パクダ・カッチャーヤナ

(Pakudha Kaccayana) - 七要素説(地、水、火、風、苦、楽および命)。
六師外道の一人

やはり唯物論者で、原子論を説いた。

彼の説によると、
人間の各個体は七つの集合要素、すなわち地・水・火・風の四元素と
苦・楽と生命(霊魂)とから構成されている。
これらの七要素は作られ創造されたのではなく、他のものを産み出すこともない。
これらは山頂のように不変であり、石柱のように安定している。
互いに他を害うこともない。故に世の中には、殺す者も殺される者もなく、
教えを聞く者も聞かせる者もなく、識別する者も識別させる者も存在しない。
利剣を以て頭を断つとも、これによって何人も何人の生命を奪うこともない。
ただ剣刃が七つの要素の間隙を通過するのみである。









最終更新:2007年07月28日 11:43
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。