アロンダイト

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アロンダイト(英語: Aroundight, Aroundyȝt)とは、中世イギリスの騎士道物語詩に登場する剣である。

概要


俗にアーサー王伝説に登場する騎士ランスロットの剣とされているが、『ブリタニア列王史』(12世紀中頃)や『アーサー王の死』(15世紀後半)などの、いわゆる「アーサー王伝説に属する作品」には登場していない。

初めてその名が登場するのは、14世紀初頭の中英語詩『ハンプトンのビーヴェス卿(ビーヴィス卿)』の異本(ケンブリッジ大学キーズ学寮蔵 175 写本など)である。アロンダイトはこの詩の中でビーヴェス卿の息子ガイ卿の剣として登場するが、同時に「元々はランスロットの剣であった」という故事が語られている。

近現代に入り、エベニーザ・コバム・ブルーワー(英語版)の故事成句辞典『Dictionary of Phrase and Fable』(1898年)や、コンピュータゲーム・TRPG系の出版社である新紀元社発行の武器資料集『聖剣伝説』(1997年)などで、出典が定かでないにもかかわらず「ランスロットの剣の名はアロンダイト」と紹介されたため、この認識が広まった。
最終更新:2013年03月07日 22:48