カーテナ

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カーテナ(英語: Curtana, Cortana, Courtain)とは、イギリス王家に代々伝わる剣の名称である。カータナ、クルタナ、コルタナ、コルタン、クールタンなどと音写されることもある。この名称はアングロフランス語のcurtein,遡ればラテン語のcurtus(短くされた、詰められた)に由来し、その名の通り切っ先が無い形状をしている。無先刀、無鋒剣などと訳されることもある。

慈悲の剣(Sword of Mercy)とも呼ばれ、天界正義の剣(Sword of Spiritual Justice),俗界正義の剣(Sword of Temporal Justice),献納の宝剣(Jewelled Sword of Offering),国剣(Great Sword of State)などとともに、連合王国の戴冠宝器(クラウンジュエル)の一つに数えられている。ピューリタン革命で一度失われたが、チャールズ2世の代に作り直された。1953年にエリザベス2世の戴冠式で使用された。現在はロンドン塔の宝物館に展示されている。

トマス・ブルフィンチは、カーテナを中世フランス武勲詩に登場する英雄オジェ・ル・ダノワの剣とする伝承を紹介している。伝承中ではローランの剣デュランダルやシャルルマーニュの剣ジュワユーズと同じ材料、同じ製法で鍛えられたとされている。さらにそれ以前は、『トリスタンとイゾルデ』や『アーサー王物語』に登場する英雄トリスタンの剣であったとする伝承も存在する。オジェに与えられた際に、オジェに合わせて「短く詰められた」ため「カーテナ」と呼ばれるようになったという。
最終更新:2013年03月07日 22:56