梵我一如

ブラフマンアートマンとが本質的に一体であるという思想

ブラフマン」は宇宙の最高原理として、「アートマン」は個体の本質として
先行する時代からすでに重要な概念となっていた。

ウパニシャッドは一歩を進めて両者を神秘的に同一化したのである。
そしてそしてその同一化を成り立たせたのが「呪法の論理」であり、
大宇宙と小宇宙との同質的対応の思想であった。

「このアートマンは、まさに、ブラフマンである」という宣言は、
ウパニシャッド哲学の核心を端的に表明したものである。

ブラフマンアートマンの内容をさらに進んで規定したのは以下の二人である

ウッダーラカ・アールニ 実在論的な傾向を代表する哲人
ヤージニャヴァルキヤ  観念論的傾向を代表する哲人






最終更新:2007年07月28日 12:59
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