をか? 実の親を辻斬りみたいに言うとは愚か者め!確かにお前に剛剣の試し打ちをしたことはあるが、たったの13回じゃないか!」
イズ「16回ですッ!」
ヴォル「…もしかしてメリアドールを避けている理由もそれか?」
イズ「そりゃそうでしょ!会う度に命と備品を削られてたら人は死ぬ!」
ヴォル「あの優しい娘が命まで奪うわけないだろう。もちろん私も今はお前を殺さないから安心して食らいなさい」
イズ「きっちり装備品は壊れるんですよ!しかも壊れる度に経費削減とか言って支給される装備品のランクが下がってるし!最初はルーンブレイドだったのに、今ははがねのつるぎ…。アホか!」
ヴォル「…まぁ、それもどうせ壊れるんだから別に安物でいいだろ」
イズ「これは虐待だ!姉さんがああなってしまったのも、あなたの教育が悪いからだッ!あなたが諸悪の根源だッ!虐待が世間にバレたら困るのはあなたですよッ!」
ヴォル「むむむ…」

翌朝

メリ「あれ? 父さんは?」
ロー「なんか、自分の人生を見つめ直すとか言って辞めましたよ。ついでに人間も辞めましたよ」
メリ「教育放棄なんてダメな父親ね」

132 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/22(木) 00:23:52.09 ID:DqVcRZPIO
バル「…ふう、疲れた。今日で17連勤だ。まったく人生は疲れるぜ…」
クレ「働いても働いても豊かになれないなんて可哀相なブサイクだな。私なんて今日で17連休だぞ?」
バル「…可哀相なイケメンだな」
ヴォル「暇そうなお前達に重要な任務を与えよう」
クレ「マジすか!」
バル「マジすか…」
ヴォル「全国のショップに赴き、フードを買い占めてくるのだ」
バル「……」
ロー「おっ、ついにフードデビューですか?」
ヴォル「この世のフードを全て私が独占することによってメリアドールの替えのフードがなくなり、いずれフードを脱ぐしかなくなるという算段だ。フードだって消耗品だからな。兵糧攻めだよ」
イズ「効率悪い方法っすねー。っていうかフードで充分可愛いんだから別に脱がさなくたっていいじゃないですか。姉さんのフードをマイナス要素として認識しているなんて、あなた父親失格ですよ?」
ヴォル「お前は姉の耳たぶを甘噛みしたいとは思わないのか?」
イズ「北半球のショップは俺に任せてください」
ヴォル「うむ、さすがは我が息子だ。じゃあバルクは南半球な。ほら特別に700ギルやろう」
バル「なっ、700ギルも手当が出るのか!たかがフードにこれほどのお金が動くなんてフードって一体何なんだ…。給料何ヶ月分だ…。うまい棒何本買えると思ってんだ…」
ヴォル「いや、この700ギルでフードを最低700個買ってこい。釣りはくれてやる」
バル「…ですよねー」

翌日

イズ「父上、北半球の全てのショップからフードを買い占めて来ました」
ヴォル「そうか。頑張ったな」
バル「俺はどう考えても700ギルじゃ無理だと思って、南半球を滅ぼしてきた。これで地球上にフードは存在しないぜ。ここ以外」
ヴォル「そうか。頑張ったな。クレティアンはどこいった?」
ロー「クレティアンなら部屋に閉じこもってこの世に生まれてきたことを後悔していますよ」
ヴォル「仕事しろよ!」
メリ「あれ? この大量のフードは一体何なの? ここはユートピア?」
ヴォル「うげっ!いや…、これは…その…」
メリ「もしかして私のために全国のショップからフードを買い占めてくれたの? これだけフードがあれば一生遊んで暮らせるわ!ありがとう父さん!愛してるわ!」
ヴォル「う、うーん……。可愛いからまぁいっか」
バル「よくねぇよ!」


137 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/25(日) 23:11:56.24 ID:9c+fMr+OO
異端者「ヒャッハー!そのフードいただくぜえ!」
メリ「なっ、何!? 強甲破点突き!」
異端者「ぐえっ!何だこの技は…」
異教徒「気をつけろ!その女はめりめりの実の能力者!迂闊に近づくとめりめりにされるぞ!」
異常者「さすがは懸賞金8000万メリーなだけあるぜ…」
メリ「…懸賞金?」
異端者「フードの異端者からフードを剥ぎ取って頭部を晒せば教会から金が貰えるんだよ」
メリ「…異端者? それはあなた達のほうでしょ? 私の父は神殿騎士団の団長、ヴォルマルフよ。そんな私が異端者だなんてこれは傑作だわ」
異常者「そんなヴォルマルフが打ち出した特別措置なんだから傑作だよな」
メリ「!!」
異端者「そう、お前には味方はいないのさ!分かったなら大人しくフードを狩られるんだな」
ロー「星天爆撃打!」
異端者「ぐえっ!な、何だ貴様は!」
ロー「ケガはありませんか?」
メリ「…ありがとう、ローファル」
異教徒「き、貴様は頭髪狩りのロー!みんな気をつけろ!こいつはたしか懸賞金2億ローの人類最狂のハゲだ!」
ロー「…神聖なるフードを汚す異星人どもめ!貴様らには死刑も神罰も生ぬるい!地獄でうなだれろ!星天爆撃打!」
異端者「ウボァー」
ロー「貴様らはなぜフードを理解しない!フードをかぶるだけでなぜハゲだと決めつけ、貶める!星天爆撃打!」
異常者「ウボァー」
ロー「服を着ている人間には肉体がないと言うのか!? 無口な人間には心がないと言うのか!? 夢のない人間には明日がないと言うのか!? 星天爆撃打!」
異教徒「ウボァー」
ロー「人間はいつもそうだ!自分が理解できないものは排斥し、受け入れようとしない!狭量な下等生命体だ!星天爆撃打!」
ヴォル「ウボァー」
ロー「フードは誰からの強制でもない!宗教上の規定でもない!秘め事を隠す目的でもない!個人が好きでやっていることだ!違法行為でもないのに、それを否定することは人権の侵害だッ!星天爆撃打!」
教皇「ウボァー」
ロー「人前で服を脱げと言われて脱ぐバカがどこにいる!フードも同じだ!貴様らは好奇心のつもりでフードを脱げと言うが、その言葉の異常性を理解しろ!虐げられるべき危険思想者は貴様らだ!星天爆撃打!」
枢機卿「ウボァー」
メリ「ローファル!落ち着いて!もう敵はいないわ!」
ロー「はぁ…はぁ…。落ち着け自分…。イライラすると頭部の砂漠化が広がってしまう…。落ち着け…」
メリ「結局ハゲじゃないの!」

143 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/03/30(金) 21:39:35.04 ID:AfnpBzqFO
メリ「父さん、1マス離れて」
ヴォル「なぜだ?」
メリ「邪魔だから」
ヴォル「なぜだッ!?」
メリ「冗談よ。ホーリーランスを手に入れたから試しに使ってみようと思ってね。どうせ槍を使うなら間接攻撃をしてみたいじゃない?」
ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そういうことは向こうにいるイズルードにやりなさい」
メリ「だって父さんHP高いし、ちょうどいいと思って」
ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そういうことは向こうにいるクレティアンにやりなさい」
メリ「だって父さんディフェンスとか上手そうだし」
ヴォル「私はイジられキャラじゃないぞ。そんなことより向こうにいる教皇をやりなさい」
メリ「だって父さんサッカーとか上手そうだし」
ヴォル「…なぁ、私が何をした? っていうかお前も剛剣を捨てる気なのか?」
メリ「別に捨てるつもりはないわよ。でも、得物やスキルは多いに越したことはないでしょ?」
ヴォル「資格マニアみたいだな。でもそれは剛剣を極めてから言うべきだな」
メリ「とりあえず星天爆撃打は覚えたわ。剣技なら次は闇の剣を覚えてみたいわね」
ヴォル「なんと愚かな…。神聖なるディバインナイトが暗黒剣に興味を持つとは…。今すぐ忘れろ!あんなものはいき遅れのジジイしか使い手がいないだっせえ剣技だ!ゴミの剣だ!ゴミ!」
メリ「使えたら便利だと思っただけで、別に闇キャラになるわけじゃないし…。現に剣聖だって別に闇キャラってわけじゃないし…」
ヴォル「お前がゴミの剣なんて使ったら何だかガッカリなんだよッ!」
メリ「確かに私の考えは乱暴かもしれない…。でも変革には柔軟性が必要だ…。柔軟性なくして変革などありえないわ!」
ヴォル「剛よく柔を制す。どんな剣技も剣が壊れたら終わりだぞ? それを確実にやってのける剛剣はマジ剛剣!そんな剛剣をないがしろにするなんて…。腹いせにイズルードいじめるぞ!」
メリ「…わかったわよ。剛剣マスターになるから落ち着いて…」
ヴォル「わかってくれたか。では早速剛剣の特訓するぞ!まずは剛剣による余計なダメージを受けないためにお互い服を脱ごうか…」
メリ「…剛剣の練習はイズルードとするから、父さんはとりあえず100マス離れてくれる?」
ヴォル「…あっ、そう?」

翌朝

ヴォル「おい、娘を知らんか?」
ロー「娘さんならイズルードと寿退社しましたよ」
ヴォル「この世で最も残酷なオチが来たッ!」


146 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/04(水) 02:24:31.55 ID:UvH7QQ+KO
アン「FFTの主人公の方ですね? いくつか質問にご協力をお願いします」
メリ「はい」
アン「ずばり、FFTとはどういうゲームですか?」
メリ「離れたところから剣技をぶっ放すゲームです」
アン「ではFFTのストーリーについてどう思いますか?」
メリ「家族のために家族を倒す何だか釈然としない話だけど、根はいい話なのよ」
アン「なるほど、ではFFTの戦闘システムについてどう思いますか?」
メリ「マップは結構練られてるし、アクティブターンやダメージの計算式も面白いと思う。でも個人的には防御力のパラメーターは欲しかったですね」
アン「好きなチャプターは何ですか?」
メリ「チャプター4。それ以外はありえないわ。チャプター3でやめた人はFFTの楽しさを1%も理解してないと思う」
アン「好きなキャラはいますか?」
メリ「フードをかぶったキャラが好きです。こういうゲームって誰かを贔屓して育てるのが楽しいですよね」
アン「好きなジョブはありますか?」
メリ「ディバインナイト以外なら弓使いか忍者」
アン「好きな武器はありますか?」
メリ「セイブザクィーン…と言いたいところだけど、ここはあえて眠りの剣」
アン「好きなBGMはありますか?」
メリ「特にありません」
アン「家で寝てればよかったと思う出来事はありますか?」
メリ「ドーターに出かけたらソーサラーにからまれたとき」
アン「戦闘中に何か叫びたいことはありますか?」
メリ「世界の中心で愛を叫びたい」
アン「何歳ですか?」
メリ「99歳です」
アン「エイプリルフールはもう過ぎていますが?」
メリ「嘘ではありませんが?」
アン「FFTのヒロインは誰が相応しいと思いますか?」
メリ「戦争ゲームだし、強くて麗しい女性騎士がいいと思う。あと、目に優しい緑を基調としていたら完璧ね。ラムザの恋仲という意味でのヒロインなら、別に誰でもいい。人の形をした何か」
アン「では最後の質問です。本書をどこで知りましたか?」
メリ「書店にて」
ラム「読者アンケートだったのかよ!」


148 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/06(金) 21:39:21.90 ID:fpNBPAJu0
クレ「メリアドールを誘拐するぞ」
バル「いきなりだなエロティアン」
クレ「あいつを人質にできれば、団長を思うがままにできる。さらに神殿騎士団、闇の眷属達をも思うがままにできる。我々の待遇改善も思うがままだ」
バル「お前ごときが謀反を企てるとかワロティアンww誘拐するどころか、メリアに力でねじ伏せられて終わりだよ」
クレ「力で駄目なら、私がセクシャルなアプローチをして性的にそそのかしてハメドーールしてやる。ふっ、美があれば知恵も力もいらん」
バル「あいつは軟弱な男は嫌いって言ってたぞ。この俺ですらフラれたんだからお前じゃダメだな」
クレ「…なら仕方ない。ローファルにも協力してもらって力ずくで拉致しよう」
バル「好待遇のローファルが俺達に協力するとは思えんが。奴は団長の情婦だし」
メリ「何を話しているの?」
バル「あっ、やべえ!」
クレ「…メリアドールか。実はな、ローファルに嫌がらせをしようと思ってな。あいつ団長にやたら贔屓されてるだろ? あいつ潰そうぜ」
メリ「…相変わらず小さい男ね。でも面白そう。ローファルが狼狽してるところを見てみたいってのはあるわ」
バル「なんかスムーズに話が変わったが何をするんだ?」
クレ「ローファルって後ろ姿が洗面器に似てるから石鹸投げつけようぜ」
ロー「…何の話をしている?」
メリ「あっ…」
クレ「…実は団長にささやかな復讐をしようと思ってさ。お前も奴の独裁ぶりには辟易しているだろう?」
ロー「何と大それたことを…。でも少し面白そうだな…。無力なお前が考えた下克上の策を聞かせてみろ」
クレ「まずは掲示板にヴォルマルフアンチスレを立てる」
バル「さすがスレティアン。本人のいない安全圏から毒づくとか俺かよ」
ヴォル「…何の話をしている?」
メリ「あっ」
ロー「うわ…」
ヴォル「…誰が首謀者だ?」
ロー「そ、それは…」
メリ「…バルク?」
バル「クレティアンだよ!」
ヴォル「…クレティアン? 何だそれは?」
バル「うおっ!あの野郎いつの間に帰った!?」


157 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/11(水) 00:28:09.88 ID:eRaVQiSMO
メリ「父さん、ペットを飼いたい」
ヴォル「イズルードがいるだろ。我慢しなさい」
メリ「イズルードを家畜みたいに言うのやめてよ」
イズ「家畜とは言われてない…」
ヴォル「我が家はこの前の裁判に負けて、金がないのはお前も分かってるだろ?」
メリ「ローファルが一年中フードを脱がないのは、中に盗んだ下着を隠しているからだ!なんてバカなこと言われたら、そりゃローファルだって告訴するわよ。あれは自業自得」
ヴォル「じゃあ何でフード脱がないんだよ。中は恥部なのか?」
メリ「告訴します」
ヴォル「今度はお前か!」
メリ「許して欲しければ犬でも飼うことね…」
ヴォル「あーあ、このスレに猫派がいたらどうするんだよ。荒れるぞ? これだからペットなんて嫌なんだよ」
イズ「俺もペットは反対だな。姉さんに愛されるのは俺一人で十分…」
メリ「我に愛されし不幸を呪うがよい!星よ降れ!」
イズ「あん」
ヴォル「飼育費がどれだけかかると思っているんだ? 私は犬畜生のために、毎食のおかずを一品失うのは嫌だぞ?」
メリ「じゃあ食費がいらない生き物ならいいの? 例えばアーリマンとか」
ヴォル「目薬代がいくらかかると思ってるんだ? 一回50ギルだぞ? 安いカップ麺なら5個は食えるぞ? 私ならカップ麺5個食うな。私なら15分ぐらい待てるな」
メリ「お金のことばっかりね…」
ヴォル「そんなにペットが欲しいのなら、私をペットにするがいい。ほーらライオンだぞー」
メリ「!!」
イズ「!!」


ロー「どうでした? ペットは買ってもらえたんですか?」
メリ「ライオンを飼うことになったんだけど、二足歩行だし、半裸だし、可愛くないし、加工食品しか食べないし、手間だから除名したわ。結局イズルードをペット視することで落ち着いた」
ロー「ならば私をペットにしてくださいよ!!」
メリ「変態ばっかりね…」


158 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/04/11(水) 21:35:44.04 ID:xSCqLihw0
ヒュドラ「オレは番犬より役に立つぜ」
最終更新:2012年11月02日 09:55