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PULLTOPの作品。通称かにしの。
まず、一言。
こんなエロゲーみたことない。
長くなりそうなので、項目ごとに。
PULLTOPの作品は何と言ってもシナリオがイイ。
「先が読めないシナリオを作るかに必死になってるんじゃないか?」
と思うぐらい奇抜。例えば、いきなりソフトボール大会が
始まったり、学園物なのに洞窟探検になったり、お父さん扱いされたり。
エロゲーにしておくのはもったいない。
大きく分けて2種類あって、本校系と分校系がある。
面白さでは分校系。人に対する視点の違いや、逆転の展開が面白い。
萌えでは本校系。殿子で撃沈。リーダさんでとどめ。
ただ、どれもこれもハッピーエンドで温かさが感じられる。
その点がPULLTOPならでは。
アニメ化するのも良いけど、結構話が込み入っているので、つらいかも。
小説なんかにすると受けるはず。
ESCキーで画面が最小化する不思議系システムw。
一言文句を言うならば、configメニュー内部に「タイトル」と「終了」
があるのは分かりにくい。
一人一人コメントを。
みさきち:一番声がうまい。ノリがよくて、相棒の奏との漫才が最高。
個人的には奏も攻略したかった。
殿子:ちぃ→姉さん女房。
しゃべり方がちょびっツの「ちぃ」みたいでバカにしてたら、実は一番いい娘
だったというからびっくり。しっかりしてて、まるで姉さん女房。
みやび:ニヤニヤがとまらない。実に良いツンデレ。
ツンデレで幼女体型というお約束。が、理事長という立場という設定はうまい。
奏:繰り返しが独特
攻略対象じゃないけど、個性的なキャラ。感情的になると
「わわわっ。それ不当不当!!」みたいになる。ただ、イントネーションが面白い
から聴いていて不快じゃない。声は好み。
すみすみ: 桜の精
お約束のツンキャラ。秋葉みたい。というか委員長キャラ。
一応ツインテールだし。
しのしの: 新ジャンル「逆恨みっ娘」
ものすごく人見知りが激しいくせに、主人公のことを逆恨み
して嫌がらせをする。お嬢様らしいお嬢様。主人公への態度の
変化がよく描けている。
邑那ちん: the 策士
このシナリオは予想できなかった。まさか、という逆転が
あって面白い。植物園の花も伏線になっているところがイイ。
コハッキーも顔負けの策士。最近は珍しい。
リーダさん:メイドの鏡。
本当に良く出来たメイドさん。雪さんみたいな万能じゃない。
しっかりしているように見えるけど、中身は普通の女の子
という設定が反則的w。ワインの話は秀逸。
主人公を主人と認めたお祝いに、形見のワインを開ける。
そしてこう言い放つ。
「お気になさらずに。これをお飲みになるのは私が生涯お仕えする
方であるなら、これはずっと私の傍に居てくれることになりますから。」
「ボトルのまま置いておくか、自分で歩き回るか、ただそれだけの違いで御座います。」
これは、反則w。
普通の曲が多いけど、定番はやっぱりしんみり系。
個人的には「やんややんややんや」が好き。
長々と書いたけど、これは間違いなく名作。
人を信じることの大切さを教えてくれる。
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日記] - &trackback() - 2007年10月23日 21:20:00
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最終更新:2007年10月23日 22:22