プーラナ・カッサパ

(Purana Kassapa) [不蘭迦葉]
六師外道の一人

徹底的な道徳否定論者で、虚言・略奪(りゃくだつ)・姦通(かんつう)・殺人も悪とは認めなかった。

プーラナ・カッサパは、奴隷の子として牛舎で生まれた。
その主人のもとから逃れ、そのとき衣を取られて以来、裸形でいたといわれる。
つまり彼によると、生きものおよび人間の体を切断し、苦しめ、悲しませ、おののかせ、
生命を奪い、与えられざるものを取り、
家宅侵入・掠奪・強盗・追剥・姦通・虚言などをしても、少しも悪を為したのではない。
悪業に対する報いも存在しない。また祭祀を行っても、施し、克己、感官の制御、
真実を語ることによっても、善の生ずることはなく、また善の報いも存在しないという。











最終更新:2007年07月28日 11:43
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