ブラーナ

「呼吸する」を意味する sn からの派生語で、気息を、
さらに生命原理としての生気を意味する。

『チャタパタ』に、「人間にはこれら十種の機能がある。
アートマンは第十一番目のもので、それにこれらの諸機能は依存している。」
と述べられている。


人間の視覚・聴覚など十種の機能はすべて生気の働きと考えられる。
人間の諸機能が互いに優位を争ったが、
気息がなければ他の諸機能は生きていけないので、気息の優位が確定し、
その他の諸機能もそれにあやかってブラーナとよばれるようになった、という説明が
チャーンドーギヤ』にある。







最終更新:2007年07月12日 02:05
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