大深度戦争末期に設立された「地下世界停戦委員会」を母体とし、人類の生活圏全域を統括する機関。その構成は大深度戦争を生き残った主要な企業、組織、レイヴンらの代表による。 元々地下世界停戦委員会は戦争終結と同時に解散する予定であったが、疲弊した企業体だけでは人類の生活環境を再編する事は不可能と判断された事から、全ての企業の上に立ち、監督する組織として機能している。
大深度戦争の調停機関「地下世界停戦委員会」を前身とする、汎地球規模の統治機構。
前作における火星でのクーデター事件以来、秩序回復のための急速な武装強化を推し進めているが、その行為は各企業体の危機感を煽り、政府の思惑とは裏腹に情勢の混迷ぶりを助長している。また、軍事力強化を急ぐあまり、最大の使命であるはずの地上移住計画は滞りがちであり、それへの反発から、
インディーズ等の地下世界の住人を中心とする複数の反抗勢力も誕生している。地球・火星を通じて、最大の権力と軍事力を有する組織であることに変わりはないが、他の組織との戦力差はむしろ接近する傾向にあるため、政府内でも積極的な武力行使に対する慎重論が盛んになりつつある。
最終更新:2012年04月16日 22:54