430 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/11(木) 02:06:36.02 ID:9A3Vp0Q0O
メリ「今日、神殿騎士団に新しい仲間が来るらしいわ」
ロー「楽しみですね」
クレ「どんな奴だ?」
バル「イケメンは来るなよ」
ヴォル「みんなに新しい仲間を紹介しよう。ホワイトナイトのウィーグラフだ」
ウィ「ホワイトナイトのウィーグラフだ」
メリ「……」
ロー「お前かよ…」
クレ「…テロリスト枠はバルクで間に合ってるんだよ」
バル「イケメンは来るなって…」
ヴォル「そう残念そうな顔をしてやるな。腕は確かだ」
ウィ「…なんだこの、端からべっぴんさん、べっぴんさん、一人飛ばしてクソうんこは」
ヴォル「端からメリアドール、ローファル、クレティアン、バルクだ。端から嫁、下僕、無、カスだ」
メリ「娘のメリアドールよ。たとえ世界がどうなろうと、あの人の嫁にはならないから誤解しないで」
ウィ「…娘キャラか。まぁいいだろう」
ロー「せっかく転入生イベントに期待していたのに私が誘った奴かよ…」
ウィ「大体分かれよ」
クレ「…貴様、学歴は?」
ウィ「…声がする。気のせいか?」
バル「お前のことは知っている。骸なんとかの理念は偽善的だが、クソ貴族どもに抗う姿勢は評価できる。お前はいい奴だ。お互い頑張ろうぜ」
ウィ「なんだこの燦然と輝く太陽のような見上げたカスは…」
メリ「ここには居ないけど、神殿騎士団にはもう一人、イズルードっていうのが居るのよ。私の弟」
ウィ「なんだとッ!」
メリ「…えっ?」
ウィ「姉キャラだとッ!?」
メリ「…姉キャラだけど?」
ウィ「うおお!姉キャラなんて都市伝説だと思っていた!こんなところで会えるなんてマジ感動した!失礼だが君の年齢は?」
メリ「…20だけど」
ウィ「自分の妹より若い姉キャラとかマジかよッ!」
ロー「実は容姿の関係から私の妹という説があって…」
ウィ「水を差すな水色野郎。姉キャラを汚すな。お前は変なことを言わずに真面目に普通にしてろ通常野郎」
ロー「…どんなキャラに見られてるんだ、私は」
ウィ「人生ってのは無い物ねだりの連続だ。姉も地位も名誉も…、無いから持つ者から奪うのさ…」
バル「…そこはかとなく同意をしておこう」
ヴォル「そこはかとなくイズルードの命が危なくなったところで、もう一人の新しい仲間を紹介しよう。ホーリーナイトのディリータだ」
ディ「ホーリーナイトのディリータだ」
メリ「よろしく。ここには居ないけど、イズルードという私の弟が…」
ディ「姉キャラだとッッッ!」
434 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/15(月) 00:58:31.85 ID:UUy8habkO
メリ「早くオーボンヌ修道院へ行きましょう。弟の仇と、あなたの妹が待ってるわ」
ラム「えー…。まだディープダンジョンを攻略してない…」
メリ「オーボンヌ修道院だって攻略してないでしょ?」
ラム「そういえばメリアドールの攻略もまだ完了してないな。そうだサイゴンへ行こう!」
メリ「寄り道否定派の私をサイゴンに連れて行って攻略できるとでも?」
ラム「始まりとは常に些細なことをきっかけに起こるものだ。ダンジョン攻略は僕達、男女の心を繋ぐbridgeになってくれるさ。高難易度なら尚更な…」
メリ「そこまでしてダンジョン攻略に固執する理由は何?」
ラム「そんな装備で大丈夫か? tigerと契約した君の親父にケンカを売るんだぞ? カオスブレイドとブラストガンとナパーム弾ぐらいは用意していかないと簡単にterminateされてしまう…」
メリ「セイブザクィーンとイージスの盾があれば大抵の敵は大丈夫よ」
ラム「…侮るなよ、奴は強い。君は知っているはずだ…。自分の息子や特に罪のないリオファネスのvalkyriesでさえ簡単にterminateする、地震雷火事voyageのhorrorを…」
メリ「…確かに。父、ヴォルマルフの強さは尋常じゃなかったわ。今思えば、かなり人間離れしてた…。子離れはできていなかったけど」
ラム「ミュロンド寺院での戦いの時、奴はルカヴィと契約してもなお、娘への愛情は捨て切れていないように見えたな。もっとも、僕の君に対する愛情はヴォルマルフよりもディープダンジョンよりも深いがね」
メリ「地下10階ぐらいだと微妙な愛ね。父さんは騎士剣二本分ぐらいは愛してくれたわよ?」
ラム「くっ、ならば僕はディープダンジョンで手に入れる予定の三本の騎士剣を君に与えよう!…おのれヴォルマルフめ。まさかヴォルマルフと三角関係になるとは思わなかったぜ…」
メリ「デルタな関係ね」
ラム「くっ…」
メリ「ちなみに騎士剣はもう間に合ってるから要らないわ。それより、一刻も早くオーボンヌ修道院に攻め込むことが私に対する一番の愛情表現よ」
ラム「…僕は愛するより、愛されたいんだよ」
メリ「じゃあ尚更オーボンヌ修道院よ」
ラム「くっ…、ダンジョン攻略を諦めるしかないのか…? いや待てよ、ダンジョン最深部にあると言われている伝説のサーペンなんたらの聖石の奇跡にかけて…」
メリ「だからダンジョンから離れなさいって!」
436 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/19(金) 02:13:28.88 ID:eHwVTfZwO
イズ「ただいま」
メリ「お帰りなさい。ご飯にする? それともお風呂にする?」
ヴォル「それとも死ぬ? 強甲破点突き!」
イズ「ウボァー」
メリ「お湯が冷めちゃうから先にお風呂に入って。あっ、ご飯も冷めちゃうからどっちもどっちか…」
イズ「うぐっ…。と、とりあえず傷薬が欲しいかな…」
ロー「姉の無償の愛に対してそれ以上のものを求めるとは…。頭は晒すわ、フードはつけないわ、髪は見えてるわで最低だな貴様。水色フードで貴様もロー人形にしてやろうか? 星天爆撃打!」
イズ「ウボァー」
メリ「お仕事お疲れ様。聖石は見つかった?」
イズ「うごご…。と、とりあえず仕事の話をする前に完全に二人きりになりたいな…。どこからか変な攻撃が飛んでこないような安全な密室でさ…」
クレ「腐っても神殿騎士の貴様が、実の姉を密室に連れ込んでいかがわしいことをしようなんて神をも恐れぬ異常性癖者め。嫉妬に狂った私のダークホーリーを受けて塵となれ!グラビガ!」
イズ「ウボァー」
メリ「…そうね。じゃあ密室ついでに先にお風呂にしましょうか。久しぶりに私が背中を流してあげるわ」
イズ「はぁ…はぁ…。そんな興奮するようなことを言うけど、どうせ姉さんは服どころかフードも脱がないだろ…?」
持たざる者「どんだけ贅沢なんだよ!姉に背中を流してもらうなんて俺達では大金を積んでも叶わない夢なんだよッ!リア充死ね!足を狙うッ!」
イズ「いてッ!」
メリ「たとえ弟の願いでも、フードを脱ぐことは絶対にありえないわ。でも誤解しないで、フードと同じくらい弟のことも大事に思ってるからね」
イズ「はぁ…はぁ…。言われなくてもわかってるよ…。だって姉弟なんだから…」
教皇「死ね!反撃タックル!」
イズ「ぐはっ!俺が何をした…?」
メリ「フードとイズルードは私が守る!」
ラム「敵が現れたらすぐジャンプして居留守を使う居留守ードなんて守る必要はないよ。クソッ!弟だからってメリアドールに過剰に気遣われやがって!嫉妬にまみれた投石をくらえッ!」
イズ「いてっ!姉さん…、結構頑張ったけど、もうダメだ…死ぬ…。俺のぶんまで…生きてくれ…」
メリ「!!」
イズルードの肉体は消滅し、シャンタージュへと姿を変えた…
メリ「…イズルードが…香水に…?」
神殿騎士団「…死因は投石か。犯人は嫉妬に狂った異端者ラムザと考えて間違いないだろう…。おのれ異端者め、酷いことをしやがる…」
ラム「そんなッ!」
439 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/22(月) 23:08:08.97 ID:HRHUdZRVO
メリ「強甲破点突き!強甲破点突き!」
クレ「剣の修行もいいが、たまには魔法の勉強もしないとバカになるぞ?」
メリ「あなたのほうこそ、勉強ばかりして運動を怠っているとバカになるわよ?」
クレ「それはない。スポーツはたまに自分を裏切るが、勉学は決して自分を裏切らないからな。私は徒歩という運動中に足の小指をタンスにぶつけて肋が折れたことがある」
メリ「バカじゃないの?」
クレ「魔法職はそんなバカなことを避けるってことさ。魔法職は飛行移動で足への負担を軽くしながら逃げ回りつつ、遠くから敵に嫌がらせをし、仲間を援護して出世を狙う、自分の命を第一にした合理的な戦闘員だ。安全だから女性にもオススメ」
メリ「安全? 私はまずホイミスライムから倒すタイプだけど」
クレ「そう言われると確かに危険かもしれない。確かに敵側に私がいれば、私は私を最優先で狙うだろう。鬱陶しい奴は嫌われる。それは道理だ。だから私は狙われる。私は鬱陶しい」
メリ「勝手に超解釈して勝手に受け入れて何がしたいの?」
クレ「私はできる限り合理的な人間で在りたいからな。欠点やクレームも全て受け入れて自分の成長の糧にしてみせるさ」
メリ「自分の鬱陶しさを受け入れるのなら、そろそろ消えてくれない?」
クレ「逆に聞こう。魔法職のメリットってなんだ?」
メリ「魔法職の人に聞いてよ。鬱陶しい」
クレ「剛の者から見る魔法職への意見が聞きたい」
メリ「魔道士に対して脅威を感じたことはあまりないけど、何をしてくるかわからない不気味さはあるわね」
クレ「つまり、攻撃手段や行動の多様さがメリットだと言えるな」
メリ「…そうね」
クレ「ならばお前も魔法を習得してみたらどうだ? もし敵にメンテナンスチキンクソ野郎が居た場合でも、時間を持て余すことは無くなるぞ。さぁ、さっさと教えを乞え剛剣しか取り柄のない凡人娘よ」
メリ「確かに魔法は覚えておいて損はないと思うけど、自分が少しでも優位に立てると思ったらグイグイ来るわね。この軟弱男は」
クレ「手取り足取り、私がオイシイ魔法だけを効率的に教えてやろう。なんたって私の魔法は全魔法だからな」
ロー「お嬢さん、魔法の学習でしたらゾマーラ魔法学習塾を経営する私にお任せを。なんたって私の魔法は全魔法ですから」
メリ「…そうね、じゃあお願いしようかしら。ディバインナイトのあなたが師なら色々と安心だわ」
クレ「チートキャラ死ねッ!」
441 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/24(水) 18:42:40.43 ID:lh5zrSOrO
ラムザ「メリアさんフード取ってもらえますか」メリア「駄目よ。何度言わすの」
ラムザ「実は…定員オーバーでそのフードを見たらもう吹っ切れますから」
メリア「ひどい人」
ラムザ「でも僕にキスをしてくれるならずっと一緒です」
メリア「その条件受けてたつわ」
443 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/27(土) 01:51:09.70 ID:bGrqDECyO
メリ「父さん」
ヴォル「好きだ」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。どうしてそんなことを聞く? ついに我が嫁にジョブチェンジする決心がついたか?」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「ああ父親さ。父親は偉大だ。唯一無二の存在だ。娘と寝食を共にし、一緒に入浴し、一緒に没落できる権利を持つ勝ち組だ。私はメリアドールを生み出した唯一の存在であり、その偉大さは神に等しい」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「父親は神だ。どんなにすげーメリアドール萌え野郎でも創造神である私には逆らえない。どんなに高学歴イケメンでも、私が許さぬ限りメリアドールと結婚することはできない。メリアドールに関連するあらゆる事象において、私は神だ」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「だが、神の存在を脅かす者が現れた。それはイズルードだ。飛べるやつ。奴は偉大なる神の御前で娘といちゃつきだした。奴は無知で弱者であることを逆手にとり、娘の生類憐れみの精神に付け込んだ」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「父親は偉大だ。しかしイズルードがそこそこ生意気な年齢に達した頃、娘はイズルードに没頭してしまった。娘は父親への敬愛を忘れてしまった」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「ある日娘はペットにしたいとチョコボを連れてきた。飛べるやつ。黒いやつ。私は拒絶した。それを許せば私の存在がますます娘の目に入らなくなってしまう。だから私はそいつを密猟して目薬にしてやった。皮肉を込めて。私は嫌われた」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「ある日私はイズルードを他県に転勤させることにした。サラリーマンなんだから当然だ。勤務地は地獄。弟が無間地獄に転勤したことを娘に伝えると死ぬほど泣かれた。その日から娘の顔から笑顔が消えた。でも会話できて少し嬉しかった」
メリ「父さん、あなたは本当に父さんなの?」
ヴォル「…そんなこんなでイズルードがそこそこ生意気な辺りから実はライオン」
メリ「やっぱりあなたは父さんじゃなかったのね冥界恐叫打」
ヴォル「ウボァー」
447 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2012/10/31(水) 23:23:44.00 ID:LlyihroWO
ヴォル「ラムザはランベリーに向かっているらしいから、エルムドアと協力して倒すといい。エルムドアがある程度ピンチになってからドアを開けるのがオススメだ。あと新しい騎士剣をやろう。がんばれ」
メリ「…そ、そう? なんか色々ありがとう」
ヴォル「時に娘よ。我々がダイスダーグ卿に聖石を贈ったことに疑問を抱いているか?」
メリ「…それなりに」
ヴォル「そうか。疑問を持つことは良いことだ。行ってこい」
メリ「珍しく止めないのね」
ヴォル「騎士は自分の子を千尋の谷でどうこうするという。たまには奔放娘を遠くで見守る親父も悪くない。行っといで」
ロー「もう行きましたよ」
ヴォル「…マジかよ。落ち着きがない娘だ。あのアクティブすぎるところと頭部はお前に似てしまったんだろうな。教育に良くない野郎だよ、お前は」
ロー「…それはどうも」
教皇「ところで、ダイスダーグにカプリコーンを贈ったのはなぜだ? カプリコーンはわしの生まれの星座でお気に入りだったのに…」
ヴォル「お前は疑問を持つな。バカでいろ」
ロー「憤怒の霊帝はまだ契約をとれていないようですね。憤怒の霊帝ほどのイケメンからの呼びかけに応じないなんてダイスダーグの野郎どんだけお高くとまってんだ」
ヴォル「人間とベリアスの縁談を取り持ってくれたラムザなら上手いこと長兄も煽ってくれるさ。長兄が不正に聖石を所持していることを知れば、きっとラムザは兄に立ち向かい、長兄は憤怒し、ザルバッグは乱心する。そしてベオルブ家は破滅する」
ロー「ダイスダーグネタは何かと炎上しますからね…」
ヴォル「お前は長兄の扱い上手いよな。私もザルバッグと仲良く裏で聞いてたが、キノコの話題一つで、あの場にいた全ての人間を乱心、沈黙させたからな。お前の陰陽話術には脱毛したよ」
ロー「私の全話術のおかげで憤怒召喚の準備は整いました。あとはきっかけさえあれば」
ヴォル「娘がラムザと接触した際に、長兄が聖石を不正取得したスキャンダルを報じてもらい、あとはラムザに暴れてもらう作戦だ。娘の話術にも期待」
メリ「私も行かせて。父がどうしてそうなったのか知りたいのよ。それに…」
ラム「それに?」
メリ「なぜ聖石をダイスダーグ卿に贈ったのか疑問だわ」
ラム「何だって!兄さんが大変だ!急がなければッ!ディープダンジョンへ!」
メリ「それよりミュロンドでしょ!」
ヴォル「その前にイグーロスだよッ!」
クレ「その前にドーターへッ!」
最終更新:2012年11月02日 10:59